エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

螺旋の手術室

2018-12-25 07:56:05 | 
知念実希人 著  新潮文庫  平成30年11月15日 6刷

さすがドクター。
手術室や病院内の描写はお手のものなんだろうね。

大学病院の教授選にまつわる候補者らの謎の死から始まる物語。
白い巨塔の時代から大学病院の内部ってあんまり変わってないのかなぁ?

犯人が意外な人物だった。 まぁミステリーにありがちな絶対そうは思えない人物を疑え、っていう掟を忘れている私も私だけど。
そして、動機が哀れ。
動機の背景にあるものも悲しい。


一気読みできる力のある本でした。


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