交響曲第９番 合唱つき

父が、普通のサラリーマンだったせいか、私は、ネクタイ締めて会社に行っては帰ってくる人より、　手に職のある人が好きだ。

申し訳ないが、　学校の先生や、区役所なんかにいる公務員、おそらくとても賢いのだろうけど弁護士のように、自分の手で何かを作り上げる事のできない職業の人は、どうも魅力を感じない。

ガクさんのように、音楽や動きで人に感動の与えられるアーティストなんかも素敵だけど、　身近でね、　コックさん、板さんと呼ばれる人も好き。　芸術的な包丁さばきで、見事な盛り付けで、おいしくて、人を幸せにしてくれる職業じゃないかなって思う。

ここに登場してもらったので敬意を表するわけじゃないけれど、理美容師さんもいいわね。　私は残念ながら理容師さんとはなかなかお近づきにはなれてないのだけど(ホスト君はその資格持ってるようです)美容院でね、こざっぱり綺麗にしてもらって、やっぱり幸せな気分になれたりすると、　なんて夢のある素敵な職業なんだろうと思う。

いわゆる職人さんと呼ばれる人たちの、うなってしまうような手さばきみてると、本当に惚れ惚れします。

中でも一番好きなのが『大工』さんでね、　もう一日中見てても飽きないの。　家も古くなってきたからいろいろ手を入れなきゃだめでしょ。　で、たまに大工さんが入ってくれたりすると、　興奮の極みです。　うっとり見てしまいます。　向こうは監視されているようでイヤだろうから「自分の腕一本で家まで建てられるのって、凄いですね～　私、大工さん大好きで、尊敬してます！」と告白しとくの。　そうすると彼らも満更じゃないみたいで、いろいろお話してくれたりしてね。
ホームセンター好きもここらに理由がありそうです。　大工道具や、釘やビス？みたいなの、綺麗だわなんて思ってしまう。

プチ大工さんになって、ドールハウスを建てた？私は、口先女ではない！
☆師走やし・・。