東日本大震災支援チャリティコンサートに
細美さんが出演した。
このチャリティーを知ったのはなんと二日前の木曜の夜。
細美さんのHPで知った。
以前沖縄でのチャリティライブを知ったのは
後のことで、見れなかったのがすごく残念だったけれど
今回は2日前に知ることができて本当によかった。
実際のところ大阪の万博公園でのライブなので
行こうと思えば行けたんだろうけれど
ここんところの仕事がハードで
睡眠時間も3、4時間で
かなり消耗していたので
野外のライブはちょっと無理だろうなと
生放送をやると知って、家で見ることにした。
このコンサートの出演者のセレクトは
どういう感じでされたのかすごく興味がある。
よくこれだけ見る側の年齢層をうまくつかむ
メンツを選んだものだと思ったから。
しかも、こういう組み合わせはなかなか
考えつかないなぁ~って。
山村隆太・阪井一生(flumpool)
高橋優
キマグレン
スターダスト・レビュー
WEAVER
スキマスイッチ
加藤登紀子
HOUND DOG(アコースティックVer)Vo.大友康平 G.土方隆行、設楽博臣 Key.佐藤達哉
The NO PROBLEM's(キヨサク from MONGOL800)
細美武士
miwa
植村花菜
藤井フミヤ&藤井尚之
Char
DEPAPEPE
渡辺美里
海援隊
最初に登場したflumpoolの2人に
WEAVERの杉くんが参加して
the一杉隆っていう一日限りのユニットで
歌っていた。
細かく書くと大変なので
大雑把に感じたことは
スターダスト・レビューは
フュージョン系のイメージで
演奏がすごいって感じなんだけれど
今回は根本さんがボーカルで
他のメンバーはコーラスで
楽器はキーボードだけというアコースティック
バージョンだったんだけれど
本当にうまくて感動した。
加藤登紀子さんはかなりのお年なのに
すごく素敵で、彼女も被災地に行かれていて
スターダストの根本さんもそうだけれど
実際にその場所に足を運んだ人の言葉は
響く。
「紅の豚」のあの歌声を思い出した人も
いるかもしれないけれど、声がすばらしかった。
the NO PROBLEM'sはキヨサクさんがアコギと歌で
Dragon Ashのダンサーの方(名前はちょっと知らなくて)
が横で踊リ続けて、画家の方が絵を描き続けるという
不思議なユニット。
ダンサーさんは最初はすごく違和感があったけれど
彼自身がだんだん「祈り」に見えて来た。
なんだかいろんな魂を受け取って天に送ってあげているような
不思議な感覚があった。
このときも思ったんだけれど
今回のこのコンサートのカメラマンはすごいと思った。
アングルが最高なんだもの。
空とアーティストの収め方が最高というか
そのダンサーと空の組み合わせなんかも
素敵だったし、登紀子さんと風と空の組み合わせも
きれいだった。
渡辺美里さんの表情の撮り方もきれいだったし
全体的に被写体への愛がすごく感じられた。
フミヤ氏が歌った「白い雲のように」だったっけ(すぐ忘れる)
は猿岩石の歌で、今日初めてこの曲が藤井兄弟が作ったものだと
知った。
ハウンドドッグも
藤井フミヤ氏も
渡辺美里さんも
私ですら知っている有名な曲を
それぞれ持たれていてそれがすごいし
逆にそういう年代の人たちで
被災者の方達には強く届くんだろうなって思った。
Charさんのギターも圧巻で
ジミヘンの「紫のけむり」が聞けるとは思ってなかった。
トリの海援隊はもう金八先生のままで
先生が生徒に話すように
会場に話しかけていた。
とてもいい言葉がたくさんあった。
「手を動かせる人は手を動かして
足を動かせる人は足を動かして
笑顔が出来る人は笑顔で
涙が流せる人は泣いて
なんかその一歩一歩のくりかえしから
日本が元気になってくれれば
と思います。」
というような言葉が胸に響いた。
こういうチャリティーのフェスはどちらかというと
若い世代のバンドで構成されることが多いと思うし
そういう世代の方が行動に移しやすいと思うんだけれど
きっと海援隊のような年齢のアーティストも
こういうフェスにすごく参加したいと思っていたはず。
だから、すごく気持ちが溢れていた気がした。
中盤に戻るけれど
miwaさんと
植村花菜さんが
続いて歌った。
お二人ともデビュー当初
片岡大志さんがプロデュースされたり
楽曲を提供されていた方達なので
なんかこの並びは凄いなって
私自身は感動していた。
そして、その2人の前に登場したのが
細美武士さん。
そう私にいつも心の種をくれる人。
ひとりで
アコギで歌う彼を見るのは
本当に初めて。
いつもと違って
どこか思い詰めているというか
本当に東北のことを思っているのが
彼の表情から伝わってきた。
今日の出場者の中で
それは一番感じられた。
この万博公園にはチャリティーライブだし
有名な人も来るしってことで小さな子ども連れの
親子や年齢層の高い人が結構来ている感じがして
そんな中で細美さんはちょっと
「誰かしら?」的な存在だったかもしれない。
でも、彼は何者なのかわからないけれど
すごく惹かれた人はたくさんいたはず。
あとで見たツイッターにもそんな言葉を
たくさん見つけた。
西門の昧爽
Make a wish
風の日
インソムニア
この4曲を彼は歌ってくれた。
風に寄り添うように歌い始めた「西門の昧爽」が
私の中のいろいろな傷をやさしく包んで行った。
このセットリストはおそらく被災地で彼がやった
ライブのリストと重なると思うんだけれど
きっと被災地の人には深く滲み渡ったと思う。
「Make a wish」のイントロが始まって
彼が歌い始めたときに
自然と感情が溢れて頬に伝わるものがあった。
いろんな人が「号泣した」
「泣いた」と書いている。
ほんとそうなんだけれど
その言葉でも補えないぐらいの
まさに今まで我慢していたのかな~って
いうぐらいに涙の川が堰を切ったように
溢れるものがあった。
「もう10年いっしょに過ごしてきたじゃん」
ほんと響くよ。この言葉。
そして彼と会場でハモって歌った場面では
思わず私も歌っちゃった。
この歌は私は自分より若い世代の人にも
いっぱい聞いてもらっている。
この曲は伝えなければならない遺伝子のように
伝えて行くべきだと思っている。
だから、エルレを知らない若い人たちも
知らないうちに「Make a wish」が歌えるように
これからも聞かせ続けて、いつかそういう人たちが
ライブで細美くんのステージを見て
そして「あ、この曲知ってる。」
「いっしょに歌える。」っていう風にしたいと
思っている。
私の人生の中でも大事な曲の「風の日」も
やってくれた。どれだけ苦しいときに
この歌を口ずさんだことだろう。
♪ぼくらはそんなもんさ
その言葉でどれだけ助けられたことだろう。
「インソムニア」はきっと被災地で
ゆっくり安心して眠れない人のことを
思って歌われているんだろうね。
彼のブログではいつもいつも
被災地の人が少しでも眠れるようにって
書いてあるもの。
「眠り」すなわち「心と身体の休息」って
本当に大切だもの。
彼の歌には頭のてっぺんから
手の指先そして足の指先まで
すべてに魂がこもっている。
彼との出会いは
私の人生において
本当にかけがえのない宝もの。
自分が生まれてきてよかったと
思えることの一つだ。
こんな彼と巡り合わせてくれた
アジカンのゴッチに感謝。
で、ある意味Tsutayaに感謝。
というのも、アジカンの曲に
ひとめぼれというか初聞きで
惚れたのはTsutayaで本を
探していたときだったから。
一瞬の出会いが
永遠と繋がることが
あるんだとそのとき
知った。
被災した人たちの大変さを思うと
自分がもどかしいけれど
逆にそんな弱い自分の背中を押して
くれているのが被災地で日々前に進んで行かれている
方達なんだというのを改めて感じるんだ。
こんなすごい状況を一歩一歩毎日超えていく
東北の人たちが「俺たちを見ろよ。俺たちについてこいよ。」
って言ってくれているように感じる。本当に。
私もやってみる。
あなたたちに負けないように。
鋼のような心をもって。
まさに、私のもう1人の大事なアーティストの真田ヒデト氏がブログで書いていたように
-(マイナス)isの素晴らしさが伝わるコンサートだった。
What is a wonderful world(素晴らしい世界って何)ではなくて
What a wonderful world (なんて素晴らしい世界)であった。
細美さんが出演した。
このチャリティーを知ったのはなんと二日前の木曜の夜。
細美さんのHPで知った。
以前沖縄でのチャリティライブを知ったのは
後のことで、見れなかったのがすごく残念だったけれど
今回は2日前に知ることができて本当によかった。
実際のところ大阪の万博公園でのライブなので
行こうと思えば行けたんだろうけれど
ここんところの仕事がハードで
睡眠時間も3、4時間で
かなり消耗していたので
野外のライブはちょっと無理だろうなと
生放送をやると知って、家で見ることにした。
このコンサートの出演者のセレクトは
どういう感じでされたのかすごく興味がある。
よくこれだけ見る側の年齢層をうまくつかむ
メンツを選んだものだと思ったから。
しかも、こういう組み合わせはなかなか
考えつかないなぁ~って。
山村隆太・阪井一生(flumpool)
高橋優
キマグレン
スターダスト・レビュー
WEAVER
スキマスイッチ
加藤登紀子
HOUND DOG(アコースティックVer)Vo.大友康平 G.土方隆行、設楽博臣 Key.佐藤達哉
The NO PROBLEM's(キヨサク from MONGOL800)
細美武士
miwa
植村花菜
藤井フミヤ&藤井尚之
Char
DEPAPEPE
渡辺美里
海援隊
最初に登場したflumpoolの2人に
WEAVERの杉くんが参加して
the一杉隆っていう一日限りのユニットで
歌っていた。
細かく書くと大変なので
大雑把に感じたことは
スターダスト・レビューは
フュージョン系のイメージで
演奏がすごいって感じなんだけれど
今回は根本さんがボーカルで
他のメンバーはコーラスで
楽器はキーボードだけというアコースティック
バージョンだったんだけれど
本当にうまくて感動した。
加藤登紀子さんはかなりのお年なのに
すごく素敵で、彼女も被災地に行かれていて
スターダストの根本さんもそうだけれど
実際にその場所に足を運んだ人の言葉は
響く。
「紅の豚」のあの歌声を思い出した人も
いるかもしれないけれど、声がすばらしかった。
the NO PROBLEM'sはキヨサクさんがアコギと歌で
Dragon Ashのダンサーの方(名前はちょっと知らなくて)
が横で踊リ続けて、画家の方が絵を描き続けるという
不思議なユニット。
ダンサーさんは最初はすごく違和感があったけれど
彼自身がだんだん「祈り」に見えて来た。
なんだかいろんな魂を受け取って天に送ってあげているような
不思議な感覚があった。
このときも思ったんだけれど
今回のこのコンサートのカメラマンはすごいと思った。
アングルが最高なんだもの。
空とアーティストの収め方が最高というか
そのダンサーと空の組み合わせなんかも
素敵だったし、登紀子さんと風と空の組み合わせも
きれいだった。
渡辺美里さんの表情の撮り方もきれいだったし
全体的に被写体への愛がすごく感じられた。
フミヤ氏が歌った「白い雲のように」だったっけ(すぐ忘れる)
は猿岩石の歌で、今日初めてこの曲が藤井兄弟が作ったものだと
知った。
ハウンドドッグも
藤井フミヤ氏も
渡辺美里さんも
私ですら知っている有名な曲を
それぞれ持たれていてそれがすごいし
逆にそういう年代の人たちで
被災者の方達には強く届くんだろうなって思った。
Charさんのギターも圧巻で
ジミヘンの「紫のけむり」が聞けるとは思ってなかった。
トリの海援隊はもう金八先生のままで
先生が生徒に話すように
会場に話しかけていた。
とてもいい言葉がたくさんあった。
「手を動かせる人は手を動かして
足を動かせる人は足を動かして
笑顔が出来る人は笑顔で
涙が流せる人は泣いて
なんかその一歩一歩のくりかえしから
日本が元気になってくれれば
と思います。」
というような言葉が胸に響いた。
こういうチャリティーのフェスはどちらかというと
若い世代のバンドで構成されることが多いと思うし
そういう世代の方が行動に移しやすいと思うんだけれど
きっと海援隊のような年齢のアーティストも
こういうフェスにすごく参加したいと思っていたはず。
だから、すごく気持ちが溢れていた気がした。
中盤に戻るけれど
miwaさんと
植村花菜さんが
続いて歌った。
お二人ともデビュー当初
片岡大志さんがプロデュースされたり
楽曲を提供されていた方達なので
なんかこの並びは凄いなって
私自身は感動していた。
そして、その2人の前に登場したのが
細美武士さん。
そう私にいつも心の種をくれる人。
ひとりで
アコギで歌う彼を見るのは
本当に初めて。
いつもと違って
どこか思い詰めているというか
本当に東北のことを思っているのが
彼の表情から伝わってきた。
今日の出場者の中で
それは一番感じられた。
この万博公園にはチャリティーライブだし
有名な人も来るしってことで小さな子ども連れの
親子や年齢層の高い人が結構来ている感じがして
そんな中で細美さんはちょっと
「誰かしら?」的な存在だったかもしれない。
でも、彼は何者なのかわからないけれど
すごく惹かれた人はたくさんいたはず。
あとで見たツイッターにもそんな言葉を
たくさん見つけた。
西門の昧爽
Make a wish
風の日
インソムニア
この4曲を彼は歌ってくれた。
風に寄り添うように歌い始めた「西門の昧爽」が
私の中のいろいろな傷をやさしく包んで行った。
このセットリストはおそらく被災地で彼がやった
ライブのリストと重なると思うんだけれど
きっと被災地の人には深く滲み渡ったと思う。
「Make a wish」のイントロが始まって
彼が歌い始めたときに
自然と感情が溢れて頬に伝わるものがあった。
いろんな人が「号泣した」
「泣いた」と書いている。
ほんとそうなんだけれど
その言葉でも補えないぐらいの
まさに今まで我慢していたのかな~って
いうぐらいに涙の川が堰を切ったように
溢れるものがあった。
「もう10年いっしょに過ごしてきたじゃん」
ほんと響くよ。この言葉。
そして彼と会場でハモって歌った場面では
思わず私も歌っちゃった。
この歌は私は自分より若い世代の人にも
いっぱい聞いてもらっている。
この曲は伝えなければならない遺伝子のように
伝えて行くべきだと思っている。
だから、エルレを知らない若い人たちも
知らないうちに「Make a wish」が歌えるように
これからも聞かせ続けて、いつかそういう人たちが
ライブで細美くんのステージを見て
そして「あ、この曲知ってる。」
「いっしょに歌える。」っていう風にしたいと
思っている。
私の人生の中でも大事な曲の「風の日」も
やってくれた。どれだけ苦しいときに
この歌を口ずさんだことだろう。
♪ぼくらはそんなもんさ
その言葉でどれだけ助けられたことだろう。
「インソムニア」はきっと被災地で
ゆっくり安心して眠れない人のことを
思って歌われているんだろうね。
彼のブログではいつもいつも
被災地の人が少しでも眠れるようにって
書いてあるもの。
「眠り」すなわち「心と身体の休息」って
本当に大切だもの。
彼の歌には頭のてっぺんから
手の指先そして足の指先まで
すべてに魂がこもっている。
彼との出会いは
私の人生において
本当にかけがえのない宝もの。
自分が生まれてきてよかったと
思えることの一つだ。
こんな彼と巡り合わせてくれた
アジカンのゴッチに感謝。
で、ある意味Tsutayaに感謝。
というのも、アジカンの曲に
ひとめぼれというか初聞きで
惚れたのはTsutayaで本を
探していたときだったから。
一瞬の出会いが
永遠と繋がることが
あるんだとそのとき
知った。
被災した人たちの大変さを思うと
自分がもどかしいけれど
逆にそんな弱い自分の背中を押して
くれているのが被災地で日々前に進んで行かれている
方達なんだというのを改めて感じるんだ。
こんなすごい状況を一歩一歩毎日超えていく
東北の人たちが「俺たちを見ろよ。俺たちについてこいよ。」
って言ってくれているように感じる。本当に。
私もやってみる。
あなたたちに負けないように。
鋼のような心をもって。
まさに、私のもう1人の大事なアーティストの真田ヒデト氏がブログで書いていたように
-(マイナス)isの素晴らしさが伝わるコンサートだった。
What is a wonderful world(素晴らしい世界って何)ではなくて
What a wonderful world (なんて素晴らしい世界)であった。