富田元治のブログ

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蜩の記・残された人生

2014年10月15日 | 感動した映画

蜩の記(ひぐらしのき)。

=その日暮らしの日記=

 

残された人生、あなたならどう生きますか?

切腹の日に向かって生きる主人公・戸田秋谷は、

毎日を悔いの残らぬよう過ごしています。

あなたは人生の終わりを意識して日々を過ごしていますか?

(映画・・蜩の記の宣伝コピーから。)

 

映画・蜩の記 公式サイト  ←クリック。

 

残り少なくなった人生を考えようと思い、見てきました。

残り少なくなった人生を考えようと思いましたが、全く考えませんでした。

考えませんでしたが、いい映画でした。

 

観客は、わずか8名でしたが・・・・いい映画です。

日本人の心を描いた映画です。

日本人以外には、理解できないかも?

世の中のため、他人(ひと)のために死ねる日本人(サムライ)です。

 

 今年の日本アカデミー賞に、ノミネートされますね。

 しかし、大賞は取れません。大賞は永遠の0です。(断定)

 

ゆずの花。webサイトから無断拝借。 

ゆずの花、サイトから無断拝借。

 

桃栗三年、柿八年、その後に続く言葉は、柚子(ゆず)9年で花盛り。

だそうです。

柚子は9年で花が咲くそうです。花です、実じゃないです。

知らなかったので、映画の最後まで、引きずりました。(笑い)

 

柚子の花は、9年目に花を咲かせますが、

戸田秋谷は、10年目に腹を切ります。

切る必要はないのに、世の中のため、他人のために腹を切ります。

今の世の中から、完全に消え去った日本の美学です。

こんな、いい映画を、わずか8名でした。

 

蜩の記は、日本人が忘れてしまった日本の美学の映画です。

小泉、竹中、御手洗の三巨悪が、日本の美学を葬り去りましたからね。

 

三巨悪(小泉・竹中・御手洗)は、

毎年、30,000人以上も自死したのを知っているのだろうか~?

今の世に、郁太郎(主人公・秋谷の息子)が現れたら、私が郁太郎について行きます。

 (ついて行く・・・・映画を見ると分かります。)

いい映画です。見に行きましょう!!

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