NICO Touches the Wallsの『Who are you?』のアルバムは珍しく、発売日の前日に店頭に並ぶのを待って買った。ネットで買う方がお得だったんだけど、なんか待ってられなくて。まるで10代の子の気持ちのようにうれしくてうれしくて。アルバム抱きしめて帰ったそんな感じ。
オリジナルバージョンの「Broken Youth」から始まるこのアルバム。最初からやっぱり体中の体温がぐわぁ~って上昇していくのがわかる。
♬ そんな力任せのプライドも甘い日々の代償も超えていけそうで......♪
の下りの歌詞がすごく好きだ。いい年しての私だけど、そんな熱い思いを抱えていた時代の感覚が戻ってきて、なんか「生命」を感じる。
何度聞いてもこの曲のギターのトレモロのあたりが好きだし、とにかく全体的にギターワークが心にストライクな曲でもある。
「B.C.G」って、これはコードのことなのかな? 歌詞の中にコードが出てくるから。Aマイナーとかいろいろ。そのイメージなのかな、それが結構つぼにはまった。たまにギター弾く人なんかに「どのコード好きですか?」って聞いたりして、まるで性格判断してるかのように、それで「この人こんなタイプなのかな?」なんて思う私だから。
関係ないけど、ギターを弾く弟子A曰く、ギターのコード進行の黄金進行っていうのがあるらしく(って彼女はそれが実際に何コードというのはわかってないけれど)とにかく、こう進めば必ずかっこよくロックに聞こえるコード進行っていうのがあるそうだ。それを弾いて、海外でも国内でもいろんなバンドが使っていると教えてくれた。で、結構知っているバンドでもよく聞けばそれが使われていて、へぇ~って目から鱗。
もしかして知らぬ間にその黄金旋律というのかコード進行を使っているのかもしれないね。
で話それましたが、「B.C.G」はどこかサザンの香りがふわぁ~って香ってきた。あくまで香り。
「THE BUNGY」はやっぱり彼らしかできない曲であり、今のこの時代にこれをシングルで出したことすらすごいなぁ~って改めて思った。一見年齢層が高そうな人に受けそうだけれど、そこにNICOの若さがすごいスパイスになって、聞いていてその加減がすごく気持ちいい。
NICO最高!って思える曲だよね。あのブラッククロウズやレナードスキナード(って誰やねんって感じでしょうか?ここを読んでくれる方だと)とかのサザンロック系の香りぷんぷん。こんな嗜好もおそらく、光村さんたちがサザンオールスターズが好きなの一致するのかもしれない。だって、サザンはサザンロックが好きなのもあってサザンがついたんだものね、名前に。
レッドツェッペリンのメンバーもイエローモンキーのメンバーもブラッククロウズが好きだし、なんか好きな人の輪ができていく感じ。
「エトランジェ」はNICOのもうひとつの顔の音楽だよね。NICOにはいろんな顔があるんだけど、それをさらに大きく分けると2つに分けられる気がして、その一方のサイドに入るのがこの曲だと思う。
このアルバムを仕事帰りの午後8時過ぎぐらいにバスに乗りながら聴いていたら、その街の景色とすごくとけ込んで、なんか心がファンタジックになった。ちなみに京都のやや繁華街から外れた道はネオンなんかももちろんないし、わずかな光と遠くに見える電車と京都タワーが夜をほんのり明るくするぐらいなんだ。
「image training」ほんとうにNICOの曲って街の風景が似合うよね。いつもの風景が彼らの曲を聴きながらだと映画のシーンのようになってしまう。いろんな主人公たちが見えてくる。通り過ぎる人たちのドラマを知りたいって思ったりする。インディーズからの本当に名曲だよね。
「バニーガールとダニーボーイ」もある意味渋い曲だと思う。こういう曲が作れてしまう光村さんて本当に何歳か?って思う。ロックインジャパンの対談でグレイプバインの田中さんが言っていたのと同じ気持ちだ。(Oh Love is a Dream ...)のあたりの部分がつぼだ。あれは洋楽テイストが満開。
「有言不実行成仏」カッティングギターが効いてて、私の好きなUKバンドのレベル42の香りも漂いつつ、レニークラビッツ風でもあったりとタイトルからはおよそ想像できないメロディライン。
「ほっとした」これはライブで初披露っていうのを聴いた曲だ。ほんとに聴いててほっとする。アコギの弦の音がきゅきゅと聞こえて、それがまた心に滲みていく。
「夜の果て」これはやっぱり私の中ではスペシャル。彼らと出会った曲でもあり、つらい時に助けてくれた曲だから。今だにこの曲を聴くと冬のあの寒い夜に心ボロボロになりながら聴き続けた光景が蘇る。でも、これで強くなれた。これで超える事ができた。
♪明日もしこの世界が音もなく消えてしまって.....
というこの言葉。ここにどこかエルレの細美さんやJet Lily Starの真田さんとどこか重なる世界観というか人生観を見た気がした。
♪闇夜に色彩をつけたらいい
この言葉はすごく心に響く。
なんか私は暗闇から色のある世界へNICOによって引っ張り上げてもらった気がする。そう今私は色彩の中で生きている。
「(MySweet)Eden」はインディーズのアルバムの中でも大好きな曲のひとつだったから、これがフルアルバムに入ってくれて本当にうれしい。これをライブで聴けた時はもう脳天から花火があがるようなトランス状態になった。この曲で会場が一体感になる感じがすごく好きだ。
♪ただ僕らしくある街 このふざけた世界で ずっと探している
この言葉がまた好きなんだ。そう楽園はそばにあるんだよね。自分にとって大事なものって案外近くにあるんだよね。
あぁ~またNICOのライブに行きたい。
「葵」という漢字からはついつい京都生まれの私は京都を連想してしまうんだけど、それにしても心にじわぁ~っとゆっくり染み込んでいく行く曲だね。彼ららしいバラード。香り的にはくるりだったり、サザンだったりと共通なものがふわぁ~ってあるんだけど、聴いていてNICO色であることは確か。
「anytime, anywhere」ロカビリー風な出だしで、どんな曲なんだろう?って最初からワクワクしてしまった。ギターの感じはちょっとクラッシュ風で、TOKYO CALLING風な感じもしないでもない。
最近すごく忙しくて、帰りに本屋さんにもあまり行けなくて、NICOのインタビューとかも読めてないから、私が書いているのとはおおよそ外れた感じのことをインタビューで答えられているのかもしれないけれど、これはあくまで主観なので、違いを見つけてもスルーしてくださいね。
いっしょについていたDVDも私が行ったライブの「夜の果て」の映像だったりして、それがものすごくうれしかった。大好きな一生もののこの曲をライブで生で聴けた感動がまた蘇るわけですよ。その場所なんですから。
もうNICOってどう私の中で位置づけたらいいんでしょうね。
そうそう余談ですが、この前桑田選手がメジャーにいてたとき、自分の愛称は「NICO」だったって言ってて、なんかへぇ~って思いました。UNICOっていうのは唯一っていう意味のイタリア語(だったかな)らしく、それのUをとってNICOって言われてたみたいです。
私はNICOがどこからついたのか未だに知らない人ですが、ある意味その音楽はUNICOですね。
まだ聴いたことない方は一度聴いてみてくださいね。
オリジナルバージョンの「Broken Youth」から始まるこのアルバム。最初からやっぱり体中の体温がぐわぁ~って上昇していくのがわかる。
♬ そんな力任せのプライドも甘い日々の代償も超えていけそうで......♪
の下りの歌詞がすごく好きだ。いい年しての私だけど、そんな熱い思いを抱えていた時代の感覚が戻ってきて、なんか「生命」を感じる。
何度聞いてもこの曲のギターのトレモロのあたりが好きだし、とにかく全体的にギターワークが心にストライクな曲でもある。
「B.C.G」って、これはコードのことなのかな? 歌詞の中にコードが出てくるから。Aマイナーとかいろいろ。そのイメージなのかな、それが結構つぼにはまった。たまにギター弾く人なんかに「どのコード好きですか?」って聞いたりして、まるで性格判断してるかのように、それで「この人こんなタイプなのかな?」なんて思う私だから。
関係ないけど、ギターを弾く弟子A曰く、ギターのコード進行の黄金進行っていうのがあるらしく(って彼女はそれが実際に何コードというのはわかってないけれど)とにかく、こう進めば必ずかっこよくロックに聞こえるコード進行っていうのがあるそうだ。それを弾いて、海外でも国内でもいろんなバンドが使っていると教えてくれた。で、結構知っているバンドでもよく聞けばそれが使われていて、へぇ~って目から鱗。
もしかして知らぬ間にその黄金旋律というのかコード進行を使っているのかもしれないね。
で話それましたが、「B.C.G」はどこかサザンの香りがふわぁ~って香ってきた。あくまで香り。
「THE BUNGY」はやっぱり彼らしかできない曲であり、今のこの時代にこれをシングルで出したことすらすごいなぁ~って改めて思った。一見年齢層が高そうな人に受けそうだけれど、そこにNICOの若さがすごいスパイスになって、聞いていてその加減がすごく気持ちいい。
NICO最高!って思える曲だよね。あのブラッククロウズやレナードスキナード(って誰やねんって感じでしょうか?ここを読んでくれる方だと)とかのサザンロック系の香りぷんぷん。こんな嗜好もおそらく、光村さんたちがサザンオールスターズが好きなの一致するのかもしれない。だって、サザンはサザンロックが好きなのもあってサザンがついたんだものね、名前に。
レッドツェッペリンのメンバーもイエローモンキーのメンバーもブラッククロウズが好きだし、なんか好きな人の輪ができていく感じ。
「エトランジェ」はNICOのもうひとつの顔の音楽だよね。NICOにはいろんな顔があるんだけど、それをさらに大きく分けると2つに分けられる気がして、その一方のサイドに入るのがこの曲だと思う。
このアルバムを仕事帰りの午後8時過ぎぐらいにバスに乗りながら聴いていたら、その街の景色とすごくとけ込んで、なんか心がファンタジックになった。ちなみに京都のやや繁華街から外れた道はネオンなんかももちろんないし、わずかな光と遠くに見える電車と京都タワーが夜をほんのり明るくするぐらいなんだ。
「image training」ほんとうにNICOの曲って街の風景が似合うよね。いつもの風景が彼らの曲を聴きながらだと映画のシーンのようになってしまう。いろんな主人公たちが見えてくる。通り過ぎる人たちのドラマを知りたいって思ったりする。インディーズからの本当に名曲だよね。
「バニーガールとダニーボーイ」もある意味渋い曲だと思う。こういう曲が作れてしまう光村さんて本当に何歳か?って思う。ロックインジャパンの対談でグレイプバインの田中さんが言っていたのと同じ気持ちだ。(Oh Love is a Dream ...)のあたりの部分がつぼだ。あれは洋楽テイストが満開。
「有言不実行成仏」カッティングギターが効いてて、私の好きなUKバンドのレベル42の香りも漂いつつ、レニークラビッツ風でもあったりとタイトルからはおよそ想像できないメロディライン。
「ほっとした」これはライブで初披露っていうのを聴いた曲だ。ほんとに聴いててほっとする。アコギの弦の音がきゅきゅと聞こえて、それがまた心に滲みていく。
「夜の果て」これはやっぱり私の中ではスペシャル。彼らと出会った曲でもあり、つらい時に助けてくれた曲だから。今だにこの曲を聴くと冬のあの寒い夜に心ボロボロになりながら聴き続けた光景が蘇る。でも、これで強くなれた。これで超える事ができた。
♪明日もしこの世界が音もなく消えてしまって.....
というこの言葉。ここにどこかエルレの細美さんやJet Lily Starの真田さんとどこか重なる世界観というか人生観を見た気がした。
♪闇夜に色彩をつけたらいい
この言葉はすごく心に響く。
なんか私は暗闇から色のある世界へNICOによって引っ張り上げてもらった気がする。そう今私は色彩の中で生きている。
「(MySweet)Eden」はインディーズのアルバムの中でも大好きな曲のひとつだったから、これがフルアルバムに入ってくれて本当にうれしい。これをライブで聴けた時はもう脳天から花火があがるようなトランス状態になった。この曲で会場が一体感になる感じがすごく好きだ。
♪ただ僕らしくある街 このふざけた世界で ずっと探している
この言葉がまた好きなんだ。そう楽園はそばにあるんだよね。自分にとって大事なものって案外近くにあるんだよね。
あぁ~またNICOのライブに行きたい。
「葵」という漢字からはついつい京都生まれの私は京都を連想してしまうんだけど、それにしても心にじわぁ~っとゆっくり染み込んでいく行く曲だね。彼ららしいバラード。香り的にはくるりだったり、サザンだったりと共通なものがふわぁ~ってあるんだけど、聴いていてNICO色であることは確か。
「anytime, anywhere」ロカビリー風な出だしで、どんな曲なんだろう?って最初からワクワクしてしまった。ギターの感じはちょっとクラッシュ風で、TOKYO CALLING風な感じもしないでもない。
最近すごく忙しくて、帰りに本屋さんにもあまり行けなくて、NICOのインタビューとかも読めてないから、私が書いているのとはおおよそ外れた感じのことをインタビューで答えられているのかもしれないけれど、これはあくまで主観なので、違いを見つけてもスルーしてくださいね。
いっしょについていたDVDも私が行ったライブの「夜の果て」の映像だったりして、それがものすごくうれしかった。大好きな一生もののこの曲をライブで生で聴けた感動がまた蘇るわけですよ。その場所なんですから。
もうNICOってどう私の中で位置づけたらいいんでしょうね。
そうそう余談ですが、この前桑田選手がメジャーにいてたとき、自分の愛称は「NICO」だったって言ってて、なんかへぇ~って思いました。UNICOっていうのは唯一っていう意味のイタリア語(だったかな)らしく、それのUをとってNICOって言われてたみたいです。
私はNICOがどこからついたのか未だに知らない人ですが、ある意味その音楽はUNICOですね。
まだ聴いたことない方は一度聴いてみてくださいね。
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