FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

城ヶ崎

2009-02-17 12:45:12 | クライミングレッスン報告
近頃、月曜日に城ヶ崎に行っています。

やっとアウトドアに自分のクライミングをしに行く余裕も少し出来てきたので、
またぼちぼち外岩もがんばりたいな…。

しばらくは昔登ったルートの復習。
目下はパンピングアイアンⅡ(12b)に取り組み中。
久しぶりに登ってみると皿ホールドが昔の印象以上に悪い
核心の足さばきも意外と微妙です。

昔は力任せに足ぶらで登った記憶があるけれど、
今回はきちんとテクニックを発揮させて登りたい。

今日は足もきちんと決めてハングの核心を超えたのに、
そのあとでテンションしてしまいました
岩の状態がかなり悪かったな…。
そろそろ城ヶ崎もシーズン終わりかしら。

それにしても今日シーサイドにいる間にものすごいくしゃみと鼻詰まりと目のかゆみ。
こ、これって…
気のせい、気のせい、と思おうとしても否定しきれないほどの症状でした。。。


↑シーサイドから見た海の景色

<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン

2009-02-17 12:27:49 | クライミングレッスン報告
2月14日

10時からはシンシン、そうや君、ユイト、コウイチロウ君の4人。

4年生のそうや君と5年生のユイトは、1年生のシンシンや3年生のコウイチロウ君に対してなかなか優しい視線を持っている。
そのせいか今日の午前クラスはなかなか良いムード

コウイチロウ君は、いつもはレッスンの最後まで緊張が解けない様子だが、今日はだいぶ楽しそうにボルダーをしていた。
笑顔も見えたね
男の子ばかりで安心、という点もあったのかな?

そうや君は近頃白課題にもチャレンジを始めた。
白になると重心の移動がよりきちんと出来ることがカギとなる。
押し出していく足の意識がまだ弱いから、そこを気をつけるとまた一歩進めると思うよ。

ユイトはムーブが自然と繰り出せるようになって来た。
正面のオレンジ課題など、なかなか良い動きをしていたよ。
そうや君が「うまいな~」って感心してた。

シンシンもコウイチロウ君も今日はピンクがいくつも登れて楽しめた様子。
最後の正面のピンク■にブダさんが書いてある課題は登れなかったけれど(みんなブタの祟りとか言ってた)、
手の順番を考えたり、腕を引きつけたりする練習は出来たと思うよ。

ルートはそうや君がとても良い頑張りを見せてくれた。
彼が今日選んだのは一反木綿のオレンジ/(5.9)。かなり登りにくい1本だ。
前半からかなり苦戦
ルート中ほどからはいつ落ちてもおかしくないほど追いつめられた。
でも、一手一手出しては止め、出しては止めて、精神的な粘り強さを発揮
終了点まであと一手と迫った
あと一手のところで力尽きたが、本当に全力を出し切るクライミングが出来ていた
ここまで頑張れたことを誇りにして、これからも全てに粘り強く取り組もうね。
そうすれば、必ず上手くなれるよ

ユイトも着々と進歩している
ギャラリーの長い5.8のリードを難なくこなした。
クリップも冷静だった。

シンシンは今日も体の小ささで越えられない箇所があった。
でも、工夫すれば次は越えられそうだよ。また頑張ってみようね

コウイチロウ君は15メートルリベンジならず
今日はもう少し上を、と頑張ろうとしたのだけれど…
降りて来て、「疲れた…」と放心状態だった。
諦めずにチャレンジを続けようね


午後はこうへい君、としや君、りんちゃん。

ボルダーではこうへい君が頭角を現してきた。
パノラマのオレンジ課題で、最後黄色の大きなボールのような張りぼてから終了点を取りに行く課題。
大人でも最後が厭なのだが、小さな体で終了点へのデッドポイントを決めた
降りて来てあまりの嬉しさにハイタッチ
集中するコツを少し掴んだようだ。
オレンジ課題を全ての壁で20個以上登って、リードクライミングレベルCクラスのボルダーを合格。

としや君もボルダーが強い。
あっという間に「さる」をクリア。
今度はルートに力を入れて頑張ろうね。

りんちゃんは今ちょっと休憩中、といった感じかな?
のんびり課題を作ったりしているのが楽しいようだ。
そういう時期が必要な子もいる。
今度は少しゲームみたいなことを取り入れようかな?

ルートはこうへい君がタワー右の緑■(10b)をオンサイト。
登る前は「クリップポイントが分からない」「クリップ遠そう」と不安いっぱいだったが、降りてきたら「楽しかった

としや君はギャラリーの5.9。
かなり余裕で楽しそうに登っていた。

りんちゃんは一反木綿の水色■(10b)。
最後遠い一手がどうしても取れずにテンション。結局そこは足を解除して超えたのだが、降りて来て「悔しい…
しばらくルートを見上げていた。


<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン

2009-02-15 11:34:42 | クライミングレッスン報告
2月13日

「あ~、先生どうしよう、やる気が出ない~
今日はミツキが元気がない。いつもはうるさいくらいなので、このギャップは大きい。

はじめは手の皮が痛い、ぬめる、と言うのに相変わらずチョークなどを持ってこないので、
「それは自分の準備が悪いんだから、登れなくても仕方ない」と叱ったためにいじけているのかと思っていた。

でも、どうも本当に脱力している様子
一緒にレッスンを受けていたゴローちゃんも、ミツキをかわいがってくれている高校生のお姉さんたちも、
「どうしたんだろう、疲れてるのかな?」「ちゃんと寝た?」と心配顔。

一方のゴローちゃんはモチベーションや取り組みに波がない。
今日もたくさん登り、オレンジも残すところあとひとつと迫った。

今日は人数も2人と余裕があるので、覚えて欲しい動きの練習を含めた課題も用意して2人にやってもらおうと思ったのだが、
ミツキは「やらない~」と言うので、ゴローちゃんだけがそのテクニックを吸収した。

ボルダーの最後で足ぶらの課題がやりたい、と言うので自由にやってもらったら大分回復。
具合が悪かったり、疲れていたり、と言うのではなく、気持のコントロールの仕方が問題だったのかな?

ルートはゴローちゃんはトップリードで5.7を登った
初めての割には安定して上手く出来たよ。
ただ、クリップを忘れることがあるから気をつけようね。

ミツキは5.5をやる、と言う。
「本当は今日から登れていない課題にチャレンジのはずだよ」と一応言ってみたが
元気が出ない今日は無理はさせられない。


終了後、「心配だからお母さんに迎えに来てもらえる?」と聞いたら来てもらえることになったとのこと。
彼を残して一人帰るわけにはいかないので、私も残って様子を窺う。
一人静かにゲームをしながら待っていた。

元気がないのは、ルートのプレッシャーもあったのだろうか…?
もし、仮にそうだとしてもミツキはこれを乗り越えないといけないよ

その後、体調は大丈夫だっただろうか?ちょっと心配…。



<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン

2009-02-15 00:20:17 | クライミングレッスン報告
2月11日

朝10時からふう君。
レッスンは久しぶり。でも、自主練には時々来ていたみたいだね
今日は他に来る人がいなかったから、一人のレッスンだ。

基本の動きの練習の後、自主練でチャレンジしたけれど出来なかった課題を中心に見ることにする。
どうやらスタンスの幅が狭いのと、腰が壁に入らないため登れないことが多い様子。
練習を通して少しずつ改善され、楽な足の位置も選べるようになって来た

とうとう今まで登れなかった正面のピンク■が登れて大喜び良かったね
それを皮切りにピンクを立て続けに登った調子が出て来たね

ルートはギャラリーの長い白□(5.8)にチャレンジ。
あと一手で終了点というところで大苦戦
「あっ落ちる~」と言いつつなんとか出した手で終了点をつかんだ

頑張れたね
でも、ファイルの記録が手が震えて上手く書けない。
「帰り、自転車大丈夫かな~?」と心配するふう君でした。


午後はゴローちゃん、こうへい君、りんちゃん、ミツキ。

マイペースのゴローちゃんは、近頃は他のメンバーが何をしていようと、自分のすべきことを着々とこなすことが多くなった。
自分の目標があるときは他に流されずにするべきことをする、それはなかなか出来ることではない、大切な姿勢だ
オレンジをいくつかクリア。

こうへい君、りんちゃん、ミツキはアース裏の赤が1つ登れた

ルートはゴローちゃんがトップロープで10aをりんちゃんとこうへい君がリードで10bをチャレンジ。
こうへい君はクリップに苦労し、あわやテンションか、と思いきや手をシェイクしたり数手戻ってレストしたりしてついに完登
それにしても良く頑張れた。一歩進んだルートの技術を身につけることのできた貴重な体験だった。

ミツキは5.5。
もうそろそろ5.5は卒業しても良いんじゃないかな?




<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン

2009-02-14 23:44:15 | クライミングレッスン報告
2月10日

6時半からユイトとミツキのコンビ。

ボルダー。
基本をするときは神経を使って動いてね。
しゃべっていると動きが雑になるよ。

ユイトは足位置の選択がずいぶん的確になってきた
以前は足の位置が分からずに苦労していたのにね。

ミツキは手がすぐぬめる。
そのくせ、チョークをいつも忘れてくる。
きちんとした準備も実力のうちなんだよ。

ルート。
2人ともテキパキと、しかもきちんと身支度をし、次に登る人はロープを結んで待っているということが自然とできていた
だから、今日は1人2本ルートが登れた。
今日はこの点が良かったよ