カワセミが川面に伸びている弦のような枝にとまっていた。
川の中にすっと飛び込み、すぐに元の枝の所に留まった。
2,3秒すると、同じように再びさっと飛び込み、元に戻った。
「カラスの行水」というのを思い出しながら、しばらく観察していると、
3,4回ほど同じ動きを繰り返し、しばらくしてさあっと長い弧を描き、その色さえ風景の中に見えなくなった。
あれがカワセミの行水とでも言うのだろうか。カラスの行水をyoutubeで見ると、カワセミはそれ以上に短い。体が小さいからほんの一瞬でも十分潤うだけの水浴びなのだろうか。
散策は目にも多いに優しい。
この季節は樹々が嵩を増し、山が迫っているようだ。
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