for today 科学に目を向けよう

短文


我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

文学が目指す共有感情   過去の感想から

2013年06月06日 08時32分55秒 | 

養老猛さんの本を読み返してみた。『死の壁』はまだ読んでいない。書棚には『考える人』という本があった。

この本を手に入れたきっかけは、脳につぃての放送番組だった。「異性を愛するとき、人の脳の中はどうなっているのだろうか」などという心の動きを脳の働きから探る問題に、とても興味がわいた。

 日本語の特異性や、臨死の時限の脳の働きから見える映像と解析に、新しい真理を知って感激していた。視覚能力がなくなると、脳は、高さを利用して物をみようとするようだ。

 当時読んだときとは、関心がかわっていた 章をいくつかあげてみる。脳と心のずれ。脳は世界を構築する。感情とはなにか。現実とはなにか。究極の重みづけ。奇妙な日本語。わかることしかわからない。

 「心が大事」とは、耳にした経験があるだろう。このとき人は、たいてい心臓のあたりをさししめす。けれど、脳科学は、心や魂の由るところを知っていた。

 人は、朝起きてから寝るまで心を労している点から、「心」は特権的存在だと、先生はおっしゃっている。だから、脳は心とは同じものではないようだ。

社会は脳によって作り上げられた世界とし脳の入力系で、重みづけということばを用いて、感情や現実を説明している。つめると、脳の働きで大事なのは意識という主観だそうだ。論理は機械でも代用できるが、主観はそれもできないので、高級な代物だと述べている。

 本文より抜粋してみる。

「重みづけがなされる場合に、これを真実とか信仰とか、真善美という。これが、英語のリアリティである。文学が、ある意味では絵空事であるにもかかわらず、リアリティをもつのは、そのことである。」

2005年

過去の発見を読みながら、クスッと笑った。 これも添削券をつけたでしょう。きっと書くように言われたから書いたのかもしれない。

あれからIT発展によって私たちの不明だった点が明らかになったりもした。物を書くときの意識も違う。

親しみげに書けば親近感からからかいにもつながりかねない。固いものいいならば人を遠ざける。

漱石が言ったように、人に竿させば・・・・・・・ とかく・・・・・    かわっていないのは、変わらないのは・・ 

泡に消えるな、皆が守ろうとした日本の危機 忘れるな日頃のひとつひとつ 億という慰労金浮かべては 思う

 


復習

2013年06月06日 08時18分06秒 | 

伊勢神宮の衣食住                               矢野憲一

 黒の色がもつ吉の意味(昔は赤に変わる色だった)玄武としての黒の意味をもつ。

  伊勢神宮に供える全ての紹介と伊勢神宮が存続する衣食住の特別な育て方 を紹介している。 

アマテラスオオミカミに捧げる儀式を古式にのりとって継承し、歴史は紀元前92年からの変遷を記す。

神社文化にまつわる物の由来がわかる。 黒の意味・ノシアワビの作り方など興味深い。   Laufer コレクション

18年6月20日


森林飽和  国土の変貌を考える

2013年05月29日 11時59分44秒 | 

今まで、日本画で描かれた風景を見て、単純に省略して表現したとばかり思っていたが、

本著を読み進めるうちに、そうではなくて、描かれたように、山はそれほど木に覆われていたわけではない、絵は真実を現わしているそうだと

知らされた。

当地にしても、鉄道が敷設されたころには、駅の周辺まで風が吹くと土が舞って茶色になったそうだと、男性が言ったのを思い出した。

確かに、残っている赤松林の一帯を繋げると開発依然の町の状態になるのだろう。

松は粗末な痩せた土地に植えた植物だと、本著で語っている。 

タイトルが示すように、文献や絵画から日本の国土が変わってきたのを記している。 国を治め、人口が増え、森が変わり、国土も変わっている。

丁寧に読んではいないけれど、読みながら和歌山の山崩れを思い出した。 

 森林からゆっくりと落ちてきた水はミネラルが豊富だと、伝えている。


絵本と子育て

2013年05月18日 21時25分00秒 | 

女の子へ  

もし心の許せる人に恵まれれば、

笑ったり泣いたり一緒にできれば

子供をつくり、子育てするのも 幸せな時間

忙しくイライラしもするだろうけれど

絵本に出合うような幸せな時間もある

自分がしなかったような遊びも楽しめる

子供がいるからめぐり逢えるような、想像を働かせる異文化にも恵まれる

 

カール エッツ  森の中で ・  ガブリエル バンサン アンジュール マリオネット

http://event.yomiuri.co.jp/jaam/shows/s_014.cfm   これも可愛い

生命のれきし  バージニア リー バートン ・せきたんやのくまさん 

 

 

 

 

 


ああ、地球は生きている

2013年05月13日 09時42分49秒 | 

「山はどうしてできるのか」 藤岡換太郎 著  

砂遊びを始めると、まずこんもりと山をこしらえる。それからトンネルをほり、ミニカーや手を通すことができれば、こどもは満足する。

休日をめがけて歩いている時期があった。見晴らしの良い場所で辺りの山々を見回す。山には、木があり、山こそ、森林でなりたっているのだと思っていた。

が、山の稜線を眺めて、 初めて岩でできている山もあるのに気付いた。 韓国は地震がないと聞いた。崩れそうな岩も、観光路のすぐそばで、なんの措置もされていなかった。

「山はどうしてできるのか」は、まさに、地球のなりたちまでに応えてくれた。 海の中にも山があり、日本は島孤と呼ばれ、歌に歌われるようにさざれ石、岩や石のかけらが寄せ集まった岩だそうだ。

<プレートが沈み込まれる陸側では、プレートがせめぎ合い、沈み込まれる側が沈降を繰り返し、・・圧縮の力も働く。これがストレスで、これが

強くなって、岩盤の強度をうわまると岩石が破壊し、地震が発生する・・・岩石にたまったゆがみを開放して自由な岩石にするのが地震なのです。・・>地震は地球体のゆがみ調整!?

津波災害跡や、南海トラフも自然災害の問題になっている。 日本の火山フロントラインの図を見ると、なんともため息が出てしまった。

地球も宇宙の星のひとつで、☆が生まれ燃え尽きるように、地球も生き、変成している過程に私たちは暮らしているのだと知った。

最後に記した, インドの時間単位 1ブラフマは、87億年だそうだ。これが宇宙の年齢の半分にあたり、神様は1ブラハム寝て、1ブラハム起き、寝るそうだ。

いったいどうやってこの数値が現わされたのだろう。                                     ざっと読み記す。