一般の会社員や公務員は、定年になる日まで勤めるという
願望を持っている方が多いと思いますが、高級官僚(国家、
地方を問わず)といわれる人たちは定年まで勤め上げる人は
極く少ないという話を聞いたことがあります。その理由は、
後任人事を早く決めようと言うことが基本にあるからだと言
われています。早く退職して天下り?で就職すると、次々と
2,3年ごとに退職し、そのたびに高額の退職金を手にするこ
とが出来ると言う話しです。もちろんそんなことはないとい
う方もいらっしゃるかもしれませんね。ただそういう方は例
外かもしれません。
例えば国家公務員が所属する省庁で最も天下り先が多いの
は、昔は文部省だと聞いたことがあります。大学卒業生が就
職難で苦吟しているときでも関係なく天下りをしていたよう
ですね。
報道によると文科省からの天下りの構造が明らかになるに
したがって、省ぐるみで行われていたとされています。折角
いろんな困難を乗り越えて作った法律をあの手この手でくぐ
り抜けて再就職する。しかも高額な報酬を手にする。またそ
の斡旋をすることによって論外の報酬を手にするものがいる。
文科省と言えば将来の日本を支える子供や若い人たちを育て
る立場にありながら、自分たちは平気で法律の抜け穴を探し
て天下り行為を隠蔽してしまう。こんなことは許されるわけ
がありませんりません。
関係機関の徹底的な調査と法律違反を立証して、関係者の
然るべき処置をしなければならないでしょうね。この際きち
んとした前例を作ってほしいと思います。
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