6月から9月にかけて開花する花をいろいろ調べていて
目に留まった花が スイレン
「スイレン」という花
言葉としては馴染み深いのに、
思い返してみると、スイレンの花を「これがスイレンの花」というように
ちゃんと見たことが今までなかったように思います
今日は、そのスイレンを訪ねて、滋賀県草津市にある 「水生植物公園 みずの森」に出かけてきました
いつものように、山陽自動車道、中国自動車道、そして名神高速道路と走り、栗東ICで降り、20分ほどで
琵琶湖に三角形のような形で突き出た烏丸半島へ着きます
ここに県立琵琶湖博物館と、この「水生植物公園みずの森」があります
まさに、琵琶湖のほとりに位置しています
この半島の東側には日本で有数の蓮の群生地があるのですが、時期は7月下旬ごろだそうで、
7月25日、26日に「はす祭り」が開かれるそうです
公園内は四季を通して楽しめるように花が植えられていますが
水生植物をメインに園内は設計デザインされています
正面ゲートを入ると、大きな鉢植えのハスの花、そして、スイレンの鉢が置かれています
私の認識不足だったのですが、スイレンというのは池のような広い場所でないと育たないのかと思っていました😅
こんな風に栽培できるのですね💦
このようなスイレンの鉢が花の種類ごとに置かれていたり、
細長いスイレンの栽培池のようなところにも綺麗な花を咲かせているスイレンがたくさん!
鉢植えにしたものを水を張った大きな鉢に沈めて栽培するのだそうです
鉢植えの場合は、芽がのぞくように浅植えにしてかまわないとか
スイレンは花も葉も水に浮かびます
花はちょっとだけ飛びだすように咲き、葉っぱは丸くて1箇所だけ切れ込みがあります
この姿がとても可愛らしく思えますね😊
園内には「花影の池」という大きな池があります
フラワーバスケットと水生植物を組み合わせた素敵なウォーターガーデンです
スイレン、ハス、その他の水生植物がとても美しくデザインされていました
この「花影の池」に植えられているこの背の高い草
ゆうに2メートルはありましたが、何かわかりますか?
アレンジメントで何度も使ったことがある草です
答えは「フトイ」
実は、私はフトイがこのような水生植物とは全く知りませんでした😅
それもこんなに丈が高くなるものだとは。。。
こんな風に、植物園巡りをしていると、普段アレンジメントで切花としてしか見たことがない植物が
実はこんな生態だったのだと、わかることがよくあります
楽しい発見ですね😊
公園内の中央には「ロータス館」と施設があります
こちらのアトリウム(温室)には熱帯原産の水生植物が展示されています
中でも、熱帯スイレンはその花の色がとても鮮やかで美しく、
また、葉も日本のスイレンよりも大きく、独特の模様のあるものもあります
園内を一通り見たあと、ロータス館にある喫茶でコーヒータイム
ちょうど「花影の池」が目の前に見える席
平日にこんなにのんびりしてもいいかしらね~などと思いながらも
しばしボーッと水辺の花たちを眺めていました😊
花はそれだけで十分美しいものですが、
水と花
この組み合わせは
殊の外安らぎを感じるものですね
7月末のハスの花の時期には、是非、また訪れてみたい素敵な公園 みずの森
案外近い場所で、こんな素晴らしいハスの群生地があるなんてラッキーです😊
そうそう、スイレンというい名まえ
漢字で書くと「睡蓮」が正しいのです
花が昼に咲きはじめ、日の入りには眠るように閉じてしまうことから「スイレン(睡蓮)」と名付けられたそうです
属名は「Nymphaea(ニンフェア)」
ギリシア神話の水の妖精「Nympha(ニンフ)」にちなんだもの
英名は「water lily(ウォーター・リリー)、water nymph(ウォーター ニンフ)
どの名まえも素敵です(^_^)
そうそう、公園出口にこんなボードがかかっていましたよ😊
訪れる時は是非、朝一でお出かけくださいね(笑)