風や空気が湿っぽい。 沖縄では梅雨の始まりが伝えられ、北海道では桜が咲くころ合いだそうだ。
本当に日本は長いと、桜の開花を伝える前線で、改めて知らされる。
昨日は湿度がなくて日差しもあった。 風のおかげか気温は低く感じ、首回りは襟が必要なくらいだった。
竹林ではギイ、カツンと音が鳴る。二階屋根よりも丈のある竹で、林では擦れ合って、音を立てていた。
見上げると古い茶色の竹がかなり上の途中から折れて、回りの葉でそよぐ若い竹に支えながら、どうやら位置を保っている。
いつ落ちるのだろうかと、路上に落ちて木はしないかと、心配はしもするけれど、みっしりと生えそろった竹林が支え合っているようだ。
竹林からは花屋さんでもない、自然のさわやかで甘い花の香りが風に運ばれていた。
いったい何の植物だろうかとめぐらすけれど、季節に自生する植物なのかもしれない。
マメ科の種をまいて1週間経ち、発芽したと思ったら、一日で5センチぐらい茎を成長させた。名前を「マンズナルマメ」とかつけられていた。
綿の種も、食用ホオズキも発芽してきた。 綿は夏の草よけに対応する予定で、ホオズキは、甘い味を楽しみにしている。
更に楽しみなのは、タマリンドの生育。果たしてどんなに育つやら。持ち帰ったおやつの実の種が発芽したのだから・・・
夜になって、風が音を立てていた。 梅雨入りの季節に入ったそうだ。
玄関の内側に何年となく、毎年巣くう燕のフンが多くなった。
ひょっとしたら雛が成長したのだろうかと、まだ確認していない子燕を目でときどき追っている。
いつもと変わりない毎日の暮らし。それでもロシアと油田開発計画が締結されたり、東海沖地震の予測が困難だという知らせも届いている。
それぞれの家庭が1週間の備蓄が好ましいと記事で書かれていた。 良い話、どうにもできない話、いろいろあって、さし障りのない日常との
バランスとりのように綴っている。
今頃の季節はどのお宅も、花が咲き、植物や庭の手入れに精をだしている。色とりどりで、身近な植物園のようだ。
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