寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

人のカケラ

2016年02月04日 14時07分38秒 | こんな出来事がありましたよ

 残虐な行為によって裁判が行われている矢先に別の

残虐な行為が発覚しました。一方では公判の席で反省

の色を示し遺族に謝罪する言葉を発しました。もう一

方は新聞やTVニュースによると言葉で言い表せないよ

うな行為によって幼子を死に追いやってしまいました。

 何故自分の力を弱い者に向けてしまうのでしょうか。

私がまだ仕事をしていたころの話ですが、やせ細った

小児が虐待死に追いやられたということがありました。

子どもがいた女性が結婚しました。しばらくするとそ

の子にとっては義父の男が子供に残虐な行為をしだし

ました。信じられないのは母親も一緒になって子供を

虐待していたというのです。なぜ自分の子供を夫と一

緒になって虐待してしまったのでしょうか。当時の新

聞によると母親は夫に別れを告げられるのが怖くて夫

と一緒になって虐待したということです。女性はそれ

ほど弱いとは思ってもいませんでしたので私は驚いて

しまいました。

 今新聞で報道されている虐待死した幼児の母親は、

男の行為が恐ろしくて止めることも警察や友人に知ら

せることができなかったといっているようですね。

 このような場合近所の人が気が付いたら速やかに警

察等へ通報することはできたと思います。戦争中の隣

組というのはその意味ではうまく機能していましたね。

今は、”隣は何をする人ぞ”という無関心が過剰にいき

わたっています。プライバシーを重要だと思う欠点が

出ているのでしょうか。無関心と噂話の種にしない程

度、深入りしない程度に関心を持つことは必要かもし

れませんね。