アムステルダムでコペンハーゲン行きの寝台列車を待っていた。 駅員に訊ねたのに、掲示板になかなか表示されず、時刻も近づいていて、
多いに慌てて駅員に尋ねた。「わからない。僕の問題ではないよ」と、調べようとする気もない言葉が返ってきた。半ばあきれて詰め寄ったけれど、他にも困惑した旅行者(欧米人・中国人)
がいて、欧米人女性はひとりでさっと案内に駆けつけ、アジア人同士はまずプラットフォームを移動して案内に行こうとした。
「荷物をお願いします。私が見てくるから」と、中国女性が飛んでいき、すぐに引き返して一緒に新たなプラットフォームを探して一緒に移動。
やれやれ、でも一人利用の寝台車だった。
ボローニャからミラノ行きの電車を待っている時にも、急にプラットフォームが変わり、大きな荷物を持って本当にダッシュ移動をさせられ、
慌ててしまった。 思い出せば、ドイツでもそんなことはあったが・・・タフになります。
過ぎてしまえば、ひとり土産話にでもなるけれど、日頃の狭い範囲の移動でも、「なんと日本は便利なのだろうか」と、つくづく思い知らされる。
8月8日 アムステルダム 17:41 コペンハーゲン 10:07
途中国境で、電力の違いによる列車の連結解除作業があり、方向も変化し、思わぬ楽しみも経験した。赤いDBが去っていきます。
空港の入国ゲートで椅子に座っていると、隣にさびれたプレーンな服装の中年男性が腰かけた。持ち物はポリ袋に新聞が入っていて、それのみ。反対側に席が空いたので、
移動する。 その後男性を目で追っていると、構内を一巡し、左側奥にある電車の乗り場方向にふらふらと歩いて行った。 怪しい人だと思うけれど。う~ん。