フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2019年 今週のレッスン 10月23日~10月28日 パンプキンバスケット、ハロウィンデコ、パンプキンマジック

2019年10月27日 | 今週のレッスン
10月のイベントと言えば
🎃ハロウィン🎃

今週はレッスン開催の教室は3教室のみとなりましたが、年に一度の🎃🎃ハロウィンの
アレンジレッスンです

Basic:  パンプキンバスケット
Gradually:  ハロウィンデコ
Professional:  ハロウィンマジック

初級は持ち手のついたバスケット
中級、上級はスラッシュストライブ柄の
テラコッタ製花器が付きます

バスケットアレンジは
直ぐにハロウィンとわかる、
可愛らしいアレンジです
しっかりと花材をグルーピングし
バスケットからこぼれ落ちるような
キュートな感じに仕上げます

中級、上級は今回付属で付く
テラコッタ製花器の奥行が
意外に少なく、花材を挿すのが少し難しかったのではないでしょうか?

小さな花器なのに、
作品は大きく見せたい

花材のレイアウトはもちろんですが
フォームの何処に花材の茎を挿すのか
よく検討しなければなりません

また、今回はグレーのスラッシュストライプという
モダンな花器
この花器を
しっかりと見せましょう😊
スタイリッシュでかっこいい
ハロウィンのアレンジメントになります😊

さて、花器を見せると言ってもどこを見せたら良いのかわかりますか?

皆さんの作品を最初に見せて頂くと
何故か今回の作品、
花器口近くの
レモンリーフや染めクエルカスが
重たげに下向きに下がっています
花器の高さ自体もそれほど高くは無いので
全くどんな花器なのかわからない方も

せっかくのモダンな印象の花器
すっきりとした縦の辺、横の辺を見せる
つまり器の角を見せる方がずっと仕上がりが綺麗に見えます

器もデザインの一部である事を
忘れないようにしましょう😊


















































































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フレッシュユーカリのリース

2019年10月27日 | フーちゃん作品
今週のレッスンは
🎃ハロウィン🎃
本来は全ての教室で
レッスンを行いたかったのですが・・・

22日
即位式で祝日のためレッスンお休み
25日
レッスン会場の空きが無く
レッスンお休み

せっかくの楽しいハロウィンのアレンジが
出来ないという
今までに無い残念な週になりました

私自身、実はまた扁桃腺を腫らしてしまい
39度という高熱
22日は夜間救急外来へ行き
とりあえずとんぷくを出してもらい
翌水曜日は
午前のレッスンと夜のレッスンの間にかかりつけの耳鼻科へ行って診察
そしていつもの抗生剤の薬を出してもらうという有様でした💧

抗生剤はよく効きます
劇的に熱は下がり
喉の痛みと酷い頭痛からは解放されましたので
何とか
木曜日は午後と夜のレッスンを無事済ませる事が出来ました

全く油断大敵です💧

さて、まだ薬を服用中で
完全に体調が戻った訳ではありませんが
日常生活はできる状態なので
25日は以前から予約していた
「フレッシュユーカリのリース」
のレッスンへ出かけてきました😊
*
*
今回お邪魔したのは
大阪の四ツ橋にあるお花屋さんです
オフィス街にある
オシャレな雰囲気の店

店内奥のテーブルでリースの制作をします


私も長くヨーロピアンの教室でのレッスンをしていますが、生の花材を使ったリース制作は
思い返してみると意外に少なく
数える程です

そらも、リース型のフォームを吸水させて
花材を挿すという
テーブル置き型のリースばかり

生の花材をリース台に配置してそのままドライになるのを楽しむというタイプは
記憶の中では作ったことはありません

唯一、去年のクリスマスの時期のレッスンで作った
「モミのスワッグ」ぐらいです

プライベートでは
クリスマスの時期になるとヒバで
小さなリースを作っては楽しでだり、
昨年はウラジロモミ二枝で
大きなリースも作りました

そのモミのリース
全く葉が落ちること無く
今年は綺麗なドライリースになり、
「あー、生の枝ものでリースを作って
ドライになっていく過程を楽しむのも
素敵だなぁ😊」と思いました

話を戻しますが、
今回制作したのは
「フレッシュユーカリのリース」
何種類もあるユーカリの枝と
シルバーブルニア、
エリンジュームなどを合わせます
リース台は25センチと30センチの2種類から選びますが、私は30センチのリースにしました

お店にあるサンプルのリースは
ぼぼ1か月前に作ったもののようで
完全にドライになっています




ユーカリの葉が少し暴れた感じのまま
ドライになっているので
いい雰囲気ですね〜😊

さあ、私が作るとどんな感じになるのか
ワクワクでした




作り方はとても簡単
ユーカリの枝を20センチぐらいにカットし
グルグル巻になっているリースの土台に
差し込んでいくだけです

茎が太くてリースの中に入り込まない場合は
ワイヤーで留めつけます

リース台の一部が見える部分を1箇所作れば良いとの事
葉の流れは一方向への流れで作っても良いし
1箇所中心点がありそこから左右へ流れていくスタイルでも良いとの事でした

私は1つの中心点を設定し
左右へ流れを分ける作るスタイルにしました

このような作業をやり始めると
すごく集中してしまい、途中経過の写真を撮るいつも忘れてしまいます😅

ずっと立ちっばなしで1時間半
完成したのがこちらです




ユーカリの香りが
ス〜っとして
とてもいい気分です




ユーカリの葉が生なので
葉の生き生きとした表情が見て取れます

この記事を書いているのは27日の日曜日
2日たちましたが
ユーカリは少し水分が抜けてきて葉の雰囲気も変わってきています




触ってみるとカサカサと葉が触れ合う音
見た目よりも水分の抜けている事が分かります

1ヶ月先
あのサンプルのような
ニュアンスのあるいい雰囲気のドライリースになっているでしょうか?

とても楽しみです🤗



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2019年 10月のプリザーブドフラワーコース マチュレローズ、ウォームオブトーチ

2019年10月23日 | プリザーブドフラワーコース

10月のクリエイティブは
赤い薔薇を10輪使用する
モダンなデザインの作品です
赤10輪といっても全く同じ色ではありません少しずつニュアンスの異なる赤い薔薇が3種類
お好みの赤はどれでしょう?

その他の花材は
赤い薔薇を引き立てる役目です
薔薇は花器に比較的マスに配置するので
それ以外の花材は少し動きをつけても
面白いですね(^^)

プライマリーは
今までには無いデザイン
トーチ(松明)を
モチーフにしています

秋らしい色合いの
ドライフラワーや枝物を切り分けて
🔥炎を表現します
何をどのくらいの分量に分けるのか?
どのくらいの長さでワイヤリングするのか?
カラフルな秋色花材を
隣合うものが同色にならないように
配置を考えます

このプライマリー作品を
私は作ってみました(^^)
大変やりがいのある作品でしたよ😉







少し幅広く作りたかったので
手持ち花材をプラスしています
赤いラグラスと数本
赤いドライフラワー1個

片面構成なので、裏側は
ベースのフォームが見えています
それはちょっと格好悪いので
茶色の羊毛を被せています

なかなか難しい作品となりました

さて、今月参加して頂いた皆様の作品です
























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2019年 今週のレッスン 10月15日~10月21日 ラウンド、レクタングル、ナチュラルクラシカル

2019年10月17日 | 今週のレッスン
今週は基本形のレッスンの週です
Basic :  ラウンド
Gradually :  レクタングル
Professional :  ナチュラルクラシカル

ラウンドはアレンジメントの体験レッスンの時に必ず作って頂くデザインです
が、体験のラウンドは様々な形の花が入り
基本としてのラウンドに仕上げるには
実は難しい取り合わせです

今回のカリキュラムとしてのラウンドは
特殊な形の花は無いので
きっちりと作る練習には
とても適しています

ただ、Basic1年目の方達にとっては
多少ハードルは高めかもしれません

高さと横幅、奥行をきっちりサイズを取って入れたとしても
何故か出来上がりが凸凹
花材の密度がバラバラになる事が多いのです

どのくらいのところで花材をカットし
どのくらいの深さで花材を挿すのか

茎が真っ直ぐでは無い花材を挿すとき
どう挿したら花が思う所に入るか

花と花の間の間隔をどのくらいにすれば
美しく見えるか

これはもう経験を積むしかありません

それと
自分の作品をよく見ること
これらに尽きると思います

「ラウンド」は皆さんの認識だと
「とても簡単で初心者が作る形」と思われるかもしれませんが
自信を持ってラウンドを作る事
できますか?

初心にもどる
簡単、単純な形を作る
意識しないと
なかなか難しいですよ😉

Gradually のレクタングル
こちらも
超絶難しい!(笑)
縦長の直方体を花器の上に作ります

直方体とは
向かい合う辺の長さは等しい
辺は直線でかつ並行
底辺と上面の面積は等しい

もう、これだけで難しいですね

さらにこのレクタングルは
密度の変化を付けねばなりません

さらにフォーカルポイントは正面の面より少し奥に配置します

テキストの写真を見ただけで
「えー、難しそう( ˊᵕˋ ;)💦」って思います

でもね、何事もやってみる!
せっかくアレンジメントを習っているのだから
自分では絶対に造らない形は
レッスンで体験してみる!
って
思って頂きたいなぁ(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

Professional のナチュラルクラシカル
簡単に言えば
花材の植生感を活かして
基本形の形を作る
と、いうデザインです

今回は基本形のオーヴァルがベース
オーヴァル、つまり楕円形のことですが
今Professional の方達で
オーヴァルを作ったことが無い生徒さんが
少なからずいるのです

私のレッスンでは最初に
基本形のオーヴァルの復習をしています

その基本形を踏まえて
今回のナチュラルクラシカルの説明をしています

私の説明に対する
生徒の皆さんのとらえかたら様々ですが
それぞれに個性的な作品に
仕上げて頂いています🤗

でもね、とにかく
楕円形に見えるようにだけは
お願いしてます😆















































































































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2019年 今週のレッスン 10月8日~10月11日 オータムローズ、エナジー

2019年10月13日 | 今週のレッスン

少し気温も落ち着いてきた10月第2週は
初級、中級は薔薇の花をメインしてデザインです
Basic,Gradually:  オータムローズ

あきバラにはまだ少し早いですが
気温も落ち着き、花もちもかなり良くなって
バラの花を楽しめる季節にピッタリの
デザインです

ナチュラルな雰囲気を出すために
これと決まったアウトラインはありませんが
テキスト参考作品は流れをつけた
デザインです
バラは10本ありますので
配置場所がかたよらないように分散しましょう
花の色の取り合わせも
とてもカラフルです
隣合うかざいの色も注意が必要ですね☺️

Professional: エナジー
インパクトのある形の花
グロリオーサを伸びやかに大胆に使います
花器の上はほぼラウンド仕上げ
グロリオーサを引き立たせるために
ラウンド部分はおとなしめに作りましょう(^^)












































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