く
フラワーアレンジメントコースのレッスンも
あと残すところ2週
今週は各グレードとも「しめ縄飾り」の制作です
Basic,Gradually: 華福
Professional: 華雅
しめ縄飾りは
毎年恒例のようにレッスンで作る方もいれば
何年も在籍しているベテランの生徒さんでも
一度も作ったことが無いという方も
いらっしゃいます
ヨーロピアンのしめ縄は
サイズも大きく
いわゆる普通の「しめ縄」というよりは
かなり装飾性が高く
お部屋のインテリア飾り、
壁飾り的なデザインです
使用花材のレイアウトで
作り手によってはかなり違う雰囲気のものが出来上がります
制作している方たちがよく仰るのは
「何だか工作しているみたいだわね😅」
という言葉
確かに…
まず、壁のフックにかける為のリングを
ワイヤーで作る
次に、花材を挿すための土台となる
フォームを設置するために
やはりワイヤーを使って縄に取り付ける
この2つの工程を踏まなければ
花材の配置は出来ないのです
恐らく、「工作みたい」というのは
この辺りの作業の事だと思います
でもね…
これさえ済んでしまえば
あとは花材の配置、レイアウトです😊
普段のレッスンで培われた
アレンジの腕が
ここで発揮されるのです😊
と、いうか、
その方の腕がわかるのです😨
しめ縄花材は生花ではありません
全ての材料がほとんど作り物、
いわゆる
造花(アーティフィシャルフラワー)なので
長さを調整するだけで
すぐに挿せます
でも
生花ではない、造花のアレンジメントを
軽く見てはいけません
結構やり甲斐あるのです
本当に基礎的な所を抑えていないと
「ステキ」な作品は
できないのですよ😅
例えば
①フローラルフォームを隠す
②花材にアップダウンを付けて立体的に見えるようにする
③隣合う花材の配色
④一つ一つの花綺麗に見えるようにするには
どう配置したらいいのか
⑤全体のバランス
⑥左右アシンメトリーでありながら
左右の釣り合いが取れるようにする
などなど…
実際にレッスンに参加して制作している生徒さん達は
今挙げたような事をどれほど具体的に考えているかどうかはわかりませんが、
私が皆さんの作品を見る時は
上に挙げたような点に
常に着目しています😆
脅かしている訳ではありませんが
「しめ縄飾り」だからといって
いつものアレンジメントのレッスンと
違う訳ではなく
同じ
なのです😊
テキスト掲載デザインと同じものを作る必要はありません
何か「自分はこうしたい、こう作りたい」という部分を見せていただければ
私も嬉しいです🤗
さて
私も毎年
「しめ縄飾り」の花材を調達して
制作しています
今年も作りました(*^。^*)
ただ、あまり皆さんの参考にはならないと
思います(--;)
全然テキストを無視して
作っていますから😅
いつも大きなサイズにするので
松ピックは長さが足りず
今年は長めの三本に枝分かれした松を2本用意
その他、かなり大きな菊
キラキラシダ、
赤い実物
ゴールドの実物をプラスしています
何度も壁にかけては
離れた場所から全体を確認して
花材の配置場所を調整しました( ˊᵕˋ ;)💦
少し時間がかかりましたが
納得の仕上がりです(*^。^*)
レッスンに参加した皆さんも
かなり真剣に取り組んで
それぞれの作品を仕上げて頂きましたよ😊
今回特にプロフェッショナルの
「華雅」は縄を丸めずに長く垂らしたデザインにしたいという方も数人いらして
それぞれ自分の作品をイメージしたプラス花材を用意されていました。
全くテキストの作品とは違いますが
素敵な仕上がりになりました
☺️
BasicやGradually の方は
ご自分でプラス花材を用意するのは
多少難しいかもしれません
また、何かプラスしないと作れないわけでも
ありませんが
しめ縄飾りのようなデザインの
自由度の高い作品は
思い切って個性的にしあげるのも
楽しいものです🤗
まだ一度もしめ縄飾りを作ったことがなければ
是非来年
チャレンジしてみて頂きたいと思います
(*^-^*)