矢口敦子著 幻冬舎文庫 平成15年 6月15日初版
タイトルだけ見ると、テレサ・テンの曲が頭に浮かんだりするんだけど。
新聞の下段でたくさんの出版物が紹介されてるでしょ?
ずっと気になっていた。
『人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?』
この本の紹介には、必ずこのキャプション?がついている。
思えば・・・早熟だった私は、かなりご幼少(笑)のころから、これと同じ事を考えていた。ペンの暴力、言葉の暴力、そういったもので、これでも数々傷ついてきた。
例えば、転校生の私の、言葉のアクセントが違うといって。
例えば、人とはちょっと違ったところに感動したといって。
今でこそどうってことないけれど、『ぎっちょ』だということなんかでも。
幼かった私は、そういう自分ではどうすることもできないような事で、内へ内へとストレスを溜めていくような子供だった。
そのうち、このへらず口が、相手を傷つけることも多いという事も知った。
言葉は言った方は暢気に忘れ去っても、言われたほうは一生残ってしまうほどのダメージになる事もある。
最近の子供らが、喧嘩の限界を知らないから、相手を殺してしまうところまで暴力を振るうのと同様、私も、言葉でどこまでが「言ってもいいところ」なのか分からずに、どんどん追い詰めてしまう傾向がある。
どんなに自分が正しくて、間違っていなくても戸をピッシャンと閉めて相手の逃げ道を塞いじゃいけない。 必ず、するりと交わせる隙間だけは残して置かねばならない、それが分かっていても、気がついたらとことん追い詰めて、自分の正当性を滔々と述べるようなところがある(あった)。
なので、結構・・・無口になった。
本当に言いたいことを言ってもいい範囲で留めておくという芸当ができない。
All or Nothing. の選択。
Allで、相手を打ちのめすぐらいなら、Nothingで、何も言わないほうをとる、という
のに徹している。 それの善し悪しはともかくとして、私にはそっちの生き方のほうが快適だから。
って、本と全くかけ離れてしまっているけれど、物語自体はとても面白い。
まっ、細かいところをついてしまえば、設定に無理がある、とは思うんだけど。
この本自体は2001年に単行本で出てるし、読んでる人も多いかな?
まだという方、お盆のお暇つぶしにでも。
タイトルだけ見ると、テレサ・テンの曲が頭に浮かんだりするんだけど。
新聞の下段でたくさんの出版物が紹介されてるでしょ?
ずっと気になっていた。
『人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?』
この本の紹介には、必ずこのキャプション?がついている。
思えば・・・早熟だった私は、かなりご幼少(笑)のころから、これと同じ事を考えていた。ペンの暴力、言葉の暴力、そういったもので、これでも数々傷ついてきた。
例えば、転校生の私の、言葉のアクセントが違うといって。
例えば、人とはちょっと違ったところに感動したといって。
今でこそどうってことないけれど、『ぎっちょ』だということなんかでも。
幼かった私は、そういう自分ではどうすることもできないような事で、内へ内へとストレスを溜めていくような子供だった。
そのうち、このへらず口が、相手を傷つけることも多いという事も知った。
言葉は言った方は暢気に忘れ去っても、言われたほうは一生残ってしまうほどのダメージになる事もある。
最近の子供らが、喧嘩の限界を知らないから、相手を殺してしまうところまで暴力を振るうのと同様、私も、言葉でどこまでが「言ってもいいところ」なのか分からずに、どんどん追い詰めてしまう傾向がある。
どんなに自分が正しくて、間違っていなくても戸をピッシャンと閉めて相手の逃げ道を塞いじゃいけない。 必ず、するりと交わせる隙間だけは残して置かねばならない、それが分かっていても、気がついたらとことん追い詰めて、自分の正当性を滔々と述べるようなところがある(あった)。
なので、結構・・・無口になった。
本当に言いたいことを言ってもいい範囲で留めておくという芸当ができない。
All or Nothing. の選択。
Allで、相手を打ちのめすぐらいなら、Nothingで、何も言わないほうをとる、という
のに徹している。 それの善し悪しはともかくとして、私にはそっちの生き方のほうが快適だから。
って、本と全くかけ離れてしまっているけれど、物語自体はとても面白い。
まっ、細かいところをついてしまえば、設定に無理がある、とは思うんだけど。
この本自体は2001年に単行本で出てるし、読んでる人も多いかな?
まだという方、お盆のお暇つぶしにでも。
不思議なもんだな。
で、久しくのお邪魔となります。
昔から言いますよね、「言うは一時、聞くは一生」って。 特に嫌な事は忘れませんね(笑。仏様ではありませんから仕方がない事ですが、感情に走った後で後悔することが暫しです。反省だけなら猿でもと言いますが、親父が猿ですからなんとも(笑。
難しいですね。それは。
私も楽母さんと同じです。最近少しは変わったかも知れないが・・・。
だからその前に、他人との付き合いにおいては≪All or Nothing. の選択≫傾向になってしまいます。世の中、人は大勢いるのだからそれでもいいと思っています。
言葉の使い方では≪All or Nothing. の選択≫は反省の余地があると思っていますがね。
≪・・・設定に無理がある、とは思うんだけど≫
そういうの好きじゃないんだけど、難しく考えずに読んでみようかな。
若旦那がいるのでドキドキ
貴方の小学生の頃って、楽母からすれば三日前ぐらいな気がする(笑)
何いわれたんだろうね? きっと相手は忘れちゃってると思うけど。私、高校のとき、
雨でしたか。京都も昨日の雨で、おかげ様で夕べから今朝にかけては涼しくていいんですけど、農家さんだとそんな暢気な事言ってられませんしね。
感情の赴くまま、どれほど暴言を吐いたことか(汗)で、決まって自己嫌悪に陥って。そうなるくらいなら喋るまいと。でも、やっぱり私も猿です(笑)
推理小説ですから、大本の筋に狂いはないですよ。でも、細かなところをたどれば、いやいや、この人はそんな風にはならんやろ!みたいな(笑)
私ね、(笑)とか(爆)っていうの意識して多用してます。だって、文字だけだと強くなりすぎるような気がして。これも、喋り言葉と同じで、いろんなとこで読んでもらう相手さんに、少しでも負担を掛けたくない、なんて多少の配慮のつもりなんです。
昨日のカミナリは、凄かったです!!
恐るべし「姫ちゃま♪」(笑)
雨は、もう少し欲しかったなぁ~!
>どんなに自分が正しくて、間違っていなくても戸をピッシャンと閉めて相手の逃げ道を塞いじゃいけない。
いつも言われていた!!
「相手を追い詰めるな!」って・・・。
その時の感情のあり方でも違うと思うけど、無意識のうちに傷つけたり、傷ついたりしているような気が。。。
だから、最近は・・・ほんとに意見が違うとか腹を立ててるときは「無言」(笑)
信じられないでしょ? 私が無言でいるなんて。。。
解かります。よく解かりますよ。
でも≪男前揃い踏み(笑)≫の(笑)は不要だと思うのですが・・・(笑)。
どんなにスッとするか・・って思う事って、
しばしばありますよ。
夫や娘・・特に夫には遠慮なく物言いをしますが、他人には一歩引くし摩擦を避ける。
自分が傷付いた言葉は、鮮明に覚えてても、
自分が傷付けた言葉は、本人はすぐ忘れるね。