フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

おうちでアレンジメント⸜🌷︎⸝‍ 生徒さんの作品

2020年04月20日 | 今週のレッスン
先週のカリキュラム
『フォーユー』
For you 

花材をご自宅に取り寄せられた生徒さんから
作品のお写真を頂きました

どの作品も素敵な仕上がりで
私はとっても嬉しい😊です

花材の組み合わせも
違っていましたし、
作品のデザインも皆それぞれ

お教室で作るのとは違って
ご自宅での制作は
皆さんゆったりとリラックスして
アレンジ制作にとりくめたのだと
思います(*^。^*)

3名の方の作品です















華やかで素敵ですね〜😊


アレンジメントを作る時
とても集中している自分に
ふっと気がつきます
花と向き合うと
他の事は頭の中から
消え去って
手にした1本の花の事を
真剣に考えます
その花が
一番キレイに見えて
輝く場所は何処だろう?

そして
最後の仕上げの1本の花を挿し終えた時の
「ふ〜っ、できた😌」という
心地よい気分
とても気分がリフレッシュします😊
贅沢な時間ですね☺️

今は「自粛」で
色々制約を強いられた生活を
しなければなりませんが
時には、ちょっと
こんなふうに気持ちの切り替えすると
もう少し頑張れるかなぁって
思えるのではないでしょうか😌

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年 今週のレッスン 2月25日~3月2日 四角錐、ダイアゴナル、フォーマルリニアール

2020年02月27日 | 今週のレッスン
今週は基本形のレッスン週です
Basic:  四角錐
Gradually:  ダイアゴナル
Professional:  フォーマルリニアール

初級、中級の基本形はどちらも
輪郭線は直線
面は平面
で、構成される形です

どちらも大変技術力を要する形です💧
また、長さや角度を
精密に設定し
花材を配置しなければ
直ぐに形が崩れてきます

常々言っている事ですが
「基本形は輪郭が命」!
輪郭を
まずは正確に作るようにしましょう
ご自分の作品をよく見て
客観的な目で観察しましょう

「まぁ、ちょっと先端がはみ出たけど
いいや😛」
「長さが足りないけど
無いよりはマシ😒」

ダメ❌です

正確な輪郭ができるはずはありません

生徒さん達が作品を完成させ
「先生、見てください」とお声をかけて頂いて
拝見させて頂くと、
何だかよく分からない輪郭になっている部分があります

「あの、ここの花(葉)は
輪郭線を作っている花材ですか?
それとも面を作っている花材ですか?」
と、お尋ねする事がよくあります

「あー、それは
何となくこの辺が寂しいし、物足りない感じがしたからいれてみました」
というお答えが非常に多いのです

つまり、輪郭線とか面とか
あまり考えずに
花材の配置をされているという事です

これが輪郭線が崩れるひとつの原因だはないかと、思うのです

今、手に持っている花材
それは何のための花材?
何処に配置すべき花材?
なのか
少し意識すれば
格段に仕上がりは変わります

基本形レッスンの際、
私はいつも
「すごく難しいから
多分出来ないと思います!
だってこんな挿しかたを
今までやった事ないですから。
だからテキストみたいに綺麗な仕上がりには
なりませんし
出来ないからって
がっかりしなくても大丈夫です😊
でも、ひとつ目標を立てましょう☺️
輪郭線は直線だから
今日は直線が直線に見えるように
頑張ってみましょうね🤗
そこがクリアできたら
今日はレッスンした甲斐がありますよ😉」

基本形、
難しいから
なるべくやりたくないかもしれませんが
基本があってのフリーデザインだと
思うのです

上級の
フォーマルリニアール
しょっちゅうテキストでは登場する形です

「面(塊)」と「線」との対比
今回の花材も
難しい取り合わせです

モンステラが2枚
(テキストは1枚)
ユリの花は全てツボミ
(テキストは美しく咲いている)
キキョウランがスっと長い
(あまり長くないかも😨)

まぁ、いつもの事です💧

花材の状態が決してテキストと同じではないし
同じ種類の花材であるわけでもありません

今、手元にご自分の花
これを
どう生かすか
どう配置するか

テキスト同じ形には
絶対にならないはずです

発想を柔軟にして
花材の配置を決めてあげてください










































































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年 今週のレッスン 2月19日~2月20日 ひなまつり

2020年02月20日 | 今週のレッスン
今週のレッスンカリキュラムは
「ひなまつり」のアレンジです

でも、今年は2つの教室しか
レッスン開催できないのです😢

会場の確保ができなかったのと
振替休日で
3教室はレッスン無し

2月のアレンジメントでは
生徒の皆様が楽しみにしていらっしゃる
デザインなので
ちょっと残念です

「ひなまつり」のアレンジメントには
欠かせない花材が
花桃

枝物花材は
その枝振りや
枝のライン
花やツボミの付き方など
突き詰めればかなり難しいところがあります

でも
今回は伸びやかに枝がすーっと
伸びていく様子を
第一にイメージしましょう

もちろん左右非対称の
アシンメトリーな配置です

アイリスやチューリップも
あまり傾けず
スッキリと見えるようにします

花器口周辺は
アップダウンのついた
ラフなラウンドに仕上げます

最後に配置する水引
ここに悩む生徒さんが
とても大勢いらっしゃいます

水引は絶対に入れなければならない
ものではありません

しかし水引を入れると
随分雰囲気が変わってきます

あまり難しく考えないで
試しに入れてみるとすれば…?
ぐらいな気持ちで
トライしてはいかがでしょうか?








































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年 今週のレッスン 2月4日~2月10日 スィートハート、アムール

2020年02月06日 | 今週のレッスン
今週のレッスンデザインは
「バレンタイン」を意識した
デザインです

Basic:  スイートハート
Gradually,Professional:  アムール

初級のスイートハートは
毎年人気のバレンタインデザインです
ピンクのハート型バスケットに
(数年前までは赤いバスケットでした)
赤い色の花をメインに
緩やかなアーチ型にアウトラインを取る
絶対に可愛いに違いない
デザインです

緩やかなアーチスタイルですが、
やはりアシンメトリーの
アウトラインをとりましょう

左右どちらかにポイントを付けると
動きがあり、素敵に見えます

アムールは
花束をラッピングさているような
デザインの花器を使います
つまり、イメージするのは
「花束」です
それも
「キュッ」と
花が詰まった
キュートな可愛い花束です

花材として「コデマリ」を使いますが
これがなかなか難しいかも💧
普通、枝ものは
枝の流れを美しく見せます
必然的に長いサイズで
アレンジのデザインに取り入れますが…
今回は違います!!

💐可愛い花束💐
コデマリの枝が長〜く出てしまうと
「キュッ」と花が詰め込まれた
可愛らしい雰囲気が
薄れてしまいます😰

テキスト参考デザインのサイズ設定を
厳守した方が良いでしょう

ただし、
コデマリは左右どちらかに
少し流します
「少し」です「長〜く」では
ありません😆

教室で制作する時は
まだ花があまり咲いていませんが
2、3日もすれば
白い手鞠状の花が咲き始め
とても可愛くなります(*^。^*)















 
















































































































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年 今週のレッスン 1月28日~2月3日 フラワーフレグランス、パフュームフラワー

2020年01月29日 | 今週のレッスン
1月最後の週です
今週は
Basic: フラワーフレグランス
Gradually/Professional: パフュームフラワー

どちらのデザインも
春を予感させる
軽やかでフワリとした印象の
優しい雰囲気のデザインです

花材として
どちらのデザインにも共通するのは
「ユキヤナギ」
枝のもつ曲線
枝分かれした一つ一つの枝の動き
咲き始めたばかりの
小さな白い花
まだ葉の出ていないユキヤナギは
枝の動きごとてもよく見えますので
その動きを最大限生かしましょう
その他の花材も
ユキヤナギの枝が綺麗に見えるような
配置をします

特に中級と上級の
パフュームフラワー

「伸びやかな茎のライン」が
美しく見えるようよな角度と長さ
これはなかなか難しいと思います😅
「茎のラインを見せる」とは
茎を長く使えば良いという意味ではありません

作品を正面から見たとき
花材の茎が真っ直ぐな直線が
綺麗という事でもありません

今回の主役はユキヤナギ
ユキヤナギのもつ雰囲気を
大事に活かしましょう

あの柔らかな
優しい曲線
複数の枝分かれした
1本1本職の枝の動き

それが綺麗に見えるようにするには
その他の花材はどうあるべきでさょうか?

真っ直ぐな直線を見せる事が
ベストではありません
花材のもつ
固有の曲がりや癖を
上手く反映させてみましょう

今回の花材で
ユキヤナギ以外に難しい花材が
ストックとスィートピー

ストックは太い茎
ゴワゴワの葉っぱ
ボッテリとした大きなたくさんの花
今回のデザインには美しくはありません

必要な物は残す
無い方が綺麗に見えるとしたら
余計なものは落とす事が必要です

スィートピーは
蝶のようにヒラヒラした感じが
とても可愛らしい花です
でも、スィートピーの花の付き方は様々です
茎の左右に花が別れている咲き方
これは配置する向きに注意!

縦っぽく花が連なっていながら
少しウネウネしているような
咲き方のスィートピーが
使い易いです
(口で説明するのが難しいです😅)

また、ストックと同じで
元々着いている花をそのまま全部見せることが
綺麗に見えるわけではありません
花がヒラヒラしすぎ
重なりすぎの場合は
どの鼻を見せたいのかを決めて
それを阻害するものは
落とさなければなりません

難しいですよね😅
可哀想と思う気持ちもわかりますが
ひとつの作品として成り立たせるためには
いる花
いらない花
の選別をしなければなりません

では、皆さんの作品をご覧下さいね😊





















































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする