エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

居眠り磐音 16&17

2019-10-15 14:35:38 | 
居眠り磐音 16 螢火ノ宿
居眠り磐音 17 紅椿ノ谷

佐伯泰英 著  文春文庫  2019年 10月10日 第一刷

途中から再放送のテレビドラマを見だしたので、この16&17共に、知ってるシーン(笑)

白鶴太夫こと、磐音の元許嫁の奈緒が山形の紅花商人に落籍されて吉原を出る。
それを心良しとしない者たちの邪魔を磐音らが無事にはねのけて、奈緒は江戸から去っていく。

テレビを見ていた当時、原作はまだ読んでいなかったので奈緒の選んだ紅花商人がどんな風貌をしているのか分からなかった。
ドラマではなんだか下手っピーな合成?で、磐音と内蔵助(紅花商人)が並んでいて、えっ。 奈緒の選んだ人は磐音そっくりじゃん、と思ったものだけど原作でもそうだった(笑)

奈緒が吉原を去った同じころ、磐音が後見を務めている今津屋の主の再婚も無事済んで、それまで奥を取り仕切っていたおこんが元気を失う。
先代の奥方が病身だったというのもあって奥まわりの仕事をいっさい取り仕切っていたおこんが、嫁いできたお佐紀にそれらをとってかわられる日も遠くはない。

今でいう所の、軽い鬱、みたいなものかな。
で、磐音と二人で湯治に出かける。

そこに佐々木道場のあれこれやが絡んで磐音は命を狙われて・・・

なーんていう飽きさせない早い展開。
今更ながら思うのは、ドラマの脚本家ってすごいなーってこと。
原作を損なうことなく、あらゆる要素を簡潔に切り取って連続ドラマが作られたんだよね。

おこんと磐音の婚礼はまだ先(笑)  何巻で、ドラマの最終回にたどり着くんだろう。

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