富田元治のブログ

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熊本大地震 19

2016年05月31日 | 熊本大地震

知人のパソコンから投稿です。

パソコンも壊れたままですが、

熊本大地震も揺れが止まりません。

熊本大地震、昨日5月30日(月)で1600回を超えました。

1600回です。地震病にもなります。

福岡気象台の発表です。←クリック。

気象庁の発表です。 ←クリック。

 

毎日揺れますから落ち着きません。

散らかった家の中の片付けも、壊れた自宅の修理も出来ません。

精神的に何も手につきませんね。

 

さて、

罹災証明書発行の話題が、地元新聞紙面を連日飾っています。

罹災認定は4段階です。

全壊、大規模半壊、半壊、一部破損、の4段階です。

全壊、大規模半壊には、生活再建支援金として、公金が支給されます。

半壊、一部破損には、公的支援金は全くありません。

 

この公的支援金は、2000年10月6日に起こった鳥取県西部地震から始まったそうです。

当時の片山善博鳥取県知事が、

(住宅再建は復興の要である。公金で住宅再建を支援しろ!)と怒鳴ったそうです。

勿論、政府官僚は私有財産に公金は出せないと山ほどのファックスを送りつけてきたそうです。

しかし、片山善博元知事は政府官僚たちに負けませんでした。

県民が元知事を応援したのです。

世論です。世論が元知事に勇気を与えたのです。

当時の支援金は最高300万円だそうです。

16年後の熊本大地震も、生活支援金は最高300万円です。

2000年当時の仮設住宅は1棟400万円、2016年はプレハブ仮設住宅1棟700万円です。

2000年当時の仮設住宅を基準に300万円の支援金を出したそうです。

2016年は、プレハブ仮設住宅が1棟700万円もしています。

300万円の支援金は、500万円の支援金にするべきです。

 

さてさて、熊本大地震です。

半壊、一部損壊には公的支援金は全くありません。

善意の寄付金(義援金)は、半壊認定にも支給されるようでが、

一部損壊には義援金の支給もありません。

つまり、一部損壊の認定を受けた住宅には、全く何の支援も無いのです。

公金を動かす官僚たちが言う自己責任なのです。

地震保険に入っていないあなたの責任です。

保険に入る余裕が無いのもあなたの責任です。

 

一部損壊住宅の屋根修理でも100万円前後かかります。

しかし、公的支援金は勿論、義援金の配布分もありません。

義援金です。被災者に対する義援金です。公金ではありません。

 

一部損壊の自宅には余震が怖くて住めません。

避難場所にも行けず、車中泊の被災者には公的支援金も義援金も全くありません。

せめて、一部損壊の認定を受けた被災者にも義援金を!!

住宅の一部損壊の被災者にも、義援金を!!同じ被災者です。


被災者全員に義援金を! 

公金が無理なら、せめて義援金は被災者全員に配布して欲しいものです。

あなたの義援金は、全壊、大規模半壊の被災者に配布されます。

あなたの意志ですか?一部損壊の被災者は無視ですか?

一部損壊の被災者を無視するあなたの義援金は少しも嬉しくありません。


私のパソコンは入院中ですが、ひとこと言いたくて知人のパソコンから投稿です。(笑)


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雲仙・普賢岳

2016年05月22日 | 九州の山歩きと山野草

こんなに毎日揺れ続けると地震病になります。

地震病予防の為に、お隣の雲仙温泉に避難していました。

雲仙・国見岳のミヤマキリシマが満開でした。

九重連山のミヤマキリシマも綺麗ですが、

雲仙・国見岳を被うミヤマキリシマに圧倒されました。

 

ミヤマキリシマで被われる雲仙・国見岳をバックに。(登山道にて)

 

今から登る雲仙・国見岳。(登山道から)

 

満開のミヤマキリシマです。(登山道から)

 

国見岳の登山道。大勢の登山者さんでした。(登山道から)

 

 

雲仙・国見岳山頂プレートで一枚パチリ。撮ってもらいました。

 

雲仙・普賢岳をバックに。(雲仙・国見岳山頂)

 

国見岳山頂から雲仙岳の新登山道を初めて歩いてきました。

西の風穴、北の風穴、鳩穴分かれ、立岩の峰、霧氷沢、

普賢岳山頂、紅葉茶屋、あざみ谷、と歩いてきました。

なんと、鳩穴分かれ~普賢岳山頂間は一方通行になっていました。

 

平成新山を間近に眺めて普賢岳の山頂を目指します。

 

普賢岳の山頂。

平成新山をバックに一枚パチリ。

 

平成新山をバックに。

雲仙・国見岳のミヤマキリシマも感動しますね。

2泊3日の楽しい小さな旅でした。

 

 

 

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熊本大地震 18

2016年05月18日 | 熊本大地震

余震が止まりませんね。

気象庁のホームページから転載。

5月18日 13回

⑬ 18日 22時26分頃 熊本県熊本地方  M1.9  震度1
⑫ 18日 18時49分頃 熊本県阿蘇地方  M2.1  震度1
⑪ 18日 17時12分頃 熊本県熊本地方  M3.1  震度2

⑩ 18日 15時38分頃 熊本県阿蘇地方  M2.2  震度1
⑨ 18日 15時16分頃 熊本県熊本地方  M2.0  震度1
⑧ 18日 11時52分頃 有明海        M3.5  震度2
⑦ 18日 10時06分頃 熊本県熊本地方  M3.6  震度2
⑥ 18日 05時52分頃 熊本県阿蘇地方  M2.4  震度1
⑤ 18日 03時54分頃 熊本県熊本地方  M2.6  震度1
④ 18日 02時37分頃 熊本県熊本地方  M2.3  震度1
③ 18日 00時49分頃 熊本県熊本地方  M3.4  震度2
② 18日 00時38分頃 熊本県熊本地方  M3.6  震度3
① 18日 00時13分頃 熊本県熊本地方  M2.8  震度1

5月17日 ⑩回

① 17日 19時31分頃 熊本県熊本地方  M1.8  震度1
② 17日 19時20分頃 熊本県熊本地方  M3.1  震度3
③ 17日 17時42分頃 熊本県熊本地方  M2.4  震度1
④ 17日 12時13分頃 熊本県熊本地方  M2.5  震度1
⑤ 17日 11時13分頃 熊本県熊本地方  M2.8  震度2
⑥ 17日 08時32分頃 熊本県熊本地方  M2.6  震度1
⑦ 17日 07時46分頃 熊本県熊本地方  M2.4  震度1
⑧ 17日 03時15分頃 熊本県熊本地方  M3.0  震度2
⑨ 17日 01時27分頃 熊本県阿蘇地方  M2.1  震度1
⑩ 17日 00時58分頃 熊本県熊本地方  M3.3  震度2

5月16日 ⑫回

① 16日 22時51分頃 熊本県熊本地方  M2.5  震度1
② 16日 20時57分頃 熊本県熊本地方  M2.0  震度1
③ 16日 18時14分頃 熊本県熊本地方  M2.4  震度1
④ 16日 17時50分頃 日向灘        M4.7  震度3
⑤ 16日 16時00分頃 熊本県熊本地方  M1.5  震度1
⑥ 16日 14時45分頃 熊本県熊本地方  M3.2  震度2
⑦ 16日 13時24分頃 熊本県熊本地方  M2.8  震度1
⑧ 16日 13時13分頃 熊本県熊本地方  M2.8  震度1
⑨ 16日 11時58分頃 熊本県熊本地方  M3.1  震度2
⑩ 16日 08時15分頃 熊本県熊本地方  M2.2  震度1
⑪ 16日 03時47分頃 熊本県熊本地方  M2.0  震度1
⑫ 16日 00時31分頃 大分県中部     M2.7  震度1

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熊本大地震・罹災証明書

2016年05月18日 | 熊本大地震

◆ 罹災証明書 ◆

菊池さんから電話です。

『ganさん、テレビが罹災証明書、罹災証明書って言うとるばってん、

罹災証明書ってなんね~?教えて~!

自宅も少し傷んだぐらい、地震保険にも入っとらん。

並んでまで罹災証明書ば貰って、何かよかこつがあっとね?』 と。

 

【罹災証明書ばもろとくと、修理費が所得から引かれるごたるばい。

瓦がチョコット飛んでも、修理費は100万円もかかるばいた。

所得から100万円引いてよかったい。

所得が下がると、税金が安くなるたい。並んででも貰っておきなっせ。】

 

◆ 罹災証明書の判定 ◆

【全壊】、【大規模半壊】、【半壊】、【一部損壊】の4段階で判定されます。

【一部損壊】の罹災証明書は、申請と同時に発行してくれます。

 

【半壊】以上で申請すると、現地確認・判定で、罹災証明書が発行されます。

この現地判定が、お役所仕事なのです。

マニュアル通りに行われます。

4段階の判定業務は、血の通った人間が行うのですが、

役所が創ったマニュアル手引書には、人間の赤い血が流れていません。

仮設住宅に入居できるのは【全壊】、【大規模半壊】の罹災証明書が必要なのです。

仮に、みなし仮設住宅に入居していて、判定が【半壊】だったら、家賃は自己負担です。

罹災証明書が発行されるまで、みなし仮設にも入れません。

みなし仮設は、家賃6万円以下の物件を被災者自ら探します。

 

◆ 生活支援金 ◆

被災者に対する生活支援金は、

● 全壊判定で複数世帯員100万円、独り者だと75万円(75%)です。

● 大規模半壊判定は50万円、独り者だと37.5万円です。

● 半壊、一部損壊の被災者には、生活支援金はありません。

 

◆ 加算支援金 ◆

生活支援金の他に、加算支援金があります。

● 全壊判定で解体し、新築すると加算支援金200万円がプラスされます。

生活支援金(100万円) + 加算支援金(200万円)=合計300万円です。

単身者は150万円プラスされ、合計225万円です。

● 大規模半壊判定で、解体、新築すると加算支援金〇〇円がプラスされます。

(〇〇円は調べています。)

● 半壊、一部損壊には加算支援金などありません。

 

◆ 解体費用 ◆

解体費用は、国と県が払ってくれるようになりました。

為政者がやろうと思えば、解体費用も税金で出来るのです。

 

半壊、一部損壊の被災者にも国の支援金(税金)を!

半壊、一部損壊の被災者も義援金支給の対象に!!

同じ被災者でも、半壊、一部損壊の被災者は自己責任です。

 

◆ 義援金 ◆

全国から集まった義援金の支給が始まったようです。

● 【全壊】、【大規模半壊】の判定には義援金の支給があります。

● 【半壊】、【一部損壊】は行政の支援金(税金)は全くありません。

税金を払っている被災者ですが支援金(税金)は全くありません。

支援金が無いから、義援金(ご厚意の寄付金)も無いでしょう~?

 

◆ 罹災証明書・4段階の判定 ◆

為政者が被災者を助けようと思えば出来るのです。

解体費用が税金で出来たように、被災者の生活支援金の増額も税金で出来るのです。

国民は税金を払っているのです。

住む家も無く、仕事も無くなり、お金も無い、行政の手助けが無い被災者も生きています。

 

 

◆ 桝添東京都知事 ◆

公金を、家族旅行、絵画購入、食事会に使う為政者。

この税金を、私的に、湯水のように使う桝添氏を都知事にしたのも国民です。

小泉・竹中・御手洗・この3人がリーダーになってから、

税金の使い方が可笑しくなりました。

3巨悪がトリクルダウン政策で、国民の税金を富裕層のために使いましたが、

富裕層の富が滴り落ちてくる事はありませんでした。

税金を我が物顔で使う桝添氏のような政治屋さんが増えただけです。

 

◆ 熊本市内の高層マンション被害 ◆

新耐震基準で造られたマンションの被害も甚大です。

あとで、被害にあった高層マンションの画像を!

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熊本大地震 16

2016年05月17日 | 熊本大地震

今日はいいお天気です。

今日も揺れています。毎日揺れています。

震度7 M7.3(マグニチュード7.3)の熊本地震から1ヶ月が過ぎました。

あの日から、時間が止まったままです。

日本経済と同じで、回復が感じられません。

朝日新聞のトップ記事に、

市町村長の首長に実施した緊急アンケート結果が載っていました。

各首長も各市町村民と同じ感覚ですね。

全国の皆様からの熱いご支援には感謝・感謝ですが、

復興を実感できるまでの期間は見通せませんね。

 

上の画像:5月17日(火)の朝日新聞をスキャン。

各首長の回答:(復興を実感できるまでの期間)

 

毎日、揺れていますから、個人的には復興へのスタートがきれないのです。

あの日から、時間が止まったままです。

小泉改革で壊されたままの地方経済と同じです。

回復・復興の時期は見通せません。

 

5月17日(火)の水前寺公園。

 

自噴する井戸(赤丸)を掘られていますが・・・・・。

なかなか、溜まりません。

 

5月17日(火)の熊本城、立ち入り禁止のままです。

二の丸広場のみ、入城できます。

 

5月17日(火)、重要文化財の櫓も壊れています。

余震の度に、崩れています。

 

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