大洗磯前神社の一ノ鳥居の交差点から東町商店街への道を見ました。右に見える三階建の建物は民宿の「忠愛丸」で、ガルパン応援宿泊プラン実施施設の一つです。以前はガルパンファンの宿泊客があると、向かいの「森寅ひもの館」からノンナのパネルを借りて施設内に飾って迎えたそうです。
いまはノンナは「さかげん」にてカチューシャとともに常駐しているので、「忠愛丸」にて客を迎える任務は終了したということなのでしょうか・・・。
信号交差点を左折して大洗海岸ぞいのバイパスへと進み、大洗ホテルの前の浜辺に建つ灯台を見ました。
鹿島灘の荒波は、次第におさまってきているようでした。
この日も海岸護持のための工事が続けられていました。先月もやっていましたから、けっこう日数がかかるようです。夏の海開きまでに海水浴場も含めた海岸線の修復整備を行う、と聞きました。
のんびりと歩いて、セブンイレブンの近くまで来ました。大洗町内には幾つかのコンビニがありますが、大洗駅近くと大洗港近くという二つの重要ポイントをセブンイレブンが占めています。バイパス沿いにはファミリーマートもあります。
歩きながら左手の景色を眺めていると、遠く弓なりに続く海岸線の向こうに大きな四角い建物と紅白の煙突が見えました。大洗町の南端にある夏海湖を施設内に取り込んだ、日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターの建物でした。現在は休止状態に置かれている高速増殖炉の実験炉「常陽」が設置されています。
大洗漁港の魚市場の前に移動し、市場の向かいの「かに弥」に行きました。
既に時刻は11時過ぎでした。早い昼飯をこの店の「かにめし」と「かに汁」で楽しむことにしました。
販売コーナー内にはカニ商品が豊富に並べられていましたが、さすがに大洗だけあって値段の安さが感動的でした。他ではこんなに安くカニを買えませんね・・・。
注文した「かにめし」と「かに汁」が運ばれてきました。これで合計800円です。
「かにめし」です。かに汁で炊いたご飯の上にカニが乗せられてあるという、贅沢な一品です。
「かに汁」です。薄めの味噌にてカニを煮込んだものだということです。一口すするだけで、濃厚なカニの風味が広がってきます。
ゆっくりと食べて味わっていると、向かいの倉庫へ「石福」の店主さんが野菜を納入しに来られました。私に気付いて「ああ、昨日はどうも」と声を掛けてきました。いつまで御滞在で?、と訊ねられたので、今日の昼過ぎに帰ります、と答えましたら、「じゃあ、それまでに少しでいいからウチに寄ってくれよ」と笑っていました。ではお言葉に甘えまして、と応じて「石福」行きも予定に入れました。
カニの味を堪能した後、ふたたび商店街の通りに戻って「金丸釣具店」や「森屋菓子店」の前を通りました。
大洗町役場の方に出て道を西に進み、「カジマ」に立ち寄りました。ここでも「カニコロッケ」を買って食べました。この日の昼はカニばかり食べて楽しんでおりました。
ホシノです。私もホシノなんですが、このお店のホシノは、ついに公式オリジナル缶バッジ化されました。ですが、私ホシノの缶バッジは絶対に出ませんので悪しからず。 (続く)