フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2019年 今週のレッスン 花迎え ~正月のお花~

2019年12月26日 | 初めてのいけばな
今週で今年のレッスンも最後
お正月の花のレッスンです

教室に配送される花材は
例年のように
今はまだ咲いていません
今から満開では
お正月まで持ちませんものね😅

咲き加減は
もちろん、各教室によって差はあります

まず、白と黄色の輪菊
咲いていません😨
ユリはかなり差があり
蕾のところもあれば、
1輪は咲いている場合もありです

Professional のデザインは
毎年変わりますので
そのデザインにのっとって制作しても良し👌
また、花材を追加して
オリジナルデザインで制作も良し👌

また、BasicやGradually も
テキスト掲載のデザインにこだわる必要は

最後のレッスンですので
楽しんで作ってください年😊

さて、私は今年は
「匠(TAKUMI)」を作りました🤗

見た事のないブルー系の染めマム!
生の花とは思えない
ビックリする色合いで
思わず「えーえー…😑😳!」と
呟いてしまいましたが
胡蝶蘭やモカラの濃いピンク色と
合わせてみると
アリ!だと思いました🤗
ちなみに
染めハボタンはあまりにも小さすぎて
バランスが取れず
普通のハボタンを追加しました😅







さて、教室の皆様のお正月花
こんな仕上がりになっています🤗






















































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2019年  今週のレッスン  12月17日~12月23日 華福、華雅 ~しめ縄飾り~

2019年12月19日 | 今週のレッスン
フラワーアレンジメントコースのレッスンも
あと残すところ2週
今週は各グレードとも「しめ縄飾り」の制作です

Basic,Gradually: 華福
Professional: 華雅

しめ縄飾りは
毎年恒例のようにレッスンで作る方もいれば
何年も在籍しているベテランの生徒さんでも
一度も作ったことが無いという方も
いらっしゃいます

ヨーロピアンのしめ縄は
サイズも大きく
いわゆる普通の「しめ縄」というよりは
かなり装飾性が高く
お部屋のインテリア飾り、
壁飾り的なデザインです
使用花材のレイアウトで
作り手によってはかなり違う雰囲気のものが出来上がります

制作している方たちがよく仰るのは
「何だか工作しているみたいだわね😅」
という言葉

確かに…
まず、壁のフックにかける為のリングを
ワイヤーで作る

次に、花材を挿すための土台となる
フォームを設置するために
やはりワイヤーを使って縄に取り付ける

この2つの工程を踏まなければ
花材の配置は出来ないのです
恐らく、「工作みたい」というのは
この辺りの作業の事だと思います

でもね…
これさえ済んでしまえば
あとは花材の配置、レイアウトです😊
普段のレッスンで培われた
アレンジの腕が
ここで発揮されるのです😊
と、いうか、
その方の腕がわかるのです😨

しめ縄花材は生花ではありません
全ての材料がほとんど作り物、
いわゆる
造花(アーティフィシャルフラワー)なので
長さを調整するだけで
すぐに挿せます

でも
生花ではない、造花のアレンジメントを
軽く見てはいけません
結構やり甲斐あるのです
本当に基礎的な所を抑えていないと
「ステキ」な作品は
できないのですよ😅

例えば
①フローラルフォームを隠す
②花材にアップダウンを付けて立体的に見えるようにする
③隣合う花材の配色
④一つ一つの花綺麗に見えるようにするには
どう配置したらいいのか
⑤全体のバランス
⑥左右アシンメトリーでありながら
左右の釣り合いが取れるようにする
などなど…

実際にレッスンに参加して制作している生徒さん達は
今挙げたような事をどれほど具体的に考えているかどうかはわかりませんが、
私が皆さんの作品を見る時は
上に挙げたような点に
常に着目しています😆

脅かしている訳ではありませんが
「しめ縄飾り」だからといって
いつものアレンジメントのレッスンと
違う訳ではなく
同じ
なのです😊

テキスト掲載デザインと同じものを作る必要はありません
何か「自分はこうしたい、こう作りたい」という部分を見せていただければ
私も嬉しいです🤗

さて

私も毎年
「しめ縄飾り」の花材を調達して
制作しています
今年も作りました(*^。^*)
ただ、あまり皆さんの参考にはならないと
思います(--;)
全然テキストを無視して
作っていますから😅





いつも大きなサイズにするので
松ピックは長さが足りず
今年は長めの三本に枝分かれした松を2本用意
その他、かなり大きな菊
キラキラシダ、
赤い実物
ゴールドの実物をプラスしています

何度も壁にかけては
離れた場所から全体を確認して
花材の配置場所を調整しました( ˊᵕˋ ;)💦
少し時間がかかりましたが
納得の仕上がりです(*^。^*)

レッスンに参加した皆さんも
かなり真剣に取り組んで
それぞれの作品を仕上げて頂きましたよ😊

今回特にプロフェッショナルの
「華雅」は縄を丸めずに長く垂らしたデザインにしたいという方も数人いらして
それぞれ自分の作品をイメージしたプラス花材を用意されていました。

全くテキストの作品とは違いますが
素敵な仕上がりになりました
☺️

BasicやGradually の方は
ご自分でプラス花材を用意するのは
多少難しいかもしれません
また、何かプラスしないと作れないわけでも
ありませんが
しめ縄飾りのようなデザインの
自由度の高い作品は
思い切って個性的にしあげるのも
楽しいものです🤗

まだ一度もしめ縄飾りを作ったことがなければ
是非来年
チャレンジしてみて頂きたいと思います
(*^-^*)



































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2019年 今週のレッスン 12月10日~12月16日 ブランノエル、エトワール、ボヌールノエル

2019年12月12日 | 初めてのいけばな
いよいよ今週が
🎄クリスマス🎄アレンジメントの
レッスン週です

来週はしめ縄
そして最後がお正月のお花です

今年のクリスマスのアレンジデザインは
各グレードでお花の色が異なります

Basic: ランノエル(白)
Gradually: エトワール(オレンジ)
Professional: ボヌールノエル(ピンク、赤)

おかげで教室の風景は
大変華やかです(*^。^*)

ブランノエルはここ数年
初級の定番クリスマスデザインとなっています
白い花をで統一されているので
ヒバのグリーンと相まって
大変清楚で素敵!

中級のエトワール
こちらは花器の上部に自分でリースを作り
足元はオレンジ系の花をレイアウトしますので
とてもキュートで可愛い😍

上級のボヌールノエル
こちらは白い枝ものを
もりの中の木に見立て
木々の間からピンクや赤い花々が見える…
という設定です

どのデザインも素敵です

制作の上で
やはり少し難しいのは
上級のぽボヌールノエルかもしれません

白い枝もの配置の仕方
(長さや密度、角度など)が
見る側の印象に随分影響を与えます
また!基本的には花は複数焦点なので
垂直に挿すのですが
どうしても前に傾斜をかけてしまいがちです

何故?と、思いますが
皆さんはやはり見ている自分
作っている自分の方に花を向けたがる
傾向があるのです

今回は真っ直ぐたてる
垂直に配置することで
整然とした美しさを
表現しているのだと思います

木々の間からみえる花が
全て自分の方を向いていたら…?
私ならちょっと怖い😱(笑)

まぁ、でも、
クリスマスだし〜
皆さん楽しみにしているレッスンだし〜
ご自分の家に飾るものだし〜

まぁまぁ極端でなければ
良しとしましょうか(笑笑)


































































































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🎄クリスマスまであと2週間

2019年12月09日 | フーちゃん作品
早いもので12月も初旬が過ぎようとしています
今年は思いもかけず
娘が結婚することとなり
それも12月25日に入籍
入籍の前には
2人で生活を始めたいという事で
12月になってから
バタバタと何だか忙しい日々が続いています😅

いつもはアレンジメントやいけばなを飾る玄関ホールが…
娘たちの新居に持っていく荷物などが
山高く積まれ
アレンジメントやいけばなの作品を飾っても
全然見栄えしない😫状態です(笑)

それでも、やっぱり何か作らないと寂しいし…
と、言うことで
レッスンデザインとは異なる
「アドベント」を作ってみました










この白い横長の花器をお持ちの方は
結構多いのではないでしょうか?

真上から見ると
横長の紡錘形ですが、
奥行きはあまり深くありません

この花器にエレガントな雰囲気の
アイアン製のスタンドをセットすると
ちょっと素敵な雰囲気になります☺️

サツマスギやセッカンスギを
ホリゾンタルベースに入れ
中央にキャンドルを4本配置
あとは手元にあった白い花を
入れてみました

シルバーの幅広リボンで
大きなフランチボウをプラス

清楚で静かな雰囲気の
アドベントアレンジメントになりました(*^。^*)

実はこのアレンジを作ったのは11月の終わり
10日は経過しました

10日経過すると
勿論この画像の白い花は
萎れてきます

しおれ始めた花をその都度その都度抜いて
昨日全ての花を取り去りました
が、サツマスギとセッカンスギは
まだまだグリーンがキレイです
(若干水分が抜けて
ドライ化してきていますが)

そこで次は
松ぼっくりやらアーティフィシャルなどの
生ではない花材をプラスして
🎄クリスマスまでのあと2週間を
楽しむことにしました(*^。^*)







花は全く使っていませんが
なかなか様になっています😅
白い雪を被ったような松ぼっくりも
表を見せたり裏を見せたり…
また、本来ならクリスマスツリーにぶら下げるようなオーナメントも
ワイヤリングして配置しましたので、
賑やかで楽しい雰囲気も出ました(^^)

これなら🎄クリスマス🎄まで
まだまだ十分楽しめそうです


さて、クリスマスといえば
「リース」制作も楽しみの一つですよね?
昨年はウラジロモミで
リースを作りました



これが、現在はこんなふうなになっています



ほとんど葉落ちすることなく
そっくりそのままブラウンになりました

そこで今年もまたモミでリースを作ることに
しました
それも今度は「オレゴンモミ」です
ウラジロモミよりも
白っぽく
葉は肉厚で
ボリュームがあるモミです

大きなサイズをまず2つ作りました






直径40センチ


直径50センチ

リボンやオーナメント
さらにリースの輪郭の雰囲気なども変えて作りました

大きなリースなので
とても豪華で迫力があります

さらにモミの枝が残りましたので
小さなリースも出来ました








これで直径30センチのリースです

このオレゴンモミのリースも
来年まで葉落ちすること無く
ドライリースになるのかどうか…

ドライになってくれたら嬉しいなぁ🤗

娘たちが新居に落ち着いて
我が家の玄関ホールから荷物が無くなるまでは
あまり色々なアレンジメントは作れないので
もうしばらくは
これらリースとアドベントのアレンジメントで
楽しもうと思っています😉






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2019年 今週のレッスン ファン、ラジエーション、ヴィゲタティーフ

2019年12月05日 | 今週のレッスン
今週は基本形のレッスン週です
Basic: ファン
Gradually: ラジエーション
Professional : ヴィゲタティーフ

ファンやラジエーションは
ここ数年はクリスマス時期に
レッスンのカリキュラムに組まれる事が多い形

クリスマスをイメージさせるような
花材を使うと
大変華やかで、ダイナミックな
作品となります

火曜日、水曜日の教室での花材を見ると
クリスマスカラーの
コヒバや赤いバラ、スプレーカーネーションが入るのり
とても豪華です

枝ものが
サンゴミズキだともっと良かったのですが
(アカメヤナギでした)

ファンはともかく、
ラジエーションは初めて作るには
少し難しい形かもしれません

コンポートカップの上に
本当に放射状に広がるように
花材に大きくアップダウンをつけて
花材を配置します

自分の作品を
360度からよく見なければなりません
それも少し距離をとって離れた所から見る必要があります

ヴィゲタティーフは
植生感を表現するデザインです
簡単なような
実は難しい基本形かもしれません

第一印象が大事!
花の高さや並び方が整いすぎては
ダメです
また、ザックりすぎては余計ダメ!!
(ここが難しいですね😅)
「ナチュラル〜🎶」と
思えるような作品に仕上げましょう(*^-^*)





































次の作品は
Basic花材でオーヴァルの
クリスマスバージョンです
Professional の生徒さん制作です











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