HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

君が好き

2008年11月25日 | 邦楽
仕事の関係でミスチルの音楽を過去をさかのぼって聴く機会が最近あった。
そういえば、紅白にミスチルが出るんだね。パフュームも出るとか。

それはさておき。

そんな中「君が好き」っていう曲がCDの棚から出てきた。

なんか懐かしい。

最近はCDなんかを買うときはネットで買うか、タワーレコードかHMVで買うのがほとんど。

でも、数年前は近くのあるCDショップで買うことが多かった。

とても小さなCD店なんだけど、そこの店長さんがまれに見るいい方で、
お客さんの気持ちを酌んでくれる素敵な方だった。

私が「この限定盤のCDが欲しいのですが、もうないですよね」って感じで
聞くと、いろんな知り合いのCDショップにまで問い合わせて、取り寄せて
くださるような方で、欲しかったCDが手に入らなかったことがない、そんな
お店だった。

その店長さんだから副店長さんも店員さんも皆いい方ばかりで、
生まれてこのかた、こんな素晴らしいスタッフのCD店には
出会ったことがないぐらいだった。そうそうそこの店員さんが
バンドでベースをやっている人で、その人に京都のMOJOという
ライブハウスを初めて教えてもらって、初めて京都のライブハウス
っていうものに足を運んだんだ。
そこからインディーズのバンドとの出会いが始まったから
今のいろんなアーティストやバンドさんとの出会いはこのお店
から始まったのかもしれない。


でも、もうその店は今はない。



そこではCDを予約するとポイントが倍になるので
絶対に買うというCDは予約することが多かった。

その予約のときに手書きで伝票に記入するわけだけど、
何度も行くうちに覚えてもらえて、予約票はいつも
店長さんやスタッフさんが書いてくれた。

なぜか、そこの店長さんも副店長さんも字が上手かった。

そんなある日

ミスチルの「君が好き」をなぜ予約したのか
わかんないけれど、予約した。


そこで予約票に店長さんが

「君が好き」と言いながら
そのタイトルを記入して渡してくれたんだけど
あとでふと小さなストーリーが頭の中で浮かんだ。



世の中にはこんなこともあるかもしれない。

CD店の店員さんとそこでいつも買うかわいい女の子のラブストーリー。

お互いに心通わせつつも伝えられない気持ち。


そこで店員さんが「君が好き」と声に出しながらその文字を
予約票に書く。そしてその女の子を見つめる。
そして、その女の子も気づく。
ふたりの思いがひとつの歌で繋がる。

ってなストーリー。


誤解ないようにいいますが、私にはそんなことはありませんよ。


ただ、こういうタイトルってベタなようで
なんかいいなって。


歌のタイトルっていうのも

いろんな思いが重なり合うんだね。


「君が好き」



もうすぐ12月になるね。
コメント
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