お正月にはたいてい出かけていた境内で
落ち葉焚きを見かけた。
風もなく、雨が降るだろう日を見計らって
杉林を掃いて焚いています。
かき集められた杉の穂は
そのままの形で白い灰になり
手にすると
フロストシュガーのようでもろもろと柔らかかった。
かぶり物をつけ、これから雨が降りそうな空模様は
下を向く作業がどこかもの寂しげで・・・・
けれど 燃え盛った杉の穂焚きの炎の明るさは母に繋がり、
手の中の灰の感触は幼いころのいつかのようだ
落ち葉焚きを見かけた。
風もなく、雨が降るだろう日を見計らって
杉林を掃いて焚いています。
かき集められた杉の穂は
そのままの形で白い灰になり
手にすると
フロストシュガーのようでもろもろと柔らかかった。
かぶり物をつけ、これから雨が降りそうな空模様は
下を向く作業がどこかもの寂しげで・・・・
けれど 燃え盛った杉の穂焚きの炎の明るさは母に繋がり、
手の中の灰の感触は幼いころのいつかのようだ