寓居人の独言

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中国は過去の悲惨な歴史を繰り返したいのか(20140616)

2014年06月16日 17時19分58秒 | 日記・エッセイ・コラム

 中国は日本を名指しして、日本の歴史認識は薄いなどと盛んに主張している。日本は太平洋戦争で周辺緒国に少なからぬ被害を与えたことを深く反省して自国を守るための自衛隊しか持たないことを国是としてきた。
 太平洋戦争前の日本が大東亜共栄圏構想を掲げて欧米諸国に対抗してきた。方法論はどうあれ結果的に多くの国々が独立できた。その後も日本の復興とともにそれら諸国に対して経済支援を行ってきた。それらの国々が発展できたのは日本のお陰であるなどとは一言も言っていないし言うつもりも無い。
  それに引き替えて現在の中国は、太平洋戦争前の日本がやってきたことを教訓?として自国の拡張を軍事力を背景に実行しているように見える。
 国際司法裁判所において対話による解決を提案しても中国は応じない。国際司法裁判所での判断は、それがどれほどの効果を持っているかどうか不明であるが、少なくとも国と国との紛争を回避するための対話による解決を行うための最良の方法であることは否定できない。
  ネット検索によると日本は太平洋戦争の賠償を放棄した中国に対して開発援助などの名目で総額6兆円もの援助をしてきたという。中国で人権問題に関わる事件が起こり、これを弾圧する事態がしばしば発生した。そんなとき我が国の歴代首相の何人かが援助を打ち切りたい(打ち切る)と言うと、当時の中国首相は”国民が大騒ぎしますよ”などと言って援助を継続するように暗に要求したという。その援助金は中国国民のためにどのくらい使われたのだろうか。ネット情報によると(その情報を信頼するとすれば)援助金は特に近年は軍備拡張に使用されているという。その結果現在の中国は太平洋戦争前の日本と同じ状態を作り出してしまった。しかし当時の日本国の目標は信じる信じないは別にして東南アジア諸国との共存共栄を目的にしていた。
 昔から歴史は繰り返されるという。しかし、過去の歴史上の事実で後世に悪い影響を残すようなことは繰り返さないようにしなければ世界は進歩しない。
 限りある地球を自国のためだけと考えて拡張政策をとるのではなく、人間を中心に地球上の生物が自然の状態で生きていくことが出来るように我々が努力しなければならない。