気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く7 その13 「大洗の夏晴れです!!」

2014年08月20日 | 大洗巡礼記

 翌朝は6時に起床しました。外を見ると曇りでしたが、雲は次第に北に流れて切れ目も見えたので、間違いなく晴れることが分かりました。「ウスヤ」の店主さんの言葉通りでした。


 三階のカウンター席へ行って、昨晩の夜景の辺りを確かめました。やはり中央の建物は大洗町役場でした。灯りがひときわ強く輝いていた辺りは、漁港およびフェリー埠頭でした。


 商店街の方角を見ました。雨が降り続いた後だけに、日差しが眩しく感じられました。今日は暑くなるな、と感じました。


 三階からの階段を下りた所に応接セットがあります。しばらくそこでゆったりと過ごし、記念写真も撮りました。


 朝食まで間があったので、女将さんに頼んで玄関を開錠してもらい、通りに出てみました。今回は初日から曇りや雨でしたので、晴天になると街の景色も雰囲気も全然違って明るく感じられました。まだ7時前でしたので、人通りはまだありませんでした。


 曲がり松から東町への道の朝景色です。この界隈の朝の風景は、今まであまり撮っていなかったように思います。


 朝の「さかなや隠居」の外観です。三階部分が奥の方にあるので、通りから見ると二階建てにしか見えません。初めて訪れた時は木造の建物でしたが、宿の雰囲気というか風情はあまり変わっていないように思います。外観を変えても中身は変わらない、というのは経営のあるべき一つの姿ではないかと思います。


 隣の「かま家」です。キャラクターパネルのうち、黒森峰ペアの西住まほと逸見エリカを隣同士に配置しているのは、単なる偶然だということですが、ファンとしては「これ以外の配置は有り得ない」として捉えるので、偶然ではなくて意図的に配置したのではないかな、と今でも思ってしまいます。


 逸見エリカも朝早くから店先でがんばって居ます。この界隈で朝の6時台からパネルが出ているのも、大洗の黒森峰ペアの特徴の一つです。近くの秋山優花里や阪口桂利奈などは、まだお店のシャッターが降ろされたままなので出ていません。


 向かいの「茨城県信用組合」の小山柚子も建物内に収容されたままです。いちおう外から見えるようにウインドーに立てかけてあります。


 時間になったので、宿に戻って朝食をいただきました。女将さん曰く、「ガルパンファンの方はみんな素泊まりが多いのよ、星野さんのように朝食付きの方って少ないの。ここいらは朝に食べる所ってあんまり無いのに、皆さんどこで食べるんでしょうね」と。たぶん「ウスヤ」で串カツ食べたりするんじゃないですか、と答えたら、「それって体にはどうかしらねえ、朝から油っこいの食べるのってどうかしらねえ、きちんと朝ごはん食べて体を整えておかないとねえ」と言っておられました。まったく同感でした。
 何度も訪れて泊まっているから分かるのですが、大洗の商店街エリアには朝の食事を提供してくれる施設が全くありません。喫茶店でモーニングセットなどを出していただけると有難いのですが、ガルパン巡礼人気スポットの「ブロンズ」ですら、そういうメニューを見かけません。


 今回は鯵のタタキが出ました。美味しくいただきました。


 ホッケも美味しくいただきました。ホッケの干物はあんまり旨く無いとか言われるようですが、そんなことはありません。一般的な鯵やサンマなどの干物の塩味が強いので、それを食べ慣れているとホッケのようなまったりした薄味の品が物足りなく感じる、ということだと思います。

 私は関西の人間なので、料理も薄味が普通です。大洗のほとんどの宿泊施設は、関東風の濃い味付けが普通なので、それらをいただく際に醤油などをかける必要がありません。料理によっては「辛いな」と感じるものもあります。美味しいのですが、刺身用の醤油、味噌汁、納豆のタレ、魚の煮つけ汁、などが大体関東風の味付けになっていますので、食べていて「濃いなあ」と感じることが少なくないです。ガルパンブームで関西からも大勢の巡礼ファンが訪れるようになっているにもかかわらず、大洗の多くの宿泊施設では、あんまりそういった点には注意を払っていないように感じられます。

 前日に「石福」にてそのことも話しましたが、店主よりも奥さんが「本当にそうなんだよ」と納得しておられ、「そういえば隠居さんの天丼はタレがさらっとして上品でしょ、あれ関西風なのかもねえ、味付けってよく考えたら重要なんだけど、今まであんまりそういう事言う人っていなかったわね」と深く考え込んでおられました。

 私が感じるところでは、「さかなや隠居」の料理は、お昼の「平成魚松」のメニューもそうですが、全体的に味付けが控え目です。関西風、とまではいきませんが、それでもまろやかな味わいを目指していることが分かります。もともと年配の宿泊客が多く、大阪などから商用で泊まりに来る客も少なくなかったと聞きますので、そうした客層に合わせて味を薄めにしたのかもしれません。いずれにせよ、私にとっても料理の味付けがまろやかであるというのは、嬉しいことですし、健康のこともあるのでとても重要です。
 だから、私はこの宿をを大洗での定宿に決めつつあります。来月も必ずここに泊まります。一泊二食に切り替えて夕食も味わってみたいと考えます。


 お昼に営業する「平成魚松」のお勧めメニューです。食べたことがあるのは「豪海天丼」と「カツオ三種盛り定食」ですが、どれも素晴らしかったので、また食べてみたいです。それとは別に、「海鮮丼」や鯛茶漬け付きの「魚松Dコース」も魅力的です。次に泊まる時にどちらかを食べてみましょうか・・・。


 玄関口の内側の柱には、コミック版「リトルアーミー」で知られる槌居さんの直筆サイン色紙が飾られてあります。この旅館にある唯一のガルパン寄贈品なので、その存在感は際立っています。当然ながら西住まほを描いてありますが、パネルよりも若い感じなので、「リトルアーミー」に登場した中学生当時のまほですね・・・。 (続く)

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