よく友人達と話をしているときに自慢話をとくとくとする人がいる。
飲み会で会うといつも同じ事を自慢している。聞かされる方はうん
ざりする人もいるが、前に聞いたのを忘れているのかふむふむと
言って聞いている人もいる。こんな事はよくあることでたわいの無
い話である。しかし自慢話も程度を越えると弊害が出ることがあ
る。
どんな場合でも何かを作るときには細部にわたる打ち合わせを
して目的のものをデザインすることが基本である。もちろん依頼す
る方も細部にわたる理解をしていなければならない。私の友人の
建築設計士の方も設計を受ける場合には微に入り細にわたり打
ち合わせをするという。そうして依頼者の満足できるものが出来
るという。
私はIT関係のボランテイア団体に所属しているが、そこで奉仕
をした後で日誌を付けることが求められていた。それはEXCEL
上にフォーマットがありそこへ記入するようになっている。ある日
私が書いた日誌によってソフトウェアーが壊れたと、ホーマットを
作った人に苦情を言われたことがあった(実際には壊れたので
は無くソフトウェアーの不備によるものであるのだが)。どういうこ
とかというと、報告を記入する範囲を超えると、ある集計をする
コマンドの入っているセルが移動してしまい後に不具合が生じ
てしまうことだという。そんなことは、セルが移動したときに後の
処理をするところと連動するようにしておけば済むことでは無い
かと思う。飛んだところで制作者の限界がでたのかも知れない。
こんなソフトウェアーをもし有料で作ったとすると後々いろいろ
な問題が出てくるのでは無いだろうか。独りよがりには困ったも
のである。そういう人ほど自尊心が強く自分の不備を他人の責
任にしようとする。やれやれ.....。