
東野圭吾 著 講談社文庫 2022年 10月21日 5刷
安定の東野作品だと思う。
小さな喫茶店の女主人が殺された事件と、その事件を追う捜査一課の松宮の生い立ちに関わる謎が同時並行的に進んでいく。
これも渡された本で、私、東野圭吾の本はパラパラと読んでいる程度で、シリーズにもなっている加賀恭一郎と、その従兄弟になる松宮脩平のこともあまり理解していないんだけど、この本は加賀恭一郎がメインではなく松宮脩平がメインで、どうも、スピンオフ的な位置づけらしい。
殺人事件と松宮の生い立ちに関わるエピソードがうまくまとまって、さすがに東野圭吾はストーリーの組み立てがうまいなぁと思うんだけど、ひとつ、いきなり最初からひっかかったのが、殺人事件の被害者と濃い関係にあった夫婦の話。
新潟地震で子供二人を亡くした夫婦が悲しみから立ち直り夫婦としてやり直すために、新たに『子供を作ろう』と考えるところ。
なーんかね、ここがひっかかるわけ。
そんなに簡単に、次の子供を作ればいいじゃないかと思うあたり。
我が子二人を天災で同時に亡くした親が、また子供を作ればいい、、、ってそんなに簡単に割り切れるかなぁって。
しかも、妻の方は40歳ちかくになっていたので自然懐妊は難しくて不妊治療クリニックに通うことになる。
そこでもまた、あり得ない事が起きる。
同時期に不妊治療をしていた別の女性の受精卵と間違えた可能性があるというのだ。
これもね、不妊治療でやっと授かった命とはいえ、自分達の子供である可能性が低いというのに、そのまま妊娠を続けるかなぁって。
そんなにまでして、自分達の新しい子供が欲しいものだろうかって。
まぁ、そこの所の疑問はずっとひっかかったままだったけれど、物語としては面白かったと思う。
安定の東野作品だと思う。
小さな喫茶店の女主人が殺された事件と、その事件を追う捜査一課の松宮の生い立ちに関わる謎が同時並行的に進んでいく。
これも渡された本で、私、東野圭吾の本はパラパラと読んでいる程度で、シリーズにもなっている加賀恭一郎と、その従兄弟になる松宮脩平のこともあまり理解していないんだけど、この本は加賀恭一郎がメインではなく松宮脩平がメインで、どうも、スピンオフ的な位置づけらしい。
殺人事件と松宮の生い立ちに関わるエピソードがうまくまとまって、さすがに東野圭吾はストーリーの組み立てがうまいなぁと思うんだけど、ひとつ、いきなり最初からひっかかったのが、殺人事件の被害者と濃い関係にあった夫婦の話。
新潟地震で子供二人を亡くした夫婦が悲しみから立ち直り夫婦としてやり直すために、新たに『子供を作ろう』と考えるところ。
なーんかね、ここがひっかかるわけ。
そんなに簡単に、次の子供を作ればいいじゃないかと思うあたり。
我が子二人を天災で同時に亡くした親が、また子供を作ればいい、、、ってそんなに簡単に割り切れるかなぁって。
しかも、妻の方は40歳ちかくになっていたので自然懐妊は難しくて不妊治療クリニックに通うことになる。
そこでもまた、あり得ない事が起きる。
同時期に不妊治療をしていた別の女性の受精卵と間違えた可能性があるというのだ。
これもね、不妊治療でやっと授かった命とはいえ、自分達の子供である可能性が低いというのに、そのまま妊娠を続けるかなぁって。
そんなにまでして、自分達の新しい子供が欲しいものだろうかって。
まぁ、そこの所の疑問はずっとひっかかったままだったけれど、物語としては面白かったと思う。
私も以前に読みました。が、、東野さんの本はサラッと読めちゃうけど、、?うーーん えっ!?って箇所あり!!
何でもベストセラーになるけど 中には。。これがベストセラー?!ってのもあり。私の読みが足りないのかもしれませんね。
でも なんやかんや読み続けると思います。
東野作品、あまり読んでいないと思っていたのにネットで調べたらそこそこ読んでました(笑)
何を読んだか記憶にないというありさま。
最近ね、推理小説が苦手になりつつあって。
わたし、せっかちだから最後まで犯人が分からないのがイラついて、後ろで犯人を知ってから読み直す邪道読みするんで推理小説向きじゃないなーって思ってるんですよ(笑)