絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

長襦袢を洗った・・・

2010年11月09日 16時22分59秒 | きもの

えいやーーっと、長襦袢をジャブジャブ手洗いしたところ(もちろん材料用のものですが)

びっくりするほど縮みました。ははは、わかっていたけどこれほどとは。。。

結局、袖だけつかうのも無理なことになりました。なんと袖丈37センチになってしまったのです。

もうひとつの袖だけを手洗いした方は、ほとんど縮みませんでした。(生地により違うのか)

今日は、この前やっとできた、袖だけ自分が付けた「うそつき長襦袢」をきて着付けをやってみました。

お茶の着物の本や、七緒の着付けのDVDとかには、一体型よりも二部式のほうが着付けが簡単?とか

着崩れしにくいとか書いてあったので、半信半疑やってみたところ・・・

これが結構うまく行きました。

今日着てみたのは、ごくごく薄い紫の地色で比較的大き目の洋花の小紋。

昔でいえば花嫁修業?時代に着るようなもの。

洋花の中心にさくらんぼくらいの赤が入っています。はたして、今これを着られるのか???

まあ、家で試行錯誤くらいいいでしょ、ということで、帯は冷めたブルー系に暗い赤と金が入った名古屋帯を

帯揚げは薄いピンクにして、帯締めはさらにシックな水色に・・・。

まあ、十分これでも外へ出ても捕まらない(笑)だろうけど、

ここまで帯周りを渋くする必要は無いと思い直し、帯締めを暗い目のピンクを合わせてみました。

・・・なかなかよく合いました。

最近思う、キモノの場合、その人の雰囲気にあっていればなんでも良いのではないかと。。。

赤いからとか、ピンクだからとか、あまり関係ないように思います。

その業界の人から見たらおかしいかもしれないけど、海外に行ったら断然きらびやかな方が『ワンダフル』だし

昔のキモノを工夫して自分に合うように小物を活用してきている人はすごいなあ、と思ったりします。

自分で想像しているより、明るい色の方が年とったらばむしろ似合うのではないかと、

年齢で切らないでその人にマッチするかどうかで選べば良いのに・・・などと、滅多にキモノを着ないくせに思うのでした。