蜩の記(ひぐらしのき)。
=その日暮らしの日記=
残された人生、あなたならどう生きますか?
切腹の日に向かって生きる主人公・戸田秋谷は、
毎日を悔いの残らぬよう過ごしています。
あなたは人生の終わりを意識して日々を過ごしていますか?
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残り少なくなった人生を考えようと思い、見てきました。
残り少なくなった人生を考えようと思いましたが、全く考えませんでした。
考えませんでしたが、いい映画でした。
観客は、わずか8名でしたが・・・・いい映画です。
日本人の心を描いた映画です。
日本人以外には、理解できないかも?
世の中のため、他人(ひと)のために死ねる日本人(サムライ)です。
今年の日本アカデミー賞に、ノミネートされますね。
しかし、大賞は取れません。大賞は永遠の0です。(断定)
ゆずの花。webサイトから無断拝借。
ゆずの花、サイトから無断拝借。
桃栗三年、柿八年、その後に続く言葉は、柚子(ゆず)9年で花盛り。
だそうです。
柚子は9年で花が咲くそうです。花です、実じゃないです。
知らなかったので、映画の最後まで、引きずりました。(笑い)
柚子の花は、9年目に花を咲かせますが、
戸田秋谷は、10年目に腹を切ります。
切る必要はないのに、世の中のため、他人のために腹を切ります。
今の世の中から、完全に消え去った日本の美学です。
こんな、いい映画を、わずか8名でした。
蜩の記は、日本人が忘れてしまった日本の美学の映画です。
小泉、竹中、御手洗の三巨悪が、日本の美学を葬り去りましたからね。
三巨悪(小泉・竹中・御手洗)は、
毎年、30,000人以上も自死したのを知っているのだろうか~?
今の世に、郁太郎(主人公・秋谷の息子)が現れたら、私が郁太郎について行きます。
(ついて行く・・・・映画を見ると分かります。)
いい映画です。見に行きましょう!!