寓居人の独言

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ミカンの生育限界は?

2015年12月26日 12時51分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

 私の家族がこの町に居住するようになって46年になります。

当時は近所に子どもたちがたくさんいました。何しろ小学校が

2校増えたほどでしたから。数年後中学校も一校増えました。

人口は最大時に3万人に達しました。

 初めて間近に見える富士山、我が家の窓から少しだけ見え

る相模湾、我が家の西側の丘陵地にはミカンの木が沢山植

わっていました。

 秋になると緑の実がなりました。それが12月に入ると黄色

に変わってきます。小学校や町の自治会ではミカン狩りを計

画してミカンをもらってきたものでした。しかし当時のミカンは

皮が固く酸味の強いものでした。そのためにそのまま食べる

のには向いていない感じがしました。当地で収穫されるミカ

ンはジュースの原料として使用されてきました。それが10年

ほど前から農家が改良に努力して酸味が少なくなり甘味が

増えて美味しいミカンになりました。

 ミカンの北限は当町だと主張してきましたが、最近の情報を

調べると筑波山の近くでも栽培していたり、秩父でも栽培する

ようになっていました。お茶の水女子大の修士論文にミカンの

生育限界の研究が報告されています。

 もしかすると温暖化の影響で栽培限界が北上しているのか

も知れませんね。というのはうがった考えですが、栽培方法の

進歩や品種改良が栽培限界に変化を与えているのでしょう

かね。

 

 

 

 

 


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