柏井 壽著 小学館 2013年11月30日 初版
以前、読後感を書いた『鴨川食堂 おかわり』は、お代わりだけあって(笑) 2作目のものでした。
『鴨川食堂』というのが1作目の作品です。
それを音弧さんのブログで教えていただきました。
本屋に行くと大概、平積みになった新刊書のところを見ているので、どわん、と積まれていた鴨川食堂おかわり、しかなかったんですよ。
どうせなら、誘導販売で、鴨川食堂も隣に並べておいてくれたらいいのに。
・・・とはいうものの、これ、前後して読んでも何ら困ることはないと思います。
2冊ともまったく同じ展開で(笑)
お腹の鳴るような美味しそうな京都のお料理(おばんざいって言ってるけれどかなり上等なもの)と、思い出の『食を探して』ほしい依頼人のごくありふれた料理。
それにまつわるエピソード。
探した食、の先に見出す依頼人の思い。
やっぱりちょっと涙なしには読めないような物語。
主な登場人物は、店主の鴨川流(ながれ)と、その娘のこいし。
こいしが思いを寄せている寿司屋の大将の浩さん。
こいしの亡くなった母の掬子(仏壇の写真になっている) 猫のひるね(笑)
ドラマ化してほしいなぁ。
それと、この鴨川食堂があるとされるあたり、東本願寺を背にして、正面通りを東?に歩く。。。という・・・その近辺をふらふら探してみたいね(笑)
以前、読後感を書いた『鴨川食堂 おかわり』は、お代わりだけあって(笑) 2作目のものでした。
『鴨川食堂』というのが1作目の作品です。
それを音弧さんのブログで教えていただきました。
本屋に行くと大概、平積みになった新刊書のところを見ているので、どわん、と積まれていた鴨川食堂おかわり、しかなかったんですよ。
どうせなら、誘導販売で、鴨川食堂も隣に並べておいてくれたらいいのに。
・・・とはいうものの、これ、前後して読んでも何ら困ることはないと思います。
2冊ともまったく同じ展開で(笑)
お腹の鳴るような美味しそうな京都のお料理(おばんざいって言ってるけれどかなり上等なもの)と、思い出の『食を探して』ほしい依頼人のごくありふれた料理。
それにまつわるエピソード。
探した食、の先に見出す依頼人の思い。
やっぱりちょっと涙なしには読めないような物語。
主な登場人物は、店主の鴨川流(ながれ)と、その娘のこいし。
こいしが思いを寄せている寿司屋の大将の浩さん。
こいしの亡くなった母の掬子(仏壇の写真になっている) 猫のひるね(笑)
ドラマ化してほしいなぁ。
それと、この鴨川食堂があるとされるあたり、東本願寺を背にして、正面通りを東?に歩く。。。という・・・その近辺をふらふら探してみたいね(笑)
以前、紹介してくださった『キャベツ炒めに捧ぐ』井上荒野、 昨日手元に届きました。
早速、朝読み終わり、妻にも読んでみると薦めましたら、先ほど妻も読み終わりました。
私と同じような三人の還暦前後女性、共通しているのは、三人ともいろいろな事情で一人暮らし、総菜屋さんで働いている。その三人の女性の心模様を暖かい目で描いた面白い作品でした。
でも、私には女主人江子が、別れた元夫を訪ねる心境は、いまだにわかりかねますが、、、。女の人はもっとさっぱりして、未練などないのではと思っていました。
私は子供の頃、年齢を重ねれば、心穏やかになり、静かに枯れていくのかな、などと思っておりました。
でも自分が還暦になっても、心穏やかどころか、若いときとあまり変わっていないのではと思うようになりました。
女性も同じかもしれませんね。
妻にも感想聞きましたら、「三人とも寂しいのよ」「料理おいしそう」でした。
井上荒野の本、あと2冊読みました。
女の人って、こういう風に考えるのかと思った次第です。女性の心情をストレートに書く作家ですね。
柏井 壽の本は以前、何冊か読みました。
独特のくどさ、癖があり、最近では読んでいませんでした。京都の食堂や食べ物をよく紹介していますね。
長くなりすみません。
女はさっぱりしてて未練などない。
はい、それは本当です(笑)
自分の方から嫌になった男には二度と会いたくもないし声も聞きたくない。
でも、男の方からいきなり別れを言いだされたら??
あはは、私だったらプライドにかけてもあんな真似はしない、と言いたいところですが、ひょっとしたら、無邪気そうに振舞っているだけのものすごい嫌がらせかも。
男があかんたれ、と書いたのはあの元夫ですよ。
もとの女房と一緒に働いていた別の女性に惹かれて別れる時は、男は全力で妻に嫌われ、憎まれなければならないんです。 それが、別れを切り出す代償です。そのぐらいの覚悟がなければ離婚などしてはいけません。
それやのに、別れ際に精いっぱいのことをしてやったり、別れてからも良好な関係を演じてた。
あれが江子をして、ああいう行動に走らせてるんですよ。 別れていながら、嫌われたくない、っていう中途半端なあかんたれ。
嫌われて嫌われて二度と会いたくないというほど憎まれなきゃならないんです。
だから、私から言わせたら、あれは彼女の未練でもなんでもなく元夫への精いっぱいの嫌がらせ(笑)
宙ぶらりんでいることで元妻も現妻もええ気はしてへんのです。
なんてね。 私は根性悪なので深読みしますよ(笑)
あ。それと私は昔から枯れてました
恋愛に関しては、私、ものすごい分析型なんですよ。
自分の心理を。 だから、 ほんま、おもしろくないの。