5月15日(火)雨
大阪の難波に出来たZepp Namba ( Osaka)で
SWKAI NO OWARIのワンマンライブを見て来ました。
あいにくの雨かと思いきや会場に着いたら雨止んでました。
ふつうこの平日の火曜日なんてライブに行くなんて
考えもしない私ですが、私の生涯の大親友が
「絶対に行きたい」と言うので
なんとかチケットを取り、体はかなりきつかったのですが
行ってきました。まあ、車で連れて行ってくれるから
OKしたのですけれどね(笑)職場まで迎えにきてもらって
大事な仕事はきりあげて、とにかく残業はしないように
さっさと出させてもらったわけです。(うまくいかないこと
もあるので、内心ドキドキでしたが)車で行って駐車場は
近くにある商業施設のPに入れました。
その大親友のためだけというのはもちろんなくて
私も彼らのファンのひとりであり、
まだメジャーデビューする前から彼らの音楽を
聴いて来たので、ワンマンライブでどんな
ステージを見せてくれるかとても楽しみにしていました。
まだブログには書いていないのですが、
4月30日のFM802のREQUESTAGE10でも彼らの
ステージを見ました。その時の感想はなかなか
書く時間がなくて、また忘れた頃に書くかと
思います。他のアーティストのも含めて。
さてZepp Nambaに初めて行って、
以前の南港のZepp Osakaに比べてきっと便利には
なっているんでしょうが、都心なので
入場前がちょっとしんどい感じでした。
前みたいに広い場所で待つことができなくて
電車の高架下のスペースに集められて
なんか収容所に入れられている気分な
感じで入場待ちするのが息苦しい感じでした。
さらにそこからまたゼップの入り口まで行って
また待たされる感じでとにかく入場にすごく
時間がかかったイメージです。
さて、会場に入るとすごい人!
私はギリギリチケットを取ったので
かなり後ろでしたが、その人の熱量に圧迫されそうでした。
こんなにも愛されているバンドなんだと改めて
実感しました。
あの時すぐ隣にいてお話もできた彼らは今でははるか遠く
小さくしか見えなくなりました。
ファンの人たちは男女ともいい割合でいて
見た目は男女ともさわやか系な人が多かったように
思います。いい印象でした。
セットリストは
(OMC-1)
スターライトパレード
虹色の戦争
天使と悪魔
ファンタジー
不死鳥
死の魔法
Love the warz
世界平和
Never Ending World
TONIGHT
白昼の夢
生物学的幻想曲
花鳥風月
幻の命
yume
青い太陽
EN)眠り姫
インスタントラジオ
(エンドロール)
今回初めてのワンマン参加なので
いつもはどういう始まり方をするのかわかりませんが
今回はまず、小さなロボット君が登場して
オープニングにおしゃべりをして
始めるというものでした。
どこかアミューズメントパークっぽい感じが
して、それをメンバーは狙ったのかなって。
ツアータイトルも「Entertainment」ですものね。
そして始まりは「スターライトパレード」
この日は遠くからだから見えなかったのか
深瀬くんはあのナポレオンジャケット着てなかったような
気がしましたが、近くで見られた方どうでしたか?
とにかく、人の頭と頭の隙間からメンバー見る感じだったので(笑)
先日のFM802にイベントで「あ!そうか。」と思ったことがありました。
なぜ深瀬君がナポレオンジャケットをスターライトパレードで着ているかって。
私はここのブログでたまに書いてますが、ファンのくせに
音楽以外の情報はあまり知らなくて、もしかしたらどこかで深瀬くんが
語っているのかもしれませんが、何も知らないので感じたままを言うと
これってマイケミのブラックパレードからインスピレーションを受けたんじゃないか?って。
ステージの後ろのスクリーンに最初「Welcome to Starlight parade!」って写された時点
で「あ、マイケミといっしょだ。」ってそこで繋がったんです。ジェラルドもその時
ナポレオンジャケット着てましたものね。まあ、たまたまかもしれませんが、
paradeっていうのとそのジャケットで単純に私の脳が繋げたわけです。
あくまで私的な解釈ですので。つっこまないでくださいね。
さて、オープニングから不死鳥あたりぐらいまでは
親しみのある初心者にも受け入れやすい感じで
イベントでもよく演奏される感じでしたが、
死の魔法ぐらいから「彼らのこれがワンマンだ。」という感じを
溢れさせて来てくれました。
MCはまずは初めての人にということか
メンバーとの出会いを深瀬くんがしてくれました。
幼稚園からのつきあいが藤崎さんで
小学校、中学校からがなかじんで
高校からが2代目LOVEだって。
で、おもしろかったのは高校の時に
お昼の放送かなんかでランシドの曲が流れて
深瀬くんがすごくいい曲だと思ったけれど
誰のどの曲がわからない時に(当時やんちゃだったらしい)
他の仲間が「やつ音楽にくわしいぞ。」と言って教えてくれたのが
LOVEで、それまで話したことないのに話しかけてたずねたらしい。
で、その時にそのランシドのCD貸してって言ったのに貸してくれなかった。
という話になり、どうして貸してくれなかったの?と深瀬くんが聞いたら
「なんか返してもらえないって思ったから。」と想像してわかる返事でした(笑)
やんちゃな人に貸したらふつうそう思いますよね(笑)
でも、そんな二人がそこでランシドで結びついて、今があるって
やっぱり音楽の力ってすごいですよね。
やんちゃ系と音楽系が心を通わせちゃうわけですから。
でも、今のセカオワの音楽からランシドは浮かびませんけどね。
根底にはその血も流れているのでしょう。きっと。
そんな二人がクリスマスにふたりでゴーイングステディを聴いていた
っていうエピソードもなんか微笑ましいし、ああいう音楽聴いていた人が
「スターライトパレード」を歌っているっていうそのギャップも凄いです。
まあ、ランシドもゴーイングステディも聴いている自分もはちゃめちゃですが(笑)
まあ、ある意味、聴いている音楽に共通項があるから好きになるのかもしれませんね。
私が今回のワンマンで好きだった流れは
死の魔法からNever Ending Worldまでの流れ。
彼らはスクリーンをすごくうまく使うバンドだと今回思いました。
ステージの担当は藤崎さんのようですが、彼女のセンスは
素晴らしいと思います。
スクリーンに写される言葉や映像。
薄いスクリーンの後ろには彼らの姿は見えているんだけれど
そこにスクリーンに写される映像がかぶって
不思議な幻想的な世界が現れて来るのです。
スクリーンの使い方はthe HIATUSも素敵でしたが
セカオワはセカオワの世界がそこに展開されていました。
Love the warzは新曲だけれど今のところリリース予定は
未定ということで、この曲は年末のRADIO CRAZYからこの日で
3度聴いたわけですが、私はすごく好きです。
音源が本当に欲しいです。
正直、「眠り姫」よりこちらをシングルカットしてほしかったです。
もちろん「眠り姫」もいい歌ですが、新たなセカオワを見せるには
このLove the warzがいいと思うし、歌詞もすごくいいのです。
彼らの歌にはいつも「戦争」「平和」「死」「命」そして「愛」という言葉が
編み込まれています。私が彼らの歌が好きなのはとてもきれいな
メロディと歌声と演奏なのに歌詞には毒がいっぱい入っていたり
政治的なことや社会的なことを歌っていたりするからです。
とても深いからです。
詩をほとんど手掛けるのは深瀬さんだから
彼の考える平和への疑問をどの歌からもいつも感じることができます。
戦争がなくなれば平和もなくなるっていうその感覚。
彼の歌はとても真実をしっかり見ている感じがして
それが心に響いてくるのです。
スクリーンに写されるいろんな言葉
「東電だけがわるいのか」
「つぐなえ。」
「世界平和」
「希望」
「絶望」
そういう言葉が次々に現れては消えて交差していきました。
セカオワはこれらの言葉で何を言おうとしているのか
きっとファンのそれぞれが何かを思うのでしょう。
それが素晴らしいです。
何かをみんなが思うこと。
不死鳥の時だったかな?
(すぐに忘れるのですいません。)
いろんな人たちの死生観がスクリーンに言葉として
写し出されて、村上春樹氏のだったり
シェークスピアだったりするのですが
それらを集めたのは誰なのかな?って思ったりしました。
藤崎さんなのかな?
私の大親友はとにかく「Never Ending World」が大好きで
この曲を聴きたいがために来たといっても過言でないぐらいでしたが
この曲をライブで聴いたら、本当に感動しました。
Zepp Nambaは音響もよくて、あの曲を会場中に
たっぷりと行き渡らせて、みんなのもとに降らせてくれました。
このバンドは4人ともそれぞれの重要な位置を担って
その個性を最大限に出す力をもっていると思いますが
その中でも藤崎さんの存在はかなり重要だと思います。
彼女のピアノ力というか演奏及びメロディ力が
このSEKAI NO OWARIの要になっているようにライブで
改めて思いました。
彼らが「ロック」というジャンルに囚われたくないといっているけれど
その音楽域を広げるキーパーソンが彼女だと私は思っています。
それにしてもこの4人が子どもの時からいっしょだったっていうのが
本当に素晴らしいですよね。
なかじんがこういう出会いは努力しても得られないって言ってましたが
ほんと「運命」あるいは「奇跡」ですよね。
こんな事言ったら「またそんな事言って。」と言われるのはわかっているのですが
4人の演奏を見ていたある一瞬ですが、彼ら4人が古代ギリシャの小さな石畳の広場で
演奏しているように見えたのです。まあバカな事言ってって笑ってもらっていいです。
でも、なんだか本当に彼らはもう何度も生まれ変わってきているけれども
その遠い昔にやっぱりどこかで音楽をいっしょに奏でていたように感じた瞬間でした。
TONIGHTという曲は武道館でライブやったときに
なかじんがこのメンバーに出会って音楽をやれている喜びみたいなものを
曲にして彼自身が歌ったということで、この日もアコギで彼一人が
最初歌ってくれました。それまでそでにはいっていたメンバーたちも出て来て
そのアコギに音を重ねて、深瀬くんはコーラスに入り、その素敵な歌を
彩っていきました。
後ろのスクリーンにはなかじん自筆という歌詞が
写し出されていたのですが、なかじんって学校の先生のような
字を書く人なんだなってその字から溢れる人間性みたいなのを
垣間みた気がしました。
そして、なかじんの歌声も素敵でした。
「幻の命」は彼らと出会った最初の曲なので
やっぱりこの曲を聴くと出会った時の衝撃や
感動やその時の自分などをいろいろ思い出してしまいます。
あれからもう数年経ったのですね。
時間が過ぎていくのは早いです。
本編の最後が「青い太陽」だったのには感激しました。
このブログでも書いてましたが、私はこの曲が大好きなのです。
だからこそ、これがラストに来たのでちょっと泣きそうになりました。
そして、アンコールの時
会場は「スターライトパレード」の大合唱になりました。
素晴らしいなと思いました。
そしてアンコールでは新曲の「眠り姫」と
インスタントラジオで締めくくられました。
インスタントラジオも大好きな曲です。
そしてメンバーが去った後にまたロボット君が登場して
それから後ろのスクリーンには映画のエンドロールのように
メンバーやいろんなスタッフさんたちの名前が流れ
そして、ファンの方たちのショットが写し出され
その会場にいた人たちの何人かが映っていたようです。
すっごくいい思い出になったことでしょうね。
そうそう藤崎さんがiPoneをタクシーに忘れたと
言ってましたが、その後見つかったのかな?
見つかっていたらいいな。
彼女の実家は吹田なんですね。
お引っ越しになったのかな?
まあ、詳しくは知りませんが。
あと、まったくライブとは関係ないけれど
SEKAI NO OWARIってローマ字表記になってから
気がついたんだけれど、
彼らの名前にはNO WARって(戦争反対)
って入っているなって。
たまたまだろうけれど
なんかすごいなって。
またホールツアーにも参加する予定です。
だってかなり家の近くに来られるんですもの。
☆ランシドを知らない人のために
彼らにはthe Clashとかの影響が結構あって
スカな部分とパンクとレゲエがミクスチュアされていて
the Clashを神のようにリスペクトする私は
好き系なバンドであります。でも、セカオワとは違う世界だよね。
大阪の難波に出来たZepp Namba ( Osaka)で
SWKAI NO OWARIのワンマンライブを見て来ました。
あいにくの雨かと思いきや会場に着いたら雨止んでました。
ふつうこの平日の火曜日なんてライブに行くなんて
考えもしない私ですが、私の生涯の大親友が
「絶対に行きたい」と言うので
なんとかチケットを取り、体はかなりきつかったのですが
行ってきました。まあ、車で連れて行ってくれるから
OKしたのですけれどね(笑)職場まで迎えにきてもらって
大事な仕事はきりあげて、とにかく残業はしないように
さっさと出させてもらったわけです。(うまくいかないこと
もあるので、内心ドキドキでしたが)車で行って駐車場は
近くにある商業施設のPに入れました。
その大親友のためだけというのはもちろんなくて
私も彼らのファンのひとりであり、
まだメジャーデビューする前から彼らの音楽を
聴いて来たので、ワンマンライブでどんな
ステージを見せてくれるかとても楽しみにしていました。
まだブログには書いていないのですが、
4月30日のFM802のREQUESTAGE10でも彼らの
ステージを見ました。その時の感想はなかなか
書く時間がなくて、また忘れた頃に書くかと
思います。他のアーティストのも含めて。
さてZepp Nambaに初めて行って、
以前の南港のZepp Osakaに比べてきっと便利には
なっているんでしょうが、都心なので
入場前がちょっとしんどい感じでした。
前みたいに広い場所で待つことができなくて
電車の高架下のスペースに集められて
なんか収容所に入れられている気分な
感じで入場待ちするのが息苦しい感じでした。
さらにそこからまたゼップの入り口まで行って
また待たされる感じでとにかく入場にすごく
時間がかかったイメージです。
さて、会場に入るとすごい人!
私はギリギリチケットを取ったので
かなり後ろでしたが、その人の熱量に圧迫されそうでした。
こんなにも愛されているバンドなんだと改めて
実感しました。
あの時すぐ隣にいてお話もできた彼らは今でははるか遠く
小さくしか見えなくなりました。
ファンの人たちは男女ともいい割合でいて
見た目は男女ともさわやか系な人が多かったように
思います。いい印象でした。
セットリストは
(OMC-1)
スターライトパレード
虹色の戦争
天使と悪魔
ファンタジー
不死鳥
死の魔法
Love the warz
世界平和
Never Ending World
TONIGHT
白昼の夢
生物学的幻想曲
花鳥風月
幻の命
yume
青い太陽
EN)眠り姫
インスタントラジオ
(エンドロール)
今回初めてのワンマン参加なので
いつもはどういう始まり方をするのかわかりませんが
今回はまず、小さなロボット君が登場して
オープニングにおしゃべりをして
始めるというものでした。
どこかアミューズメントパークっぽい感じが
して、それをメンバーは狙ったのかなって。
ツアータイトルも「Entertainment」ですものね。
そして始まりは「スターライトパレード」
この日は遠くからだから見えなかったのか
深瀬くんはあのナポレオンジャケット着てなかったような
気がしましたが、近くで見られた方どうでしたか?
とにかく、人の頭と頭の隙間からメンバー見る感じだったので(笑)
先日のFM802にイベントで「あ!そうか。」と思ったことがありました。
なぜ深瀬君がナポレオンジャケットをスターライトパレードで着ているかって。
私はここのブログでたまに書いてますが、ファンのくせに
音楽以外の情報はあまり知らなくて、もしかしたらどこかで深瀬くんが
語っているのかもしれませんが、何も知らないので感じたままを言うと
これってマイケミのブラックパレードからインスピレーションを受けたんじゃないか?って。
ステージの後ろのスクリーンに最初「Welcome to Starlight parade!」って写された時点
で「あ、マイケミといっしょだ。」ってそこで繋がったんです。ジェラルドもその時
ナポレオンジャケット着てましたものね。まあ、たまたまかもしれませんが、
paradeっていうのとそのジャケットで単純に私の脳が繋げたわけです。
あくまで私的な解釈ですので。つっこまないでくださいね。
さて、オープニングから不死鳥あたりぐらいまでは
親しみのある初心者にも受け入れやすい感じで
イベントでもよく演奏される感じでしたが、
死の魔法ぐらいから「彼らのこれがワンマンだ。」という感じを
溢れさせて来てくれました。
MCはまずは初めての人にということか
メンバーとの出会いを深瀬くんがしてくれました。
幼稚園からのつきあいが藤崎さんで
小学校、中学校からがなかじんで
高校からが2代目LOVEだって。
で、おもしろかったのは高校の時に
お昼の放送かなんかでランシドの曲が流れて
深瀬くんがすごくいい曲だと思ったけれど
誰のどの曲がわからない時に(当時やんちゃだったらしい)
他の仲間が「やつ音楽にくわしいぞ。」と言って教えてくれたのが
LOVEで、それまで話したことないのに話しかけてたずねたらしい。
で、その時にそのランシドのCD貸してって言ったのに貸してくれなかった。
という話になり、どうして貸してくれなかったの?と深瀬くんが聞いたら
「なんか返してもらえないって思ったから。」と想像してわかる返事でした(笑)
やんちゃな人に貸したらふつうそう思いますよね(笑)
でも、そんな二人がそこでランシドで結びついて、今があるって
やっぱり音楽の力ってすごいですよね。
やんちゃ系と音楽系が心を通わせちゃうわけですから。
でも、今のセカオワの音楽からランシドは浮かびませんけどね。
根底にはその血も流れているのでしょう。きっと。
そんな二人がクリスマスにふたりでゴーイングステディを聴いていた
っていうエピソードもなんか微笑ましいし、ああいう音楽聴いていた人が
「スターライトパレード」を歌っているっていうそのギャップも凄いです。
まあ、ランシドもゴーイングステディも聴いている自分もはちゃめちゃですが(笑)
まあ、ある意味、聴いている音楽に共通項があるから好きになるのかもしれませんね。
私が今回のワンマンで好きだった流れは
死の魔法からNever Ending Worldまでの流れ。
彼らはスクリーンをすごくうまく使うバンドだと今回思いました。
ステージの担当は藤崎さんのようですが、彼女のセンスは
素晴らしいと思います。
スクリーンに写される言葉や映像。
薄いスクリーンの後ろには彼らの姿は見えているんだけれど
そこにスクリーンに写される映像がかぶって
不思議な幻想的な世界が現れて来るのです。
スクリーンの使い方はthe HIATUSも素敵でしたが
セカオワはセカオワの世界がそこに展開されていました。
Love the warzは新曲だけれど今のところリリース予定は
未定ということで、この曲は年末のRADIO CRAZYからこの日で
3度聴いたわけですが、私はすごく好きです。
音源が本当に欲しいです。
正直、「眠り姫」よりこちらをシングルカットしてほしかったです。
もちろん「眠り姫」もいい歌ですが、新たなセカオワを見せるには
このLove the warzがいいと思うし、歌詞もすごくいいのです。
彼らの歌にはいつも「戦争」「平和」「死」「命」そして「愛」という言葉が
編み込まれています。私が彼らの歌が好きなのはとてもきれいな
メロディと歌声と演奏なのに歌詞には毒がいっぱい入っていたり
政治的なことや社会的なことを歌っていたりするからです。
とても深いからです。
詩をほとんど手掛けるのは深瀬さんだから
彼の考える平和への疑問をどの歌からもいつも感じることができます。
戦争がなくなれば平和もなくなるっていうその感覚。
彼の歌はとても真実をしっかり見ている感じがして
それが心に響いてくるのです。
スクリーンに写されるいろんな言葉
「東電だけがわるいのか」
「つぐなえ。」
「世界平和」
「希望」
「絶望」
そういう言葉が次々に現れては消えて交差していきました。
セカオワはこれらの言葉で何を言おうとしているのか
きっとファンのそれぞれが何かを思うのでしょう。
それが素晴らしいです。
何かをみんなが思うこと。
不死鳥の時だったかな?
(すぐに忘れるのですいません。)
いろんな人たちの死生観がスクリーンに言葉として
写し出されて、村上春樹氏のだったり
シェークスピアだったりするのですが
それらを集めたのは誰なのかな?って思ったりしました。
藤崎さんなのかな?
私の大親友はとにかく「Never Ending World」が大好きで
この曲を聴きたいがために来たといっても過言でないぐらいでしたが
この曲をライブで聴いたら、本当に感動しました。
Zepp Nambaは音響もよくて、あの曲を会場中に
たっぷりと行き渡らせて、みんなのもとに降らせてくれました。
このバンドは4人ともそれぞれの重要な位置を担って
その個性を最大限に出す力をもっていると思いますが
その中でも藤崎さんの存在はかなり重要だと思います。
彼女のピアノ力というか演奏及びメロディ力が
このSEKAI NO OWARIの要になっているようにライブで
改めて思いました。
彼らが「ロック」というジャンルに囚われたくないといっているけれど
その音楽域を広げるキーパーソンが彼女だと私は思っています。
それにしてもこの4人が子どもの時からいっしょだったっていうのが
本当に素晴らしいですよね。
なかじんがこういう出会いは努力しても得られないって言ってましたが
ほんと「運命」あるいは「奇跡」ですよね。
こんな事言ったら「またそんな事言って。」と言われるのはわかっているのですが
4人の演奏を見ていたある一瞬ですが、彼ら4人が古代ギリシャの小さな石畳の広場で
演奏しているように見えたのです。まあバカな事言ってって笑ってもらっていいです。
でも、なんだか本当に彼らはもう何度も生まれ変わってきているけれども
その遠い昔にやっぱりどこかで音楽をいっしょに奏でていたように感じた瞬間でした。
TONIGHTという曲は武道館でライブやったときに
なかじんがこのメンバーに出会って音楽をやれている喜びみたいなものを
曲にして彼自身が歌ったということで、この日もアコギで彼一人が
最初歌ってくれました。それまでそでにはいっていたメンバーたちも出て来て
そのアコギに音を重ねて、深瀬くんはコーラスに入り、その素敵な歌を
彩っていきました。
後ろのスクリーンにはなかじん自筆という歌詞が
写し出されていたのですが、なかじんって学校の先生のような
字を書く人なんだなってその字から溢れる人間性みたいなのを
垣間みた気がしました。
そして、なかじんの歌声も素敵でした。
「幻の命」は彼らと出会った最初の曲なので
やっぱりこの曲を聴くと出会った時の衝撃や
感動やその時の自分などをいろいろ思い出してしまいます。
あれからもう数年経ったのですね。
時間が過ぎていくのは早いです。
本編の最後が「青い太陽」だったのには感激しました。
このブログでも書いてましたが、私はこの曲が大好きなのです。
だからこそ、これがラストに来たのでちょっと泣きそうになりました。
そして、アンコールの時
会場は「スターライトパレード」の大合唱になりました。
素晴らしいなと思いました。
そしてアンコールでは新曲の「眠り姫」と
インスタントラジオで締めくくられました。
インスタントラジオも大好きな曲です。
そしてメンバーが去った後にまたロボット君が登場して
それから後ろのスクリーンには映画のエンドロールのように
メンバーやいろんなスタッフさんたちの名前が流れ
そして、ファンの方たちのショットが写し出され
その会場にいた人たちの何人かが映っていたようです。
すっごくいい思い出になったことでしょうね。
そうそう藤崎さんがiPoneをタクシーに忘れたと
言ってましたが、その後見つかったのかな?
見つかっていたらいいな。
彼女の実家は吹田なんですね。
お引っ越しになったのかな?
まあ、詳しくは知りませんが。
あと、まったくライブとは関係ないけれど
SEKAI NO OWARIってローマ字表記になってから
気がついたんだけれど、
彼らの名前にはNO WARって(戦争反対)
って入っているなって。
たまたまだろうけれど
なんかすごいなって。
またホールツアーにも参加する予定です。
だってかなり家の近くに来られるんですもの。
☆ランシドを知らない人のために
彼らにはthe Clashとかの影響が結構あって
スカな部分とパンクとレゲエがミクスチュアされていて
the Clashを神のようにリスペクトする私は
好き系なバンドであります。でも、セカオワとは違う世界だよね。