旅屋 おかえり

原田マハ　著　　集英社文庫　　2022年　1月24日　29刷

たまたまテレビをつけていた時に、安藤サクラさん主演でドラマが始まると。
安藤サクラさんって、すごい美人というわけじゃないけれど、とても素敵な俳優さんだと思っています（今、女優さんっていう表現はNGなの？）
見たいな～とは思っても、きっと、私は放送時間も知らないで見逃しそう（笑）

で。
本がない！と叫んでいた日に原作を買って帰りました。
めっちゃ良い話でした。
2編入っていて、最初のは角館への依頼旅。
これもボロボロ泣きました。

2編目は愛媛県への依頼旅。
耳鼻咽喉科の病院に持って行って、待ち時間の間に読んでいました。
これまたボロ泣きして鼻水も垂れてきて、マスクをそ～っと外して洟をかみましたが、待合スペースにいた人に、危ない（病気の）ヒトかもしれない、、、とドン引きされていないことを願います（笑）

電車の中とかもダメ。　人前では読んではダメな小説だと思います。
そのぐらい、心が揺さぶられます。

公共放送の番組表を調べたらBSで再放送があるというので愛媛編の前編を見だしたら、原作とあまりにも違っていてすぐに見るのを止めました。
なんで？
なんであれほど完成されている作品を別仕立てにする必要があるんだろう。

ドラマはそんなわけで見なかったんですが、小説の方はすごく良かったです。泣いてください。