HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

FoZZtone at Sole Cafe in Kyoto~「yoroshuwoss-torinaharay」2012.5.2

2012年05月03日 | FoZZtone
世間はゴールデンウイーク。
私の場合は平日は当たり前に仕事があり
休日も仕事が入ることの多々ある仕事なので
2日もふつうに仕事だったのですが、
夜に京都でFoZZtoneのライブがあるという事で
かなり仕事にも力が入りました(笑)

さて、京都では先日磔磔で彼らのライブを見たところですが
また京都で彼らのライブが見れるというのは本当に幸せなことです。
だいたい京都に来てくれるバンドとか大阪に比べて少ないですから。

しかも大好きなアットホームな場所の「SOLE CAFE」での2daysの一日目。
2日間も続けてここで彼らのライブが見れるなんてまさにその2日が
私にとってはゴールデンデイズでした。

あいにくの雨でしたが、そんな雨さえも歌に変えてしまう夜でした。

晴れ女の私もさすがに負けてしまうほどの強力な雨女か雨男の登場だったのでしょうが(笑)
フォズの渡會さんにとってはむしろ「雨」でよかったようです。

♪愛は雨のように注いでいる~

ですからね!

毎回困るのは早く着き過ぎても待つ場所がないという住宅地にあるカフェ。
時間を調整するのに使うカフェがライブハウスになるのですから
どこもありません。
もともと自分の出身中学の校区内なので
しかたがないから昔の同級生の家このへんかな~みたいな
ノスタルジックツアーに出るしかないという。
なぜかラーメン屋ばかりの周辺。
どこかいい場所ないかな~。


さてセットリストです。

1.ベイビーゴーホーム
2.レインメイカー
3.ワンダーラスト
4.GAME
5.Fish,Chips,Cigarettes
6.blow by blow
7.TOUGH!!!
8.ホールケーキ
9.Tomorrow Never Knows
10.LOVE
11.Club Rubber Soul

en1.MOTHER ROCK
en2.チワワ

ベイビーゴーホームから始まって
なんかテンションあがりました。

1曲1曲書いているとどれだけの長文になるか
わかりませんので、一部だけについて書きます。

レインメイカーは雨の日にぴったりですよね。
これはどのライブでも聞いているような気がします。
きっと渡會さんのお気に入りの一曲なのでしょうね。

私はグレープフルーツを見るたびにあるいは
ライブハウスでグレープフルーツジュースを頼むたびに
頭の中でこの曲が流れます。
レインメイカー=グレープフルーツなのです。

GAMEはインストナンバーですが
相変わらずアコースティクバージョンでもすごいです。
竹尾さんの指の動きが半端なく美しく動きまくります。

blow by blowの
♪ステップを踏むんだダーリン

のところが最高に好きです。

Tough!!!は大好きなのですが、
この曲の後だったかに
いわゆる機材トラブルがあって
武並さんのミニドラムのペダルの部分が
壊れたのかおかしくなって
ちょっと彼が調整するために席をはずされました。

顔つきがかなり深刻だったので
そう簡単なものじゃないのかなと
心配でした。その心配はドラム自身というより
武並さんの心の具合。きっと彼はプロ中のプロだから
こういうのが許せないんだと思う訳です。

で、その間に三人のトークやら演奏やらがありました。

バンドでの機材トラブルの時は大変だという話で
音がもしでなくなったりしたら、
あえてテンションをあげまくるとか。

演奏を途中でやめたりはしないそうです。
どんなにまちがえても
そこは知らん顔してやり続けるのがプロだと
私は以前クラシックの音楽家の方に聴いたことがあります。
音楽はストップしてしまうとそこまでの空気感とか
すべてが水の泡になるから、とにかく止めてはいけないと。
フォズも絶対に止めないと言ってました。
SOLE CAFEではどうかちょっとわかりませんが(笑)
まあ、バンド始めたばかりの人はパニくるだろうと
竹尾さんが言ってました。

そんな話の後
まずはジェフ・ベックの曲でロッド・スチュワートが歌うこともある
「People get lady」をちらっと歌い始めて
渡會さんが「歌詞を知らない~」っていうことでストップ(笑)
次に竹尾さんがGLAYの「beloved」を演奏して
笑いをとるという。観客にGLAYのこの曲知ってる?って聴いていて
あ~時代は流れているんだと感じました。GLAYを知らない世代も
いるわけですよね。

渡會さんが高校時代にやっていたのがハイスタのナンバーだったという話。
彼もハイスタ通ってきているんですよね。
バンド名が「鎖骨」でそれは渡會さんが体育祭でこけて鎖骨を折ったことから
ついたバンド名とか。まあハイスタやるんだったらわかる気もするバンド名。

さらにメンバーが最初に出会ってやったセッションの曲というので
ボブ・ディランの「knockin' on heaven's door」をやってくれました。
まあ、彼らはガンズの方のheaven's doorをやったらしいですけれど(笑)

ちなみにガンズは私の好きなクイーンのフレディのトリビュートライブで
この曲歌っていました。

そんな時間が過ぎて
今日誕生日の人いる?って聞いたらひとりいて(すごいですよね!)
その人のために「ホールケーキ」を彼らはプレゼントとして
歌ってくれました。その人にとっては一生もののプレゼントですよね!
おめでとうございます!

その時には武並さんもなんとか治して戻って来てくれました。
さすがプロでした。油が足りなかったらしいです。
私はこの日に武並さんのプロならではの表情を見た気がしたし
改めて尊敬しました。

tomorrow never knowsは間違えずに言えるかみたいなのが
毎回ある感じですが、この曲もほんとテンションがあがります。

エミネムとかレッチリとか思い出すラップですよね。

LOVEはやっぱり盛り上がる曲だし
渡會さんが言うようにこの曲はいろんな人を繋げていく曲だと思います。
たとえば子ども達も「なんかわかんないけれどいい曲」って感じて
好きになってくれるし、大人たちも「なんかインパクトがある曲」って
思ってCDを手にする。そんな感じがします。

もっともっと広げていきたい曲ですよね。

そして
Club Rubber Soul
が生で聞けてほんとうにうれしい。
この曲も素晴らしい曲だと思っています。


アンコールの時
まず渡會さんが出て来て

Right as rainという言葉について話されました。

「雨のように正しい」

これはイギリスならではのフレーズで
雨が降るのが当たり前の国イギリスだから
雨が降っているのが正しいということで
使われるんだけれど

この言葉が彼は好きだということ。
ツイッターでもつぶやかれてましたけれどね。
ずっと前に。

これはいい意味で使う感じですね。イギリスでは。
病気が全快した時とかにね。

だから渡會さんはこの日の雨を
いい風にとらえてたわけです。

かなりザザ降りでしたが
その音がまた音楽に絡んでくるのですよね。

渡會さんはまさに「雨を音楽に変えてしまう男」と
お見受けしました(笑)

まあ、みんなに「お前ら絶対に鬱になる。」とか
言ってましたが。

確かに連休明けはそうなるかも。
って忙しいのがわかっているから
悩む暇もなさそうですけれどね。
息してるだけでいっぱいいっぱいみたいな(苦笑)

鬱になった時は
「GENERATeR」がお薦めです。
私は絶対に聴くな、これ。
デトックス効果抜群だもの。

アンコールは2曲もしてくれました。

MOTHER ROCKは定番化していますね。
彼らにとって大事な曲なのかな?

そして
ちわわ。

これ感動ですね。

あっという間のようで2時間がすぐに経つという
このライブ。

すごいゴージャスでアットホームで
ここでしかできないライブですよね。

竹尾さんがどんなにでかいバンドになっても
ここでのライブは続けるからな~って
言ってくれたのがうれしかった。(って言われたのこの日だったっけ?)

私きっと生涯来れるかぎり来続けると思います。

ビールを飲みながらののほほんライブ。

竹尾さんがいうように「しゅっとしている俺らは嘘やからな。」
「これがほんとうやからな。」みたいなライブを見れて
裏フォズトーンを見れたようでうれしいです。

毎月でも来て欲しいな~。











コメント
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