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HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

夜の果て by NICO Touches the Walls

2008年02月26日 | NICO TouchestheWalls
「夜の果て」中毒症状。かなりのもんだ。
今日は朝からi-Podでずっとこの1曲だけを聴き続けている。
「夜の果て」が終わっても「夜の果て」が始まって・・・
グルグルと夜は終わりそうにない。

今までの生きてきた人生において、何度か「完璧」だと思う音楽に出会ってきた。でも、そんなに簡単に出会うわけでもない。

日本のバンドにおいて、ここ数年でいうなら、ELLEGARDENとTOKYO DROP(JET KELLY)とストレイテナーはそんな貴重な出会いであった。


そこには全身の細胞と血が「会いたかった」と叫ぶ曲が存在する。


そして、この2008年にNICO Touches the Wallsの「夜の果て」という「完璧」な曲と出会ってしまった。


♪野暮な孤独吐き出しても涙が出ないから

というところのメロディに堕ちた。

「吐き出しても」から音が落ちていくところ。

音楽的表現だと別の言い方があるんだろうけど、この音の転がり方が胸の奥をぐっと掴んでいく。



出だしのギターのイントロから実際のところ、すでにかき乱されてしまうわけで、

♪僕のもとへ~

のあとに流れる深いメロウでジャージーなギター音がものすごく好きだ。



♪そんなんじゃ~・・・・からのサビに至っては、もう本当に飛んでいきそうだ夜の果てまで。



「無礼」っていう言葉。



どうやったらこのような言葉を思いつくんだろう?この場所に・・・って思う。



とにかく、ギターの音は最高であり、ベースもドラムも気持ちいい。そして、ボーカルはほどよく、絶妙な苦さがあって、こんなにもストレートに入ってくるかというほど、なんだか泣きたくなるほど、熱いんだよね。


Who holds the light that calls beyond the dark?


この言葉が孤独にも強くなれる気持ちにさせてくれる。

孤独に沈みながらも、希望が見えるのはなぜだろう?


夜の歩道を歩きながら、横を通り過ぎる車のライトだったり、ポツリポツリとあるお店の光だったり、タクシーの待合場所だったりのわずかな光に、この曲が溶け出して、凍えそうな体と心を温かくしてくれた。


誰にどう言われようと私にとってこの曲は「完璧」なんだ。
コメント
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