10000日 達成！

息子が小学校の4年生、10歳の年の１１月１日に新聞のコラムを書き写し始めたんだと思う(小5、11才だったかもしれない。あまりに昔過ぎて記憶が曖昧)

その少し前に読者の投書欄で、大学ノートに１日１ページ、コラムを書き写しているという人の話が載っていて、どこかでひっかかっていたと思われる。
PCの前はワープロ、機械もので文章を打つばかりで手書きが極端に減っていた。
ちょうど息子に中学受験を勧めたのもあって、子供に勉強しろ！と言ってばかりでなく、親も何かしら勉強している姿を見せてもいいかな、という少々動機は不純だったけれど(笑)

読んだり書いたり、というのが苦ではないというのもあって毎日15～20分、ただただ書き写すだけ。
極端なことを言ってしまえば、そこを読んでいるだけで、世の中の『今』が分かるような気がする。　それほど多岐にわたったジャンルが平易な言葉で簡潔に綴られている。
読んでも定着しない内容が(笑)　書き写すことによって多少は頭にも残る。

残ったからどうだ、と言われてしまえばそれだけのこと(笑)
別に、日常生活に役には立たない。　字も上手にならないし、漢字の忘れ防止には良かったかもしれないけれど、そうそう書くものでもないし(笑)
ただただ、コラムを書いている人の、圧倒的な文章力に敬服するのみ。

父の亡くなった前後数日は書き写せなかった。
今のようにPCを立ち上げれば新聞が読める時代でもなかったし。

ほんとのこと言って、邪魔臭くて仕方のない日もあった。
３日もさぼればもう書くのが嫌で嫌で、自己満足だけだしやめようと思ったことも何度もある。
でも、いつの頃からか、10000回書き写したら止めよう、と思ってから気楽になった。
何でもそうだけど、ゴールが見えれば頑張れる。　

今使っているノートはKOKUYOのキャンパスノート、A罫の7mm×35行、４０枚だから１冊で８０日書き込める、ちょっと大きめの大学ノート。
10000日が達成しても、まだ６０日近く白紙のページがあるので、勿体ないから(笑)　このノート、全部埋めるまではもう少し続けようと思ってる。

我ながら、頑張ったと思う、ということで、今日は人に一番嫌われるという自慢話でした。