知人のパソコンから投稿です。
パソコンも壊れたままですが、
熊本大地震も揺れが止まりません。
熊本大地震、昨日5月30日(月)で1600回を超えました。
1600回です。地震病にもなります。
福岡気象台の発表です。←クリック。
気象庁の発表です。 ←クリック。
毎日揺れますから落ち着きません。
散らかった家の中の片付けも、壊れた自宅の修理も出来ません。
精神的に何も手につきませんね。
さて、
罹災証明書発行の話題が、地元新聞紙面を連日飾っています。
罹災認定は4段階です。
全壊、大規模半壊、半壊、一部破損、の4段階です。
全壊、大規模半壊には、生活再建支援金として、公金が支給されます。
半壊、一部破損には、公的支援金は全くありません。
この公的支援金は、2000年10月6日に起こった鳥取県西部地震から始まったそうです。
当時の片山善博鳥取県知事が、
(住宅再建は復興の要である。公金で住宅再建を支援しろ!)と怒鳴ったそうです。
勿論、政府官僚は私有財産に公金は出せないと山ほどのファックスを送りつけてきたそうです。
しかし、片山善博元知事は政府官僚たちに負けませんでした。
県民が元知事を応援したのです。
世論です。世論が元知事に勇気を与えたのです。
当時の支援金は最高300万円だそうです。
16年後の熊本大地震も、生活支援金は最高300万円です。
2000年当時の仮設住宅は1棟400万円、2016年はプレハブ仮設住宅1棟700万円です。
2000年当時の仮設住宅を基準に300万円の支援金を出したそうです。
2016年は、プレハブ仮設住宅が1棟700万円もしています。
300万円の支援金は、500万円の支援金にするべきです。
さてさて、熊本大地震です。
半壊、一部損壊には公的支援金は全くありません。
善意の寄付金(義援金)は、半壊認定にも支給されるようでが、
一部損壊には義援金の支給もありません。
つまり、一部損壊の認定を受けた住宅には、全く何の支援も無いのです。
公金を動かす官僚たちが言う自己責任なのです。
地震保険に入っていないあなたの責任です。
保険に入る余裕が無いのもあなたの責任です。
一部損壊住宅の屋根修理でも100万円前後かかります。
しかし、公的支援金は勿論、義援金の配布分もありません。
義援金です。被災者に対する義援金です。公金ではありません。
一部損壊の自宅には余震が怖くて住めません。
避難場所にも行けず、車中泊の被災者には公的支援金も義援金も全くありません。
せめて、一部損壊の認定を受けた被災者にも義援金を!!
住宅の一部損壊の被災者にも、義援金を!!同じ被災者です。
被災者全員に義援金を!
公金が無理なら、せめて義援金は被災者全員に配布して欲しいものです。
あなたの義援金は、全壊、大規模半壊の被災者に配布されます。
あなたの意志ですか?一部損壊の被災者は無視ですか?
一部損壊の被災者を無視するあなたの義援金は少しも嬉しくありません。
私のパソコンは入院中ですが、ひとこと言いたくて知人のパソコンから投稿です。(笑)