小川糸 著 集英社文庫 2012年9月18日 第5刷
仲里衣沙ちゃんの主演で、余貴美子さんも出ているNHKのドラマを途中から見た。
なので、物語の発端が分からないんだけれど、沖縄のどこかで撮影されたと思う景色がとても美しくて、訳ありふうな妊婦のまりあちゃんと、その島の助産院のかめこ先生のエネルギッシュな演技が印象に残った。
なのに、悲しいかなテレビとそれほど友好関係を結んでいない私は、そのドラマが何曜日にあるのかもはっきり分からず、新聞のラ・テ欄を見たり、PCで調べたりしてまで熱心に見る気もなく、本読んじゃいましょうと。
ドラマと設定がちょっと違っているようだけど、これもまた、読みながら何度も何度も涙がこぼれた。
飾った言葉ではなく、普段の何気ない会話なのに、ぐっとくる台詞がたくさん出てくる。
それと共に、私、自分がとても勿体ない事をした・・・と後悔した。
一人しか生まなかったので、私の妊婦時間は10カ月ほど。
人生・・・何年生きるか分からないけれど、平均寿命まで生きたとしても、その何十分の一にしかならない。
たった一度の貴重な妊婦体験時間を、もっと大切に味わっておくんだったと。
すごく高くて美味しいものでも、それは頑張ればまた食べることができるけれど、もう私が妊婦に戻れることは永遠にないのだし、たった一度のあの期間を、もっともっと心や頭、記憶に刻みつけておけば良かった、ってそんな事ばかり思ってました。
全編を通して、生きることの大切さ、命の不思議さ、人はみんなそれぞれ重たいものを背負って、、、それでも一生懸命生きてるんだよ、というテーマが貫かれている。
それが、南の島の自然や人間の間でキラキラキラキラ・・・光をはねかえす海のように文章から伝わってくる。
著者は『食堂かたつむり』を書いた小川糸さん、そういえば、、、同じ匂いのする物語かも。
テレビの放送日を確認して、最後ぐらいはちゃんと見ようと思っていたら、偶然、昨夜見ることができた。
火曜日10時からだったんだね。
しかも、来週が最終回で。
良かった。 間にあったかも!
仲里衣沙ちゃんの主演で、余貴美子さんも出ているNHKのドラマを途中から見た。
なので、物語の発端が分からないんだけれど、沖縄のどこかで撮影されたと思う景色がとても美しくて、訳ありふうな妊婦のまりあちゃんと、その島の助産院のかめこ先生のエネルギッシュな演技が印象に残った。
なのに、悲しいかなテレビとそれほど友好関係を結んでいない私は、そのドラマが何曜日にあるのかもはっきり分からず、新聞のラ・テ欄を見たり、PCで調べたりしてまで熱心に見る気もなく、本読んじゃいましょうと。
ドラマと設定がちょっと違っているようだけど、これもまた、読みながら何度も何度も涙がこぼれた。
飾った言葉ではなく、普段の何気ない会話なのに、ぐっとくる台詞がたくさん出てくる。
それと共に、私、自分がとても勿体ない事をした・・・と後悔した。
一人しか生まなかったので、私の妊婦時間は10カ月ほど。
人生・・・何年生きるか分からないけれど、平均寿命まで生きたとしても、その何十分の一にしかならない。
たった一度の貴重な妊婦体験時間を、もっと大切に味わっておくんだったと。
すごく高くて美味しいものでも、それは頑張ればまた食べることができるけれど、もう私が妊婦に戻れることは永遠にないのだし、たった一度のあの期間を、もっともっと心や頭、記憶に刻みつけておけば良かった、ってそんな事ばかり思ってました。
全編を通して、生きることの大切さ、命の不思議さ、人はみんなそれぞれ重たいものを背負って、、、それでも一生懸命生きてるんだよ、というテーマが貫かれている。
それが、南の島の自然や人間の間でキラキラキラキラ・・・光をはねかえす海のように文章から伝わってくる。
著者は『食堂かたつむり』を書いた小川糸さん、そういえば、、、同じ匂いのする物語かも。
テレビの放送日を確認して、最後ぐらいはちゃんと見ようと思っていたら、偶然、昨夜見ることができた。
火曜日10時からだったんだね。
しかも、来週が最終回で。
良かった。 間にあったかも!
余貴美子さんが好きなので、当然見てます。
沖縄は、首里城、美ら海水族館や観光地しか行った事ありませんが、離島の青い海と空、まばゆい陽光が良いですね。 先週の賀来千賀子さんも良かったです。
その後の草刈民代さんのドラマも良いですね。
歳の差の恋??、へえ~?と思うけど楽しめます。
あの海の色を見ていたら、また行きたくなる気持ちがわかりますね♪
私、まだ行った事がないんです。。。
いいドラマだよね。
亀子さんがなぜここで助産院を開くことになったのか、本には書かれていますよ。
感動の最終回をお楽しみに!って(笑)
長老がすごいのよ。 ちゃんと約束を守ってたりして。
余さん、いいですね~。 今、一番素敵な女優さんだと思います。 かめこ先生のバイタリティあるとこなんかすごく忠実に演じてて。
最終回がどうなるのかは分からないんだけど、本では大団円です(笑)
私、映画館だと2時間以上平気なのに、家でテレビ見てると2時間が無理で(苦笑) かめこ先生の後の番組は見たことないんですよね。
歳の差の恋?? う~ん(笑)
私も新婚旅行で沖縄本島に行っただけで、離島へは行ったことがありません。
基本、暑いのがダメなので南の島にはそれほど魅力を感じてなかったんですが、このドラマは丁寧に作られていていいですね~。
このドラマは印象があるけど、ちゃんと観あがらないです。仲里衣沙さんの様子は例の造型に比べて渋く地味になりました。教育の雰囲気を漂ってすっかり観たら収穫もいっぱいいただきそうです。でも、赤ちゃんとか子供とか話題という番組は私に気持ちが重たくなりそうです。子供を育てる責任を背負うことができませんか、巨大な経済の圧力が追い詰めて、臆病になってしまいました。
草刈民代さんが、夫に好きな人が出来て離婚したいと言われてる主婦を演じてて、ホテルの掃除やベッドメイクの仕事をしてるのです。
草刈さんも良いのですが、友達役の磯野貴理子(字がうろ覚え)さんが、上手いの~♪
なかなか良いドラマだと思います。
人間賛歌というか、命の大切さをとても丁寧に描いていると思ってます。
それと、原作のほうでは、そうね。。。自分だけが不幸みたいに思っていて、例えばいつだって抱きしめてもらいたい、でも抱きしめてくれない、と悲しんでるのね。
それがある時突然、抱きしめてもらいたいと思ったら、相手が抱きしめてくれるのを待つんじゃなくて、自分から抱きしめに行くという方法もあったんだ!と気づいたりするシーンもあってね、ものの見方の大切さなんかも教えてくれます。
結婚や出産というのは勿論、軽々しく考えてはならないけれど、頭でっかちになって考えすぎるのも良くないと思います。 ちゃんとしっかり生きていればなんとかなるものなのよ。
そうそう、そういうタイトルで、ちょっとだけ見たことがあります。 ホテルにお勤めしていて、パソコンで、そこのホテルの社長?とは知らずに、書き込みがあったりして励まされている・・・みたいな設定があったような??
磯野さんは(あはは、サザエさんみたいだ)草刈さんの友人?? 二人が家で喋っているようなシーンもありました。 草刈さんと役所さんの映画がまたあるようですね。 今度のもラブストーリーめいてますが、テーマは重そうです。
お宅のために一生懸命にするお旦那様はかっこいいですね!一日ぎりぎりで忙しい時わざわざお返事をくれて本当にありがとうございます!
その通り、やっぱり考えすぎて何もできません。変わってなければならない時点が来るんですかってずっと頭に唱え続けています。うちの店のために生きてる、店があるおかげで遠慮なくて平穏に暮らして、実は責任に逃げてばかりみたい、このままで依頼して、ある日この世に一人前で立ち上がってなきゃ、私にできませんかってずっと心配しています。最近、家から出って独立の生活をしてみなかったかって30歳前に実現したいものです。
うちも息子が、大学時代も就職している今も家にいて、一度も家を離れたことが無いので偉そうには言えないんだけど、
私は、やっぱり一度は家を出て独立することを勧めます。
というのも、私自身、大学進学で親元を離れて、そのまま就職、結婚、というふうになったわけですが、親元を離れて初めて、自分がいかに甘やかされていたか、親がどれほど大切に育ててくれていたかが分かったからです。
離れずに、ずっと一緒だと親の嫌なところにばかり目がいくのよね。 でも、離れると感謝の気持ちがわいたものでした。
無鉄砲な人よりは考えすぎるぐらいの人の方が慎重で、失敗もなくていいのよ。
でもね、失敗もまた経験なの。
頭で分かったつもりでも、実際、経験しないと身につかない事が世の中にはいっぱいあると思います。
若いうちの失敗は取り戻せるし、いくらでもやり直しがきくように出来てると思います。
『やらずに後悔するよりは、やって反省するほうがいい』という言葉、私は好きです。