チャップリンの映画については「前に独裁者」を記事に
しました。そのほかにも数本の映画を見ています。どれも
喜劇王としてのチャップリンの面目躍如たるものでしたね。
中でも最高の映画作品は今回の「黄金狂時代」かもしれま
せんね。内容については少しだけ書きますが、名場面のい
くつかを紹介したいと思います。
話は「金鉱探し」つまり”山師”の話から始まります。チ
ャーリーは猛吹雪の中這々のていでたどり着いた避難所の
ようなところで、おたずねものにであう。しばらくして本
物の山師がやってくる。3人は共同生活をし始めたが食う
に困る始末になる。お尋ね者と山師はチャーリーが鶏に見
えるようになる。チャーリー達は履いていた靴まで食べて
しまう。麓に戻ったチャーリーは酒場で恋をする。その酒
場で知り合ったビッグと艱難辛苦の末近郊を発見し大金持
ちになった。
本編のクライマックスは崖の上の小屋が崖から落ちそう
になりその中にチャーリーがいる。崖はものすごく高く落
下すれば確実にお陀仏だ。
この作品には、社会の笑いとペーソスそして冒険と貧困
そして大金持ちといういろんなジャンルの生活状態が見事
に表現されています。私の見た「黄金狂時代」は古いヴァ
ージョンで音声もなく画面はざらついていましたが、それ
を上回る価値があったと思います。その後トーキー付きバ
ージョンがでましたが、こちらはアカデミー賞にノミネー
トされました。
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