寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

双子座流星群 今年は見られませんでした(思い出話) 

2015年12月16日 22時49分51秒 | 寓居人の思い出話

 先日、天気予報では双子座流星群を見ることが出来る

絶好の空模様だということでしたが、曇っていて見ること

が出来ませんでした。1時間に4,50個は見えるとのでし

たが残念でした。 

 流星で思い出すのは仕事をしていた頃、小笠原へ行った

ときのことでした。学生を連れて父島の小湊という砂浜に寝

転んで空を見ていたとき多数の流星を見ることが出来ました。

学生達は歓声を上げて喜びました。7月末のことですから何

か名のある流星群かもと思ったのですが分かりませんでした。

 小笠原の空は澄んでいて目のよい人はスバル座の星を数

えることが出来るほどでした。そんな小笠原ではいろんなこと

を体験することが出来ました。ウミガメの産卵と小亀の放流や

ハレー彗星を見たのも小笠原の帰りの船上でした。

 ところでSF小説で「トリフィドの日」というのがありました。小説

では油を採るためにある植物(これがトリフィドという植物)の種

子をオーストラリア?からソ連に運んでいるときに飛行機が墜

落してその種子が地上に散乱してしまったのです。時を同じくし

て空では大流星群が見られ、それを見た人々は目をやられて失

明してしまったのです。ここまでが序論で、その後その植物はどう

いう風にしてか地上の動物を栄養源し、そのために動物を呼び寄

せる物質を発生するというのです。こうして地上からほとんどの動

物と人間を絶滅に追い込んでいったのです。

 残ったのは流星群が降った夜仕事をしていて空を見なかった人

や赤子それから酒に酔いつぶれて寝ていた等流星群を見なかっ

た一握りの人達だけになってしまったのです。

 話の結末は書きませんが、小説家の想像力には驚いてしまいま

した。これを読まれた方は流星群を見るとき気をつけましょう?

 

 

 

 


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