70年ぶりの労働法改正案が廃案になりそうですね。
労働法改正案は、
富裕層(武士階級)が、農民(労働者)から過酷な年貢を取る構図を見せつけました。
農民(労働者)は、『お上が間違った事をされる訳がない』と、思い込んでいると思っていました。
長時間労働を合法化する労働法改正を、労働者が反対の声を上げないのが不思議でした。
今回は、多くの労働者に代わり、野党の先生方が動いたようにしか見えません。
野党の先生方が動き、70年ぶりの労働法改正(奴隷法案)は、廃案になりますね。
奴隷法案を成立させたら、日本の人口減少、少子高齢化は益々止まりません。
若者(20歳~35歳)の死因のトップは自殺です。若者の自殺数、世界一です。
雇用の安定がぶっ壊され、正社員を辞めると2度と正社員には戻れません。
過労死、過労自殺、いじめ自殺が横行する職場でも、辞める訳にはいかないのです。
正社員を辞めると、2度と正社員には戻れません。
『辞めるも地獄、残るも地獄』 の職場ばかりになっています。
企業も生き残りをかけ、人件費削減にまい進中です。
政府は、経団連の幹部が言うまま、労働法を改正し、
裁量労働制を多くの労働者に適用させ、長時間労働を合法化する予定でした。
私は、このまま労働法が改正され、非正規社員だらけの職場で、
長時間労働が常態化され、過労死、過労自殺、いじめ自殺が益々増大し、
世界一の若者自殺数の更新が続くと思っていました。
今回は、労働者(国民)の反対行動は全く見えませんでしたね。
野党の先生方、あっぱれ~!でした。
そもそも、厚労省がデタラメなデーターの資料を参考にしたのは、
裁量労働制の月給を、労働時間に換算すると、最低賃金を下回るからです。
裁量労働制は、月給を決め、残業代を支払わない制度です。
この残業代ゼロの裁量労働制を多くの労働者に適用すると、
最低賃金を下回るのです。
全くデタラメな改革案を廃案にするのは当然です。
野党の先生方! あっぱれ~!でした。
労働者派遣法も、廃案にして欲しいものです。
格差社会の元凶は小泉純一郎が改正した労働者派遣法です。
派遣会社=手配師、派遣社員=日雇い労働者なのですから。