FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドアレッスン日誌>中級 ①

2013-05-08 17:58:54 | クライミングレッスン報告
4月14日(日)
メンバー:たけくん(小4)、ユキちゃん(小5)

良いお天気
今日は中級のアウトドアだ
現在、中級の子どもたちでアウトドアに参加する子は全員がチームメンバーなのだが、
今回は中学生が全員、それぞれの事情で初級の「お花見アウトドア」に振り替えたため、
中級はたけくんとユキちゃんのちびっこコンビとなった

今日のエリアは湯河原にある幕山公園。
中級の子どもたちは、もう何度も行っており慣れたエリアだ。
ユキちゃんはもう高学年なので、自分の登りたいルートは自分でクイックドローを掛けながら登る「マスタースタイル」で取り組むほか、終了点でのロープの結び替えといったロープワークもしっかり練習してもらうよ

先ずはいつもウォーミングアップで登る「シルクロード」でアップと結び替えの練習。
今日の講習内容は集合時にみんなに発表してあり、登るルートもそれぞれ決めてある。
ユキちゃんは大分クライマーとしての意識が出来てきており、岩場に到着して一休みすると「センセイ、ヌンチャク(クイックロドーの俗称)貸してください」と言って来た
「その黒い袋の中だよ」と言うと、「お借りしまーす えーっと、シルクロードはヌンチャク何本だったかな~」とトポ(ルート図)とルートを見てボルトの数を確認し、着々と登る準備。
ママにビレイをお願いし、私は岩の上にまわる。
登り終わった後、岩の上の終了点で結び替えの講習をするためだ。
慣れた感じで安定して登って来るユキちゃん。
はじめての結び替えもきちんと出来た


一方のたけくんは、この「シルクロード」というルートがとっても苦手
一度だけ、必死の頑張りでリードで登れているのだが、どうしても怖さがとれないようで、リードで登れているのはその一度だけ
トップロープでも抜けられないこともしばしばだ
まぁ、あまり心配しなくても、もう少し大きくなれば自然と克服して行くことだと思うので、今日は無理せず、トップロープで一度トライ。
途中で動けなくなったが、あまり頑張らせずにすぐに降りてもらって、次の目標に気持ちを切り替えることにした

~つづく~