1960年頃だったと思いますが、エルモという会社の
見学に行ったことがあります。そのとき、もしかしたら前
にも書いたかもしれませんが、将来のカメラには自動的に
焦点を合わせる機能が装備されるという説明がありました。
その後ズームレンズが実際に出来ました。そのために写
真愛好者が急増したという話もありましたね。
さて、ズームレンズのアイデアは人間の目の調節機能を
参考にしたということです。
ところで、私の周辺にいる高齢者で白内障手術をしたと
いう方が結構います。その方達の話を聞きますと、遠方が
こんなによく見えるようになって感動したというのですね。
ところが、ある人が近くを見るときに眼鏡をかけているの
を見つけてしまい、どうしましたかと聞きました。すると
近くが前と同じだというのですね。ということは水晶体の
代わりに入れたレンズは万能ではない部分があるというこ
となのでしょうか(ちょっと変な日本語ですね)。将来、
自動調節機能を持つ物質が開発されるかもしれません。そ
のときは遠近調節機能をもった、体内埋め込みレンズが出
来るかもしれませんね。
もしかしたら、レンズの代わりに、IP細胞によって水晶
体が再生されるようになるかもしれませんね。いずれにし
ても未来が楽しみです。長生きしなければ!