寓居人の独言

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舛添東京都知事への不信感

2016年05月25日 10時16分17秒 | 日記・エッセイ・コラム

 舛添要一東京都知事の金銭面での公私混同が話題

になっていますね。私は東京都民ではありませんが

一般的に舛添氏を政治家として見ても金銭面での不

信感はぬぐえません。それで少し書かせていただき

ました。

 知事は家族で行った旅行が政治的な会議であった、

といっていますね。それは重要な会議だったとも。

そんな重要に会議に家族を連れて行くでしょうか。

ついでに家族を連れて行ったというのは、公的資金

を家族旅行に使ったということですよね。もしそう

ではないというなら、宿泊代金は自分の分と家族の

分とを分けて支払うのが当たり前ではありませんか。

 また、趣味の美術品や美術書などを購入した目的

は、外国の同業者(政治家?)へのお土産だと言っ

ていますね。その金額が何かみみっちいような気が

します。一般的に政治家が外国の政治家に贈り物を

する場合の価格はどのくらいが適当なのか不明です

がオークションで低価格で落札したあまり評価され

ないものや古書店で2000円とか3000円の古本を贈

るのは非常識とも考えられます。もちろん相手に購

入方法を言うことはないでしょうが。これも不信感

を持たれる要素です。もし万一家宅捜査が入るよう

な事態になって、外国人に送ったという物品が出て

きたらどう説明するのでしょうか。

 例えば上記のようなチマチマしたことの重なりが

政治家としての不信感になってしまうのです。

 5月25日付の読売新聞に守屋秀繁横綱審議委員会

委員長が白鳳について「横綱としてわきまえる心」

を持てと語っています。たかがスポーツというかも

しれませんが、どんな社会でもトップに立つものは

その社会で持っていなければならない「わきまえる

心」を持っていなければならないということです。

もちろんこれはトップに立つものだけに限られるも

のではありません。私たち個人でも同じことが言え

ます。

 守屋氏は続けて、横綱にふさわしくない手段を用

いて勝たなければならないなら潔く引退すべきだと

語っています。

 舛添東京都知事も都民にそして社会に不信感を持

たれるようなことを続けるなら、辞任する道しか残

されていないのではないでしょうか。社会は猛省を

求めたりはしないでしょう。求めるのはたった一つ

都知事の地位を汚すことない潔さだけだと思います。

 


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