はじめまして
ブログを見に来ていただいてありがとうございます。
アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。
私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。
その他、お花以外のこともいろいろ書いています。
見てもらえると励みになります。
今週のレッスンカリキュラムは
Basicも、Gradually,Professional も
アーチデザインです
Basicはメインのフォーカルポイント花材が
ユリですが
Gradually,Professional は
メイン花材と言えるほどの目立つ花材は無く
アーチを作る花材に
オレンジ色の可愛らしい釣鐘のような形の花
サンダーソニアを使用した
アーチ部分にも目が行くようなデザインです
ナチュラル感溢れるアーチを取り入れたデザイン
実は私の大好きなデザインのうちのひとつで、
レッスンカリキュラムになった時は、
必ず自分でも作ります
今回ももちろん花材注文して作りましたが･･･
いつものように花材の組み合わせが違うのは
心得ていますが、
アーチをつくるには
かなり難易度の高い花材の教室もありました
今回のGradually,Professional のアーチは
アーチ部分を作る花材の茎の太さがかなり違うので
茎が硬いほうの花材はかなりしっかりと矯めを効かせて、曲線を作らなければなりません
矯め効かせ方が足りないと
細い茎は太い茎に引っ張られて
少し歪な曲線になりがちです
水曜日の教室はアーチ部分を作る花材が
サンダーソニアと、なんとキイチゴ！
茎は勿論太いですが、
とにかく葉っぱが強烈(ﾟOﾟ)
木曜日の教室は
サンダーソニアとソケイソケイはテキストと同じですが、付いている葉をそのまま使っては鬱陶しいので、かなり整理しなければなりません(>_<)
また、アーチを取り入れたデザインは
アーチの内部にある程度空間を確保しなければなりません
知らぬ間に空間に花を配置しすぎ
気がつくと、アーチの半分程の高さまで
花材が持ち上がっている事もあります
アーチデザインは
ナチュラルで可愛らしいですが
意外に難しい作品でもあります
最後に私が作った作品も載せておきますね(^^)
6月のプリザーブドフラワーコース
クリエイティブのデザインは
｢リッシュバスケット｣
ハンドメイドの素敵な持ち手つきバスケットに
たくさんのお花をアレンジする作品です
色味は可愛系とは真逆な
渋〜い感じ（笑）
ただし、今月の花材だけでは
ちょっとさみしすぎます😢
本当は、前月にマムを黄色っぽくプリザ加工をし、それをプラスして作品を仕上げる仕様ですが･･･
していませんでした(>_<)
今月の花材セットはこんな感じ
バスケットはこちら
バスケットの大きさに対し
花材セットだけでは少ないので、
いつものように、
大幅に増量してしまいました^^;
イエロー系のプリバラやアスター、
ライトグリーン系のプリアジサイ、
アーティフィシャルフラワーの
ニゲラ、
フランネルフラワーなど
今まで、このようなバスケットに
アレンジする作品は作ったことが無かったので、お花いっぱいの花かごを作りたかったのです(^^)
こんなふうになりました
完全両面構成のフラワーバスケットです
上方からみると
また、テキスト作品とは違うものになってしまいましたが、大満足の作品になりました😊
ピオニー（シャクヤク）のアレンジメント
無事終了しました(^^)
レッスンの時には硬いツボミだったシャクヤクも
おうちでは開き始め、または、既に満開になっている、あるいは、😢散ってしまった花もあるかもしれません
シャクヤクはその時期にもよりますが、
満開に開いてしまうと
意外に花は早くちってしまいます😢
朝出かける時は綺麗に咲いていたのに
帰宅してみると
花弁が数十枚塊でバサッと落ちていた･･･
と、いう事がよくあります
なんだか悲しい😭ですが、
いくら美しくても
それが永遠に続くことはありません
満開の最高に美しい少しの一瞬を
見逃さないようにしてあげてください
さて、私も自分でツボミのシャクヤクを用意し
バケツに入れ、水揚げをして
ひたすら開くのを待ち
咲きそろったところでアレンジしました
シャクヤクにも個体差があるので
開き具合に若干の差はあります
大輪の花で、
ほかの花との大きさがあまりにも違い過ぎ
間に配置する事は出来ません
かろうじて薔薇の花を右側に3本かためました
かなり花の高さを変えて、
表面がボコボコするように
入れています
グリーンは家の庭から
ギボウシとナルコを採ってきました^^;
ちょっと右側から
ちょっと左側から
1年に一度きりの
豪華な仕上がりの作品
｢ザ・シャクヤク｣ですね(^_-)
6月の第1週目
生徒の皆様がとても楽しみにされている
カリキュラムデザインの週です😊
BasicとGradually は花器を重ねた華やかな
アレンジメントデザインです
花器を2段、3段と重ねたデザインを作る場合、
１箇所から作り込むと失敗します
上段、下段、
または
上段、中段、下段を
同時進行で花材配置していきます
色の分布とバランス、そして密度を
常に全体を見て制作をすすめていきます
また、各段が独立したアレンジにならないように
関連性を持たせます
リボンやライングリーンなどを
効果的に使いましょう
花器を重ね使いすることで
いつもとは違うオシャレで華やかな作品に
仕上がります
Professional のピオニーは･･･
やはりつぼみの状態のものがほとんどです
個体差があるので、時々咲きかけているものもありますが、稀です😢
ですので、テキスト参考作品のような感じの仕上がりにはなりません･･･😰
また、グリーンの種類も教室によって組み合わせが違います
テキスト掲載の参考デザインには囚われずに
今目の前の花材をよく見てデザインしてみてくださいね😊
因みに、小さく硬い蕾は
開くのに時間がかかります
茎の長さは自分のデザインによって
必要な長さが確保できるところでカット
また、水が上がっても葉の方に取られてしまいますので、葉も茎を着けた状態でカットしておきましょう
私が5月にいけばなのお稽古で使った
コロンコロンのシャクヤクが
満開になるのに1週間から10日を要しました
この芍薬が･･･
⬇️
今は6月ですからもう少し早くは咲くと思います^^;
皆さんの作品です
5月最後のレッスンは基本形デザインです
このカリキュラムレッスンを行う教室は
2教室のみ、それもProfessional グレードの生徒さんばかりなので、今回はProfessional の基本形
｢ヴィンデント｣作品のアップとなります
さて、この｢ヴィンデント｣
｢絡まり｣を表現するデザインです
今回はニューサイランの葉で柔らかい曲線を作り、メイン花材と絡ませたり
また、ニューサイラン同士で絡み合ったりする様子を作品に表現するわけですが、
難しい作品です
どうしても、メイン花材を避けて、ニューサイランが作品の縁どりになってしまうような配置になりがちです
規則性を出さずにメイン花材との絡みを作る
ニューサイランをてでよくしならせて、
できるだけ柔らかい曲線を作る
よくよく、自分の作品を観察しながら
ニューサイランの配置を考えなければなりません
テキストの参考作品を見ていると、
なんだか簡単にすぐできそうな気がしますが、
なかなか手強いですよ😰
