絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

これくらいぶち破って歌おう!!!「愛は限りなく / Dio, Come Ti Amo 」 奥田晶子

2016年11月28日 21時28分57秒 | Weblog
愛は限りなく / Dio, Come Ti Amo - 奥田晶子 / Akiko Okuda


奥田晶子さんのライブを初めて観た、、、いや体験した人は
このか細い体からあふれ出るエネルギーに圧倒されるだろう!

「Bon Voyage」とか聞いてるうちに不覚にも涙が出てしまったが・・・
「貴婦人」も圧巻だった。

他のシャンソンを歌う人と何が違うんだろうという思いが
ずっと頭から離れない。
自分は何に感動して、どういうことに感銘を受けて、涙が出てきたのかな???

たぶん、説明するのは無理かな・・・
発声法や音程やらも大事だけど・・・
そういうのが、どうでもいい、なんて思えた。
そんな風に考えたことなかったのに。

うまい、下手を超えたんだ・・・わからないけど。

動画で見ても奥田晶子のすごさは分からない。
たぶん、客観的になってしまうからだろうと思う。

しかし、紹介のしようがないので、動画を貼り付けまする。

ときどき、歌によっては(たぶん、奥田さんがたまらず自分で訳して歌ったのでは?)
奥田さんが自分で詞を訳してるのがあります。

この「愛は限りなく」も、まったくへんちくりんな日本語訳。
盛り上がる部分の表現が一致しないだろ・・・
まず、導入部は「雲が流れる空を」で始まるが、空をどうしたんだ???
それを受ける動詞がないんだ、これが。
歌ってて超!気持ち悪い。
「雲が流れる空よ」の間違いじゃないの???
それだと、後の文章がすんなり来るのに・・・

感情移入もイマイチぴんと来ないわ。。。
それでも、なんとかこねくり回して歌うのだが・・・

そんなとき、この奥田さんの訳の「愛は限りなく」を見つけた!!!
これくらい、ぶっちぎりの歌詞にしてしまったらば、どんなに気持ち良いことか!!!
しかーし、
奥田さんのようなすごい表現力なんぞ、ひとかけらもございませんので
教室では、おとなしく、訳詞どおり歌います、ハイ。
(家でどう歌おうと、自分の勝手だから~~家では「雲が流れる空よ」と歌おうっと)