FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2013-05-17 14:14:05 | クライミングレッスン報告
4月21日(日)
メンバー:シンシン(小6)

小学校1年生の時からクライミングに来ているシンシンも、何ともう6年生
中学受験をする彼は、まさに受験まっただ中だ

久しぶりにクライミングをする彼に、今日やりたいことを尋ねると、
「とにかくクライミングを楽しみたい」とのこと。

体力的には弱っているので、難しい課題はできないだろう。
自分の限界に挑み、その達成感がクライミングの魅力の大きな部分を占めるので、
「楽しむ」クライミングをどう位置付けるのかは、なかなか難しいところだ
私にとっても、クライミングの「楽しさ」とは?というシンプルな命題を突きつけられた感がある。

とりあえず、この時間は「動き」の面白さと多様性にフォーカスすることとした。
その一つとして、ムーブの多様性を考えることに。
カードを使って、ひいたカードに書いてあるムーブで先ず課題を作成。
今日出て来たムーブは「クロス」。
一生懸命に考えて、とりあえずクロスムーブの課題が出来た
今度はその課題をクロスムーブを使わずに登れるかどうか検証してみる。
他のムーブを使えば行けることが分かった
どっちが楽かな?

次にシンシンが考えたクロスの一手を私が他のホールドに変更。
同じクロスムーブでも、ホールドの状態によって上から手を出したほうが良い場合や下から手を出したほうが行きやすい場合があるし、体の使い方も変わって来るんだよね

クライミングって、奥が深いね