昨日は「日本切花協会」主催の「お正月アレンジに必須!水引アートを作る」という講習会に参加してきました
フラワーアレンジメントでは、水引は必ず、お正月の花のアレンジ資材として使います
また、最近はとてもカラフルで光沢のある水引も出てきているので、
お正月に限らず、アレンジデザインの中で重要な役割を担う場合もあります
私自身、水引の扱いや結び方など、専門家に実際に指導を受けたことがなく、
一度ちゃんと習ってみたいと思っていましたので、今回はとても良い経験ができました
今回の講習会は、「伝統工芸水引中秀流家元 田村京淑先生」を講師に迎えての講習
水引の結び方としては基本の「淡路結び」から始まり、なんと金の水引で鶴を完成させ、
さらには、紅白の水引200本と金の鶴の飾りを合わせたお正月飾りを完成させるという
内容でした
3時間半という講習時間があっという間に過ぎてしまった感じです
最初に「淡路結び」を作りました
一応私も水引の結び方などが載っている本は持っています
本で結び方の図を見ながら、作っていましたが、実際に目の前で結ぶ方法を教えてもらうと、
とても良くわかります😅
コツとか、どこに注意すれば良いのか、など、なるほど~と思うことがたくさん(^_^)
この淡路結び、とっても小さいのです
この赤い淡路結びが、実は鶴の頭になるのですよ~😉
金色の水引で鶴を作っていくのですが、さすがに、すべてのパーツを講習時間内に作るには大変です
鶴を一人で作るには、かなりの経験が必要なのだそうです
今回の講習では鶴の翼の方側を作ることと、その他の出来上がっているパーツを合わせて
鶴を組み立てていくという内容でした
これが鶴の片方の翼です
なんせ、全く初めての作業なので、この形を作るのも汗だくでした💦
これをその他のパーツを合わせます
これでは、いまいち頭と脚がどちら側なのか解りにくいですよね
ここからの作業はとにかく必死💦💦💦
とても写真を写す余裕がなく、先生の説明通りに作業を進めることに集中してしまっていました
出来上がりはこんな感じになるのです😅
ほら、最初の赤い小さな淡路結びが鶴の頭になっています!
また、グリーンの松も緑色の水引で作るのですよ😵
鶴と、松、そして金色の扇子を一つのパーツとしてまとめて仕上げます
あとは紅白の水引でお正月飾りの土台を作り、この鶴の飾りを取り付けます
講習会の作品見本はこのような感じです
赤50本、白50本を1束にして、赤白が混じらないように捻り、内径が9センチほどの輪っかを作ります
その輪っかが左右に来るように合わると、メガネのような感じになります
その上に鶴の飾りを取り付けるわけです
講習会では私もこの形を作りましたが、方側の紅白の水引が混じり合ってしまい、なんだか綺麗にできなかったので
家で全部分解して、作りなおしてみました
ついでに、土台の形も変えてみました(^_^)
向かって左側はこれ
右側はこんな形にしました
この2つを合体させるとこうなります
赤白の水引が入り混じらないようにして捻り、輪っかを作るととってもスッキリとして綺麗です~😊
この時、裏側にひっくり返して、壁にかけるためループのようなものを作るのですが
この結び方を教えていただきました
「叶結び」というそうです
上部に出ている水引の束の赤2本、白2本で使って作るので、
裏側の始末がとても綺麗ですね😊
で、この上に講習会で作った鶴の飾りをつけると
できました~!
納得の仕上がりになりました🎶
水引結びを作る時、時々ワイヤーで水引をまとめたり、また、鶴を組み立てるときも
ワイヤーでパーツを合わせたりしますが、結構力が必要な作業でした
また、淡路結びなどの結びを2本、3本、4本、と複数本で作る時は、水引がよじれないように、交差しないように注意して結ばなければなりません
細かい作業ですが、仕上がりはとても美しいです
さて、例年、しめ縄飾りをお正月飾りとして作っていましたが、
今年はこの水引飾りで新年を迎えようと思います
これに紅白の御幣をつければ完成ですね🎍
講習会でご指導くださった田村先生、ありがとうございました😊