今日の愛媛県地方は、生暖かい変な天候でした。
すっかり陽が落ちた午後5時30分、帰宅中のクルマに表示された外気温は???
何と、22℃ですって~。
さてさて。
愛媛県地方に残る風習の一つに、巳午(みんま)があります。
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12月の巳の日(←今年は1日、13日など)に、その年に亡くなった人のお正月をするというもの。
わが家は今週の水曜日、13日の巳の日に行いました。
父が亡くなったのは昨年ですが、四十九日は年を明けていたので、巳午は今年になりました。
お墓には、花立に柿の枝や松を飾り、裏白を表にした正月飾りを付けました。
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重ね餅などのお供えをして、線香を立てたあとみんなでお経をあげました。
その後、お供えしたお餅をみんなで食べるのですが…
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藁を燃やしてお供えしていた餅を焼きます。
そして…。
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焼いたお餅を包丁(←わが家は果物ナイフにしました)に刺し、これを代表者が肩越しに持ち、参加者が代表者の後ろから包丁に刺さった餅をちぎり取って食べるというもの。
これはわが家がやった方法で、決まったものはなく地域や家庭によって異なるそうです。
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片付けて自宅に帰ると、あらかじめ用意していた餅でお雑煮を作って食べました。
一足早く、故人のお正月をしたというわけです。
父も喜んでくれたかな???