賢い人の考えてる事は分からない。

お昼休みはうきうきウォッチング・・・するばかりでなく、15～20分ぐらいは国営放送見ています。
で、今日のお昼のニュースの第一項目は福島原発の事。

サンドイッチ齧りながら聞いてたんですけどね、施設の核燃料が地震後、どのくらいでメルトダウンしたかを検証してるってことで、
これって、やっぱり東電や保安院や政府発表よりも、一般の脱原発派の人や反対派の学者さんが言ってた通り、うんと早かったわけね。

大丈夫だ、みたいな事を言い続けていて水素爆発で建屋がふっとんだ時ですら、建屋内の温度が上がって冷却水だかなんだかが温められて、水蒸気が充満してそれが建屋を突き破った、みたいな言い方してませんでしたっけ？

それはつまり、建屋内がすごい高温になっていて、なんで高温になったかと言えば冷却出来てなかったってことでしょ？
でも、燃料棒はちゃんと水に浸かってるからそんなに高温になるのが不思議、、、みたいな内容の説明だった。

後になってみれば、水位計がぶっ壊れてました・・・ってめっちゃ初歩的なミスで、あれだけの地震や津波で外部電源もなにもかもやられちゃって、原発施設で事故が起こってる最中に、水位計だけ壊れてないって思う方がおかしいよね？

つい先日も冷却水を投入してるけれど、それにしても水が全然満ちてこないとか。
それだって、毎時何トンっていう水が本当にきちんと送られているなら、どっか別の場所から…穴でも開いてて海にダダ漏れしている考えるのが普通だし、どこからも水が漏れてないなら、ポンプについてるメーターが壊れてるわけで。

で、このニュースの最後に、メルトダウンしてるけど、原子炉の温度は比較的低く抑えられてるから安定的に冷却出来てる、、、って結びだったんだけど、　なんでその温度計が信用できるの？って。　温度計だって壊れててほんとはもっと高温かもしれないって、どうして思わないんだろう？
いや、勿論、私が知らないだけで、いつの間にかちゃんと測れる精度の高い温度計が設置されてたのかもしれないけどさ、私みたいなアホからすれば、天才となんとかは紙一重、ってのがほんとだな～って思うの。
なんであらゆる可能性を考えないで、計器類は正常だっていう前提のもとでしかいろんな事態を発表しないかねぇ。