FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>リードクラスアウトドアレッスン・11月

2008-11-05 00:35:41 | クライミングレッスン報告
11月2日

リードクラスのメンバーの月1回のアウトドアレッスン。
今日の目的地は名栗の河又。

朝9時半、飯能駅でみぽりんとユイちゃん、そしてみぽりんママとユイちゃんお父さんをピックアップ
今日は現地は秋祭り。道路も結構混んでいて渋滞気味。岩場に上がったのは11時近くになってしまった

1本目は「いきのいい奴」にトップロープを張る。
10aなのだが、上部が急に悪くなる。
去年来たときはみんなこれには泣かされていた。

先ずはユイちゃん。1本目なので、上部の核心のところで無理をせずにひとまず降りる。
次にみぽりん。彼女は5月に来てびちょびちょの中、粘りに粘って登っている。
今日は岩の状態も最高。
核心で少し迷ったが、テンションせずに登ることが出来た。
ユイちゃんも再チャレンジし、テンションしながら終了点までたどり着くことが出来た


1本登ってお昼
子どもたち二人は泥んこ遊びに余念がない。


2本目は「ギザギザハート」10c。
かぶったカンテの処理が難しく、これもなかなかムズイ
順番はみぽりんから。

「意味不明~」「あ~、も~やだ」を連発しながらも何とか終了点まで到達した。

ユイちゃんも奮闘するが終了点を目前にしてリタイヤ
でも、去年は出だしでリタイヤだったんだから、進歩したよ。

↑カメラマンはみぽりん

・・・と、みぽりんが「もう1回やっていい?」と聞いてきた。
さっきあれほど悪態をついていたからもうやらないかと思っていたのだが。「おや」とちょっと嬉しい驚きだ。
2回目、集中力を発揮
これもノーテンションで登ることが出来た

↑カメラマンはユイちゃん

3本目は「大五郎」11a。
河又の名ルートだ。
11aの中でも名ルートのひとつだろう。しかし、これもかなり厳しいルートだ。
幸い今日はすいているので、子供たちがトップロープで触ることのできる良いチャンス。
さて、二人はどこまで迫れるか?

トップバッターはユイちゃん。
気持ち的にひいてしまった彼女は出だしの数歩で気持ちがめげた
登れるルートをもう少し数多く登った方が良いと思ったので、他に何かやる?と聞いてみた。
以前の彼女だったら「もうやりませんっ」と言ったと思う。
だが、今日は「どうしようかな・・・」と迷う風だった。
「ユイちゃん次第だよ」と言うと、口ごもった。
が、今日はこのまま無理にやらせるのはよしておこう。
「あの時、もう少しやればよかったな」と若干の気持ち悪さを味わうのも経験だ。

次のみぽりん。「どうしたらいいの?」「わかんない」「ムズイ」とあれこれ言いながらも持前の粘りで終了点にたどりついた。
ムーヴがつながらない箇所があったので、本人は納得していないようだったが…。

みぽりんが登っているころから暗くなりかけてきた。
暗くならないうちに下りなければ。
あわてて帰り仕度をし、急いで下山。




<レッスン日誌>リードクラスインドアレッスン~みぽりん

2008-11-04 23:36:47 | クライミングレッスン報告
10月31日

夜8時からみぽりんのレッスン。
関東スポーツクライミング競技会に向けて先週から内容を少しずつ濃くしている。

今日は先週3時間かけてこなしたメニューに11aをもう1本加え、2時間でこなすようにするつもりだ。
当然レストの時間が短くなり、先週よりはきつくなるはず。
が、最近精神的に少しお姉さんになったみぽりん。
トレーニングの重要性を理解し始めて来たようだ。

アップは10a~10cを3本。4本目からは私の方で登るルートを指定する。
以前なら「やだ~」などとぐずっていたと思うが、今日は違った。
ツナミの11cも含め、4本の11台を入れて計10本。
与えられたメニューを短いレストで着々とこなした。
彼女のモチベーションが充実しているのを感じる。

目標メニューを2時間できっちりこなした。
この調子でしっかりボトムアップをし、実力を伸ばしていこうね


<レッスン日誌>ビッグロックスクール

2008-11-01 23:31:43 | クライミングレッスン報告
10月29日

メンバーが4人だけになり、だいぶまとまりが出てきたようだ。
昨年から新しく入ったたいちゃんとしゅん君は結構ライバル意識があるようで、
片方が登るともう片方は負けじと猛練習
レベルの進度も、こっそりと相手のレベルを聞きに来たりして、結構面白い。
抜きつ抜かれつしながら二人とも随分上達した

今日も前半はしゅん君が優勢。たいちゃんが苦労している課題をさっくり登って、「簡単だった」
スクールに来たてのころは、しゅん君は壁の中でどう動いて良いのか分からなくて苦労していた。
一方たいちゃんはセンス良く動けるタイプで、苦労しているしゅん君よりもいつも先に登ってしまっていた。
それが近頃ではしゅん君のほうが先に登ってしまうことがままあるようになってきたから、
たいちゃんもうかうかしてはいられない。
たいちゃんは先を越された課題を猛トライ
手が真っ赤になっちゃった。
後半はたいちゃんが優勢。立場逆転だ。
お互いに刺激されていっぱい登ったね。結構、結構

そんな新入生を、カエデとyuiが良く面倒見てくれている。
二人とも優しいね