i 5月はとても忙しい。 12日 母の上着身につけ ほらすごいでしょうと 身延山
故人の法要をしたくて、どうしても行きたかったのが、この身延山だった。 たった30分の自由時間では石の階段や周囲にあった療養施設の記憶が
あっただけだった。
きっと驚いただろう、母は、「うわっ!」と声をあげたかもしれない、あの竜の天井画を見れば。
s 綿を播きながら、ああ 去年には種を差し上げようとブログに書いたけれど、種を水につけた後で、それを思い出した。
0 数日前、やっと手塚 治虫展に出かけた。 鉄腕アトムはテレビCMのチョコレート マーブルチョコに使われて、欲しくて店に出かけたっけ・・・、下敷きにもたくさんシールを張った。
あの可愛らしい声が懐かしい。 ウランちゃんなんていう妹は、初めの頃、いなかったように思う。だから、ウランちゃんを産み出してくれて嬉しかった。
さて、今回の展示では、マンガ作品の背景が掲示され、良くできていると感心した。「アドルフに告ぐ」
「医者からは、サジェスチョンを受けたいのですよ・・・」とか、いう意味のセリフをマンガで書いていた。これが、私にとって、印象的で、私が望む内容と同じ。
「奇子」というタイトルだっただろうか、A3ぐらいの大きさの紙に全てのドラマを描き切ってしまうマンガの表現に脱帽。俳句の世界のようなもの?
幼いころからコマ表現をひとりで訓練していたから、スパッと画面に納めてしまう。 ユーモアも、おちゃらけも、読者サービスも何でもできうる。
それにしてもアトムが未来都市を飛んでいる時に、当時、ただ物珍しげに、あっけにとられて見ていたマンガだったけれど、今になってやっと手塚さんの表現に感嘆し、驚けるようになった。
「陽だまりの樹」のマンガがあったので、ドラマ展開では、どの辺りだろうかと、開いてみると、城内の一場面が一コマに描かれていた。本当にマンガの神様で、上手です。
マンガにも、文学と同じように、作者が負の部分を表現し、読者が共有し、お互いに自浄作用やストレスを緩やかにしている面もある。
それにしても、当時は負の局面や、やや暗い様相が多く描かれ、表現としてインパクトがあったのだろう。というか、表現者が社会に向けて著したいのは、そういった面でこそも
ありえるのかもしれない。 エネルギーのある時には、反発できるほどえぐれるのだろうか、と勝手に言葉を連ねる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E5%A1%9A%E6%B2%BB%E8%99%AB
wikiを読むと、「陽だまりの樹」との繋がりがわかった。
神田お玉ヶ池種痘所(現在の東京大学医学部の前身)を設立した人物の一人でもある。
手塚さんは、睡眠が少なくて、創作は掛け持ち状態だった。医師だったのに、会もたくさん入っていて、きっと鬱状態で暗くならざるを得なかったのではないでしょうか。
過去の遺産を再評価し、益にもできる。
本当を知ることと、快活で健やかでいること、噛み砕いて滋養にするのは、咀嚼力によるでしょうか。
g フランスの大統領がオランドさんになった。 公約通り、女性を閣僚に登用した。その数も、半数。