ステップ1および2では、エンジンを組み立てます。小さなパーツが多いですが、精度は良いので、組み立てが楽に出来ます。ガイド図に従って進めましたが、見やすくて分かりやすいのが良かったです。
ステップ1で、エンジンの各部品を組み立てました。
左より、トランスミッション、エアークリーナー、キャブレターです。右端の部品はエンジン側面の筒型パーツですが、名称は分かりませんでした。
エンジン本体のパーツ群です。細部の表現もしっかりしています。
組み立てました。
エアークリーナーと連接パイプを組み付けます。
パーツの合いが良いので、組み付けが楽に出来ました。
さらに、各種の部品を取り付けてゆきます。
全て組み付けました。この時点では、まだトランスミッションを付けていませんでした。
このエンジンだけでも細かく出来ていますので、充分に見応えがあります。資料によれば、このZiL-157トラックのために新規開発された、104馬力の5.6L直列6気筒ガソリンエンジンだそうです。
ZiL-157トラックは、1958年から1961年にかけて製造された初期型、1961年から生産された改良型のZIL-157Kとに大別されます。改良点は走行装置、変速機等ですので、外見上の変化はありません。
今回のトランぺッターのキットはZIL-157Kですので、いま組み立てたエンジンは、改良後の姿であることが分かります。1994年まで生産されていたトラックなので、現在でも相当数が現役であるそうです。プラウダ高校チームの戦車以外の車輌は、ZiS151トラックやBTR-70装甲輸送車も含めて、戦後に作られたものが多いようですね。 (続く)